医療と芸術の融合。X線フィルムで医者が撮影した花たち


Tasker_04-1






ロサンゼルスはウィルシャー病院の主任放射線医だったDain L. Tasker(1872〜1964)は本来医療で使用するX線フィルムで美しい花々を撮影しました。Dain L. Tasker医師は1920年代後半に、X線画像処理の技術に興味を持ち、1930年代にX線撮影のプロセスで様々な花を記録し始めました。

葉や花びらの繊維まで捉えられています。シルエットや柔和なライン、グラデーションなど、花の魅力は色だけないということがよく分かります。写真は平面ではありますが、X線撮影により花の構造が視覚的に分かりますね。

写真集があったら是非、手に取ってみたいと思ったのですが、2000年に出版されたが一部で古書(洋書)としてしか出回っていませんでした。残念。


colossal









Dr. Dain L.Tasker

Dr. Dain L.Tasker
Stinehour-Wemyss Editions


なんと開放的なトイレ。千葉県には世界一大きいガラス張りのトイレがある。