1月30日、『王様のブランチ』(TBS系)の『買い物の達人』コーナーに、ベストアルバム『YAMA-P』をリリースしたばかりの山下智久が登場。ノセ上手なブランチレポーター、鈴木あきえにリードされ、終始やわらかい笑顔でソロ活動やプライベートまで気さくに語った。

一見生活感を感じさせない山下だが、自分で洗濯をして、最近は料理もするようになり、洗い物で手が荒れて痛いとか。最近作った料理は「シーフードのアヒージョ」。一番の得意料理は目玉焼きで、黄身が半熟になるまで約1分半、じっと卵を見ているなど、男の料理にしては繊細だ。

結婚願望について聞かれると「もちろん、いつかはしたい。子供もいつかは欲しい」とコメントした。好きな女性は「深く話せる、対話が出来る人」。「どんどんおじいちゃん、おばあちゃんになっていくわけですから、ハートが大事。ちゃんと深くお互いを知り合える人、女性としても尊敬できる強い女性が素敵」と、将来まで見据えた理想の女性像は内面重視のようだ。

■大先輩の名優との“ちょっといい話”

過去を振り返るコーナーでは、連続ドラマ初主演の『クロサギ』（TBS系）について語った。初共演の大先輩、山崎努と一緒のシーンが多かった山下だが、撮影が始まって約1ヵ月、ほとんどしゃべってもらえなかったという。「マジ怖い」と思ったが、負けじと死にものぐるいで食いついていったそう。初めてドラマがオンエアされた翌日、山崎努から「GOOD」と言われたという。「うわ、きた！と思って、泣きそうになりました。それは今でも鮮明に覚えているんです」

以来、1年に1回、もう10年も山崎努の誕生日には『クロサギ』メンバーで集まっているという。「誕生日会は12月の終わりごろにやるので、一年を振り返り、来年はどんな一年にしたいかを話して、アドバイスをいただけてありがたい」と話した。

『クロサギ』の6年後、「最高の人生の終り方～エンディングプランナー～」でも共演した山崎努は「すっかり惚れこんでいる。良い意味でクレイジーなところと冷静なところと両方もっている。下手にいじっちゃだめだね。ああいう才能もったやつはね」と山下について愛情たっぷりに語っている。

■柔軟剤など日用品にもこだわる山下スタイル

本格的にソロ活動を始めて約4年半。「悩みも、葛藤も、すごいハッピーなこともたくさんあった、バラエティーに富んだ4年半だった」「グループからソロになってメンバーに助けてもらっていたことに気がついた」「ソロは自由だけど寂しさもある。そこのバランスを取っていかないと」と、素直な胸の内を語った。

その他にも、買い物を通じて見られたのが、日常シーンでのちょっとしたこだわりとセンスの良いチョイス。その一部を紹介しよう。

◎天然成分で作られた、ニューヨーク発の柔軟剤。「洗濯物もいい香りにしておきたい」と、香りにもこだわりがあるそう。

THE LAUNDRESS (ザ・ランドレス) ファブリックコンディショナー《柔軟仕上げ剤》 #クラシック 475ml

◎「美味しいウイスキーに出会っちゃった」という山下。ウイスキーが好きで、休みの日はウイスキーのストレートを飲むという。「酔っぱらうと少しだけ饒舌になる」と話した。選んだのは、山下いわく「キング感ハンパない」江戸切子のロックグラス。大きいグラスで鼻を近づけて匂いを楽しみながら飲むのがおすすめだそう。

カガミクリスタル・江戸切子ロックグラス（赤/T577-1917-CAU/伝統工芸士・木村秋男氏（デザイン））

◎「イヤホンやヘッドホンが好きで結構いくつももっている」という山下。イヤホン専門店で音質調整機能を搭載したイヤホンとＰの文字が刻まれたイヤホン収納ケースを購入。「低音や楽器の音がしっかり聞こえるタイプが好き。朝はアコースティック系のもの、遊びに行く時はアゲアゲな音楽を聞く」と話した。