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軍事利用という名のもとに、軍隊の連中はクールな改造軍事車両を乗りこなしている。まさに非常時ならではの仕様となっているため、おそらく一般人にはその姿を眺めることしかできないだろう24のクレイジーな車両たちが海外サイトにまとめられていた。
海外サイトからの引用につき、一部誤った情報もあるかもしれない。読者の方が詳しいことが多いので、その場合はお手数でもコメント欄にてアドバイスいただければ幸いだ。
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1.フェド・アルファ
エンジニアリング会社のリカルドと米軍が開発した、軍事車両にしては燃費のいい兵員輸送装甲車。低燃費ターボ直列4気筒ディーゼルエンジンに、アルコア社の超軽量アルミニウム製ブラストシールド。軍は現在、模擬護送や都市での襲撃場面で試運転中。
2.最強ホバークラフト エルキャック(LCAC)
エルキャック(LCAC)は、戦闘任務において、海から陸にスムーズに兵員を配置できるよう設計された巨大なホバークラフト型揚陸艇。巨大なマシンガンを2挺を搭載していて、最大積載で40ノットまで出すことができる。初回の試験では、雪面や氷上への上陸がうまくいかなかったため、どんなタイプの地面にでも対応できるよう改善が必要だった。それ以降、氷上ミッションで二度成功している。
3.超装甲パトロール車両
超装甲パトロール車両。このモンスタートラックは、いずれ老朽化したハンヴィー(高機動多目的装輪車両)の後継にすることを想定して作られた。携行式ロケット弾や小型武器の砲火、ふいの爆発などの攻撃に備える。高出力ディーゼルエンジンに、進歩した装備や完全モダンなシャシー。デザインも、レース経験のある現代の商業車技術とマッチしている。
4.ふたり用特殊自動車
探索・救助用戦闘用車両で、軽量航空機の管類を使用して作られている高速バギー(ふたり用特殊自動車)。最新式の通信装置を備え、天井に大きなガトリング砲をとりつけてあり、数百フィート離れたところから敵を一掃できる。任務の性格や地面の詳細に基づいて、形成フレームを簡単に調整することができる。
5.ピースキーパー マローダー
マローダーは、現在、南アフリカやアゼルバイジャンで使われている、超装甲偵察用車両。10人乗り、重量9.5トン。地雷の爆風や手榴弾にも耐えられる。平和維持活動のために設計され、ダブルのモノコック構造で、実質的にあらゆる軽火器の攻撃には耐えられる。対戦車地雷にも対応できることもあるという。
6.アメリカン・マッスル フライヤー60
信頼性抜群の高性能車両フライヤー60は、安全でしかも素早い運行スピードで、機動性と作戦能力にも優れた力を発揮する。オフロードのでこぼこした地面にも高い対応力がある全天候型車両。敵に回したくない軍事車両だ。極めて頑丈で、ブローニングM2重機関銃、別名キャリバー50をはじめとする、大量武器装備も可能な装甲力も申し分ない。
7.ゲルマン魂 Gワゴン
Gワゴンは、いずれフォルクスワーゲンのTourregの軍用バージョンと競合するかもしれない。最新式遠隔通信システムを備え、巨大な車両の天井にはマシンガンを装備。車体全体が完全防弾仕様になっていて、対誘拐対策機器も備え、世界の要人警護に使われている。
8.反逆者の栄光
市民軍を組織しようと思ったら、ウクライナからVEPR(アサルトライフル)の指揮官を雇いたくなるかもしれない。このモンスター軍事車両は、長さ5メートル、車高2メートル、重量3トン超。15人の血気盛んな兵士を運ぶことができる。4リットルターボディーゼルエンジン搭載。値段は7万ドル
9.冷戦の名残 ZIL135
冷戦時代にロシアが使用していた、このZIL135は8輪のお化け車両で、大砲ミサイルを発射するために設計された。重量11.57トン、長さ9.1メートル、車高2.7メートル。多くの共産主義国に広く輸出されていて、特に北朝鮮の軍事パレードの映像でよく目にする。
10.FLYPmode
FLYPmodeは、さまざな戦闘や平和維持活動で人員を容易に配置するために設計された。まだ開発途中の概念段階。すべての設計作業をまとめ、特許や商標を侵害していないか確認するのに3週間、組み立てに3ヶ月かかる。このでかい車両が戦闘地域でお目見えするのも時間の問題だろう。
11.遠隔操作車両の雄 GuardiumUGV
イスラエルが開発したこのGuardiumUGVは、ガザ地区境界で侵略者を防ぐ戦闘に使われている。イラクやアフガニスタンの空を席巻している空飛ぶドローンと同様、遠隔操作で動く陸の車両は、そのうち前線にいる生身の兵士にとって替わるかもしれない。この遠隔操作の怪物同士が直接対決している場面を想像してみて欲しい。まるでスターウォーズの世界だ。
12.ドイツ版ハマー
GモデルまたはGワゴンとしても知られるメルセデスのGクラスは、世界の車両の中で間違いなく特別な地位を維持している。まさにドイツ版ハマーといっていい。最初から軍事使用に特化して設計されたが、その後、もっと装いを贅沢にした、非軍事バージョンが一般向けに売り出された。ルーフにマシンガンがついているほうがカッコいいが。
13.怪物バギー
中東での戦闘向けに2010年に設計・製造された。この超高速砂漠偵察(DPV)バギーは、スピード、殺傷力に優れていて、1980年代に米軍で開発された、さまざまな急襲用車両のひとつ。屋根にマシンガンを装備し、敵から身を守るだけでなく、かなりの脅威を与える。
14.水辺のモンスター オトカ社製コブラ
このトルコのオトカ社製コブラは、水陸両用襲撃車両で、水の中でもへっちゃらだ。水陸の出入りも楽で、水陸両用で使える頑丈な武器を搭載している。トルコ海軍は現在新たな水陸両用車両を探していて、このオトカ・コブラは候補のひとつ。オトカ・コブラ2という新しいバージョンもある。
15.武器満載、極めて危険 グラディエーター
グラディエーターはまだ実際には使われていないが、2010年に設計・製造された。遠隔操作の探索・破壊車両で、地雷を搭載して目的地に侵入するために作られた。戦場内を移動させるのも容易。暴徒鎮圧のために、擲弾発射筒や小型ミサイルなどの高性能武器を搭載するようになった。
16.ネオテリィック・ミリタリー・ホバートレックLCACトレーナー
ネオテリィック・ミリタリー・ホバートレックLCACトレーナーは、現在海軍で使われている大型ホバークラフトの廉価版だ。2011年に米海軍によって、操縦士や航海士の軍事訓練用に設計された。高速で、完全水陸両用、襲撃や船から陸または浜での展開作戦を行う。
17.凄腕牽引トラック
このMRAP(装輪装甲車両)回収車は、現在、アフガニスタンに配備されている。米軍は最近、破損車両の更新のために、250台のM1249を注文した。戦闘地域にあるどんな車両でも牽引することができる。現存のもっとも重い対地雷装甲車でもオーケー。
18.プラサン・サンドキャット
プラサン・サンドキャットは、イスラエルのプラサン社設計による軽装輪装甲車。当初は、イスラエル国防軍に配備されているAIL社のストームジープの後継車の予定だった。フォードのFシリーズをベースに開発され、最大6人の部隊を一度に運ぶことができる。現在、メリーランドのアバディーン性能試験場で試験中。
19.ハイブリッド・ホバークラフト
現在、海軍のSly Fox作戦の第9プログラムで試験中。UH-19XRWホバークラフトは、陸上や水上を1.8メートルまで飛ぶことができる。高機能ホバークラフトとして設計され、地面効果で飛行するための翼がついている点がユニーク。飛行パイロットのライセンスは必要なく、船として登録される。完全に未来型指向だ。
20.砂漠偵察車両(DPV)
砂漠偵察車両(DPV)計画は、湾岸戦争の不可欠な要素だった。加速スピードが優れ、オフロードでの機動性が優れているため、DPVは砂漠の嵐作戦の間、広く使われた。1991年、海軍のシールズによって最初に使われた、チェノウェスの速攻車両は、砂漠用軽装甲バギーで、4秒以内に時速48キロまで加速できる。4挺のマシンガンと2台の対機甲ロケット発射装置を搭載している。
21.驚くべき両生類 ギブス社のクアッドスキー
ギブス社のクアッドスキーは、世界初の高速水陸両用車両。陸でも海でも時速80キロまで出すことができ、スイッチひとつで移動することができる。水中に入るときは、ボタンを押して、車両の格納部に車輪を引っ込め、駆動系から分離することができる。現在、軍によって試験中。
22.まさに野獣 フェデラル・コマンダー
フェデラル・コマンダーは、米軍のために設計されたコンセプト車両。この機動性のいいコマンド車両は、緊急事態や全国的な特殊な防衛事態が発生したときに、連絡や調整を強化・復旧するために配備されている。兵士たちが欲しがるあらゆる仕掛けや装置が装備されている。
23.砂漠の戦士
湾岸戦争のときに、米軍の部隊が採用した。大型の超装甲ハンヴィーに対抗した、チェノウェスのこの攻撃車両は、砂漠でスピードと機敏性を発揮できる。なんと時速160キロ以上も出すことができ、戦闘でほかにはない多彩な働きが期待できる。
24.ハイブリッド車?
軍の研究者たちは、タルデックの超軽量車両の試作品を、低燃費、多彩な機能、どんな環境でも生き残ることができるようにすることによって、さまざまな要求に対応させた。こうした要求は、兵士たちが戦地でのストレスに対処するのに必要なことだ。
via:viralboom・translated konohazuku / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
マスターチーフが乗ってそう。
フォルクスワーゲン、お前はもうちょっと頑張れ。
2. 匿名処理班
この手の車両を見ると未だに『メガフォース』を思い出す
3. 匿名処理班
たまらんな
4. 匿名処理班
傾斜装甲なのかどの車もSFチックだな
5. 匿名処理班
ドラえもん「凄腕牽引トラック〜」
テッテテー!
6. 匿名処理班
紛争地帯だとトヨタの車が改造されているよな
7. 匿名処理班
マローダーはバグズとドンパチやる方でお願いします。軍用で重武装、無装甲てのは機動性重視ってことなのかな。砂漠仕様は暑さ対策って面もあるんだろうけど。
8. 匿名処理班
4.ふたり用特殊自動車 13.怪物バギー 20.砂漠偵察車両 23.砂漠の戦士
こいつらからは、マッドマックス的ヒャッハーーを感じる
9. 匿名処理班
八甲田山へ演習に行く自衛隊の車をよく見るんだけど、運転席の横の窓が、病院の受付の窓みたいな形になってるのはなぜなの?(・_・)
10. 匿名処理班
実際に欲しい車ばかりだな・・・
コレほんとに一般じゃ買ったり乗れないのん?
11. 匿名処理班
11は甲虫っぽくわらわらと大量に湧きそうで草
12. 匿名処理班
乗りたい気持ちもあるけど乗る=命の危険があるんだよな...
13.
14. 匿名処理班
普通の軽自動車も
塗装さえミリタリー風に変えたら
あんがい同じような雰囲気が出るよ。
塗装のもつ影響力はでかい。
15. 匿名処理班
何台かHALOのワートホグに似てる、いやワートホグが似せたのか
16. 匿名処理班
ただひたすらに機能性を追及した結果
デザインに力を入れたものよりかっこよくなるという不思議。
17.
18. 匿名処理班
※10
受注販売している車あるので可能
中古もよく公売でひょっこり出てくるし
手入れしてもいいので安けりゃいいという
人ならこっちもいいかもね
新品だと2000万から中古だと100万より(車両による)
19. 匿名処理班
マローダー、あるかな? と思ったらホントにあった
イギリスの某車番組で検証してたとき、ハマーを吹き飛ばす規模の爆弾を爆破させてもタイヤがひん曲がっただけで動いたあたりが笑えた
あと、一応市販車両らしいけど、スペック的に一般人が使う場面は有り得ないよねぇ
20. 匿名処理班
※9
もし窓を全部開けてる時に攻撃されたらドライバーが死ぬ可能性が高くなるから、その可能性をちょっとでも減らすため
21. 匿名処理班
ミリ記事はみんな食い付きがすごいねぇ。さすがの人気ジャンルだ。
22.
23. 匿名処理班
軍隊「Nox・PM?なんぼのもんじゃい!」
24. 匿名処理班
※16
性能と直感で感じる美しさは比例すると思う
ハリボテはすぐ分かるんだよね…
25. 匿名処理班
※6
トヨタ戦争 と呼ばれた紛争ありましたね チャドとリビアのあたりで
26. 匿名処理班
謎のヒャッハー率と唐突な二つ名で吹く
27. 匿名処理班
こういう戦闘車両がカッコ良く感じてしまう自分や世の人々に漠然とした不安を感じなくもない
28. 匿名処理班
20番、何かの映画か海外ドラマで見たような覚えがあるけどなんだっけ?
29. 匿名処理班
※2
早いよ
30. 匿名処理班
自衛隊のは無いのかな?