ba0bb04ce83fa1b3f7c17d577c28d6ab

千早
article_img_header_eed2a91fda3acd241b7fb284fe25d4cb
やよい
0570e013-s

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:37:17.844 ID:YIHBACRv0.net
千早「ふっ、ほら貸しな。治してやる」

やよい「しかし……これはアマガシウム合金の繊維で編まれた財布、素人には治せねえぞ」

千早「いいから貸してみな」

グイッ

やよい「あっ……!」

千早「ぬんっ!」

キュアーン

やよい「す、すげえ……!財布が元通りだ……ぁ!」

千早「しっかりしろよなァ、万札がはみ出てたぜ。貧乏キャラで行ってんだからよ」

やよい「アザーッス!」

春香「おはようござっ!?」グルンドンゴシャーベキベキーッ

千早・やよい「春香……ーーァ!」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:41:01.765 ID:YIHBACRv0.net
春香「えへへ……骨折れちゃったぁ」マキマキ

千早「春香、あなた顔が無いわよ」

やよい「オエッ……オロロローン!」ビシャビシャッ

雪歩「汚い」

真「おはようございます」

響「ハム蔵、お前でかくなったな!」

ハム蔵「そうでござるか?」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:43:35.581 ID:YIHBACRv0.net
P「おうおまえら、全員揃ってるな……今日はここで大発表だぜ!」

みんな「なになにー?」

P「なんと……765プロの単独ライブが決まったんだ!」

みんな「わーい」

P「すごいだろ!」

ハム蔵「それがしも出られるでござるか!?」

P「お前がメインだ!」

ハム蔵「ほ、本当でござるか!」

千早「すげええええええええ」

真「ほげええええええええ」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:50:02.104 ID:YIHBACRv0.net
ライブ会場

お姉さん(彼にフられるなんて……もう生きてても意味無いわ……)

お姉さん(どうせなら最後に……花咲かせてやるよ……血の花をなァ。)


P「グッ!?」

ズシャッ

響「Pァッ!?どうしたんだぞ!?大丈夫かぞ!」

P「グフっ……腸が出てきたぜ……痛いー」

腸「ドロッ」

響「ひ、ヒアァーッ」

お姉さん「クヒヒヒヒ……クキュエッ」コキッ

ハム蔵「このアマ……Pを殺しやがった……クソ……ライブは中止か……」

小鳥「せっかくのライブだったのに……」

春香「Pが死んだせいで……」

千早「糞が、死ねよ」

P「もう死んでる」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:51:20.386 ID:YIHBACRv0.net
961プロ本社

秘書「無事、Pの始末を遂行しました。」

961「596」

秘書「では、次はどうしましょう?」

961「37564」

秘書「了解しました」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:54:01.633 ID:YIHBACRv0.net
ライブ会場

響「……んっ?」

響「!」

響「あ……あれは……!」

みんな「ミサイルだーァ!!!!!」

社長「いかん!あれは5分で到着する!」

千早「……仕方ない、小鳥さん!」

小鳥「応!」

千早小鳥「合体!」

説明しよう!千早と小鳥が心を通わせ貝合わせをすると、二人の魂は一つになり合体するのだ!しかしこの合体には5分かかる!さあどうする!?

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:56:53.561 ID:YIHBACRv0.net
千早「あっ……あぁーっ!」スリスリスリスリ

小鳥「イく……イくイくイくぅぅぅぅ!!!!」グチョグチョグチョグチョ

社長「いかん!ミサイルが爆発した!」

響「うわあああああああああ!」

春香「まずは響ちゃんが犠牲に!」

やよい「ぎええええええああああああ」

春香「や、やよいちゃああああああああああんまで!」

春香「そして次は私!さよなら!」ドーン

社長「いかん!」ドーン

千早小鳥「イくうううううううううう」ドーン

お姉さん「あんっ」ドーン

P「ぎゃああああああああ」ドーン

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 11:58:23.296 ID:YIHBACRv0.net
961プロ本社「社長、計画通りことは運びました。」

961「596」

秘書「では、私はこれで」パサッ

961「?」

机の上には、一通の手紙。そこには「退職届」とだけ書かれていた……

おしまい

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:12:56.606 ID:YIHBACRv0.net
P「響」

響「?」

P「ちょっと、こっちにこい。話がある」

響「なに?プロデューサー」

P「お前、最近しっぽが生えてきてるよな?」

響「えっ!?いや……そんなことないけど」

P「それに、猫耳も出てるし……」

響「きっ!気のせいだ!」

P「いや……誤魔化せないよ、もう。ファンもそろそろ気づき出す頃だ」

響「……」

P「そこで、一つ提案がある」

響「?」

P「響、猫娘アイドルとして活動する気はないか?」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:15:17.109 ID:YIHBACRv0.net
響「えっ!?」

P「つまり、あたかも自分が猫かのように振舞ってアイドル活動をするんだ。どうだ?」

響「い、いや……そんなの、人として恥ずかしいっていうか……いやだぞ」

P「そうか……なら、アイドルはやめてもらうしかないなぁ?」

響「えっ!?そ、そんな!どういうことだ!?」

P「プロデューサーの命令は絶対。聞けないならアイドル失格だ」

響「な、なんてこと……」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:18:42.891 ID:YIHBACRv0.net
P「どうする?猫娘アイドルとして活動するか、それともアイドル辞めて惨めに沖縄に帰るか?」ニヤニヤ

響「こ、この……クズ……!」

P「ほら、早く決めてくれ。俺も仕事で忙しいんだ」

貴音「話は聞かせてもらいましたよ。プロデューサー、失望しましたよ」

響「貴音……」

P「なんだと?」

貴音「響……私が、貴方を養ってあげます。だから、こんな穢れた事務所はとっとと辞めてしまいましょう」

響「え?それって……」

貴音「貴方を私のペットにするということですよ」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:21:32.511 ID:YIHBACRv0.net
春香「話は聞かせてもらいましたよ」

P「春……菜?」

春香「春香です」

P「あ、ごめん。新人の名前覚えるのって苦手なんだよ」

春香「8年目です」

P「で?何の用だ」

春香「響ちゃんが貴音さんのペットになるというのなら、私はプロデューサーさんのペットになります。そういうことです」

P「え……いらん」

春香「ふぅ……」

春香「そうですか、では」

ガチャッ

春香「これでどうです!?」(猫耳装着)

P「……誰?」

春香「春香です」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:23:56.472 ID:YIHBACRv0.net
響「ごめん、話の途中だから……邪魔しないで」

春香「ごめん……」

ガチャッバタン

貴音「さて、それでは私の家に行きましょうか」

響「嫌だぞ」

P「……!」

貴音「なっ……それではこの男の言いなりになるというのですか!」

響「うーん……貴音のペットになるぐらいなら……」

貴音「なんと」

P「おい、貴音」

貴音「なんでしょう」

P「お前……うさ耳が出てるぞ」

貴音「しまった!」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:27:42.398 ID:YIHBACRv0.net
貴音「くっ……このような愚物に耳を見られてしまうとは……一生の不覚……!」

P「……貴音?」

貴音「……なんでしょう」

P「どうだ?うさぎアイドルとしてデビューしてみないか?」

貴音「……!」

貴音「私が……デビュー……?」

P「ああ、お前はずっと才能がなくてデビューさせられなかったが、うさぎとなると話は変わってくる。今うさぎアイドルとしてデビューすれば、Aランク……いや、Sランクアイドルも夢じゃない」

貴音「します」

響「なんと」

P「んじゃあお前ら二人でユニットな」

貴音「よろしくお願いいたします、ひびにゃん」

響「ええ……嫌なんだけど……」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:29:19.416 ID:YIHBACRv0.net
こうして、二人は異色の動物系アイドルとしてデビューした。

貴音の生き生きとした瞳、それに似合わぬたどたどしい動き。

響のやる気のない瞳、それに似合ったやる気のない動き……

二人のミスマッチ感が、逆に観客を魅了した……

そしてついに、解散の時……

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:31:04.301 ID:YIHBACRv0.net
P「よし、お前ら。ついに解散ライブだ……これで、お前らの活動は終わる。でも、終わりだからって頑張る必要はない。今まで通り適当にいけ」

うさぎ「キュー」

ねこ「ミャー」

P「よし!いってこい!」

うさぎ「キュッ!」

ねこ「ミャー!」

……

……

……

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:33:44.293 ID:YIHBACRv0.net
~オーバーマスター~

ねこ「かっこわーるーいーわーよー」

うさぎ「あたしをーおーとすーのー」

ねこうさぎ「ばーれてーるーのー」

春香「デデデデデデデーン」

ねこ「かーっこつーけーたーとーこーろでー」

うさぎ「歌詞を忘れました」

春香「ずこーっ!」

観客「ふざけんな!なんだこのライブ!クソ!クソ!μ's見にいくわ!」

うさぎ「……いまよ!」

うさぎ「貴音ちぇーんじ!」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:35:19.429 ID:YIHBACRv0.net
うさぎ「むくっ」

観客「!?」

うさぎ「ぼいーん」

観客「なっ……」

うさ音「ムキムキムキッ」

観客「う……うさぎが……」

マチョ音「マッスル!」

観客「マッチョになったァー!!」

ねこ「え、自分もやるの?」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:36:57.723 ID:YIHBACRv0.net
マッチョ「もちろんだ。お前もプロテイン飲んでマッスル!しようぜ!」

ねこ「ええ……やだ……」

マッチョ「HEY!マッスル!」

観客「うおおおお!マッスル!」

P「うん、こりゃあいい」

P「響!お前もマッチョになれ!」

響「嫌だぞ……」

おわり

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:48:01.480 ID:YIHBACRv0.net
伊織「イェヒヘヘヘヘヘァ……アウーアー……」

律子「伊織、あんたよだれ垂れてるわよ」

伊織「キヘッ……キェケケケケケケカココココックァイエナナタタタタッカカカカ!!」

亜美「どーしたの?」

律子「伊織がなんかおかしくなっちゃって……」

伊織「ババ!ババ!ザガガガババママムムムムムメメメメゴ!」

あずさ「あらあら~」

亜美「りっちゃん、これ故障じゃない?」

律子「え?」

亜美「ほら、いおりんけっこー型番古いしさー」

律子「か、型番?」

あずさ「そうね~、私より旧式ですしね~」

律子「???」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:49:54.393 ID:YIHBACRv0.net
亜美「あ……あれ?もしかしてりっちゃん……知らないの?」

律子「な、何を?」

あずさ「私たち……」

亜美「ロボットなんだよ?」グパァ

律子「ヒッ!?」

あずさ「ほら~、首も取り外せるんですよ~」スポッ

律子「キエッ」

亜美「あっ!なんで逃げるのさー!」

律子(おかしい……おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい)

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/13(日) 12:51:16.577 ID:YIHBACRv0.net
律子「あっ!」ドサッ

律子「いたた……」

律子「あっ……腕が取れちゃった……」スポッ

律子「それより……あの二人……いや、伊織も含めて3人……」

律子「おかしい……!ロボットだなんて……馬鹿げてる……!」

おわり