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春香、雪歩
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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:17:00.681 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「うぅ~…真冬に全部屋暖房が壊れるなんて…寒すぎるよぉ…」

雪歩「みんな何で寝れてるのぉ…」

春香「まだロビーが暖かいのが救いだよ…」

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:18:35.997 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「私達以外の部屋はどうなんだろう?」

春香「千早ちゃんは普段から空調使わないからって…」

雪歩「真ちゃんも『富士山に比べたら寒くない』とかわけのわからないことを言って寝ちゃったし…」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:20:27.356 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「あの2人の部屋は『ストイックの間』と名付けよう…あずささんと貴音さんの部屋は?」

雪歩「あの2人は…その…豊かだから…」

春香「あっ…」

雪歩「保温性が高いんだろうね…」

春香「千早ちゃんが居なくて良かった…」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:21:48.647 ID:qcIlPA+Q0.net
バタン

美希「さっむいの!」

春香「美希?」

雪歩「あの美希ちゃんでさえ寝ることができない寒さだなんて…」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:27:29.088 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「さすがの美希もこの寒さじゃ寝られないの!」

春香「それでロビーに温まりに来たの?」

美希「ううん、響に部屋を交換してもらうために起きてきたの」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:29:21.403 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「え?ミキ、今日は伊織と一緒の部屋だったよね?」

雪歩「伊織ちゃんと喧嘩でもしたの?」

美希「ううん、むしろミキとデコちゃんはキョーテーを結んだの!」

雪歩「協定?」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:30:24.481 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「そうなの!響とデコちゃんをトレードするの!」

春香「響ちゃんは…あぁ、なるほどやよいと一緒か…」

雪歩「伊織ちゃんは嬉しいかもしれないけど…ミキちゃんはなんで交換したいの?」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:32:39.538 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「ふっふっふ…こんな寒い夜は暖かくして寝るに限るの…」

春香「そりゃそうしたいけどさ…」

美希「そこで響なの!」

雪歩「な、なんで?」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:36:06.780 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「ミキね、お昼寝するときにたまに誰かに抱きついて寝るの。その時に一番温かいのが響なの!」

雪歩「え?でも響ちゃんって…」

春香「めちゃくちゃ寒がりだよね?」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:37:41.617 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「ふっふーん、中に溜め込むエネルギーと外に出すエネルギーは違うの!響は外に出してばっかりだから寒がりなの!」

春香「そうかなぁ?」

美希「春香は知らないの?子供の体温は高いんだよ?」

春香「いや、美希の方が年下だよね?」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:39:50.057 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「美希の言い方が悪かったの。響は体温が高いから子供なの!」

雪歩「それもなんか違う気が…」

美希「温かさだけなら他の中学生組も大差ないの!でも、響は抱いた時の柔らかさが段違いなの!」

春香「中学生組と一緒にされてる!?」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:40:53.905 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「でもちょっとわかるかも…」

春香「そうだね…響ちゃん、寒がりで『東京は寒いぞ!』とか言いながらもホットパンツとか薄着な時多いし…」

雪歩「柔らかそうだし…」

春香雪歩 ゴクリッ

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:42:37.210 ID:qcIlPA+Q0.net
ガチャッ

響「うーん、なんか伊織が来て『部屋割りが変わった』って言われたんだけど…」

春香「響ちゃんは私と一緒の部屋になったよ」

美希「ちょっと!?」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:44:08.312 ID:qcIlPA+Q0.net
響「え?そうなのか?」

雪歩「違うよ。響ちゃんは私と一緒だよ?」

美希「雪歩まで!?」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:44:58.052 ID:qcIlPA+Q0.net
響「うぅぅ…どっちが本当なんだ?」

美希「違うの!響はミキと寝るの!」

響「美希も?うぎゃー!もう何がなんだかわからないぞー!?」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:45:42.873 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「響ちゃーん、私と一緒に寝てくれたらずーっとなでなでしてあげるよ?」

響「は?何言ってるんだ?春…」

春香「ほーら、なでなでー」ナデナデ

響「ふわぁ…」トロンッ

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:46:42.659 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「どう?気持ちいいでしょー?」ナデナデ

響「うん…気持ちいい…」トロンッ

春香「ね?気持ちいいよね?私と一緒に寝たらずーっとなでなでしてあげるよ?」ナデナデ

響「本当か!?」キラキラ

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:48:31.626 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「うん、本当本当」

響「じゃあ自分春香と…」

雪歩「響ちゃん!私もなでなでしてあげるよ!ほら!」ナデナデ

響「ふにゃう…」トロンッ

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:49:22.131 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「どう?響ちゃん、ここ?ここがいいの?」ナデナデ

響「ふにゃぁぁ…気持ちいいぞぉ…」トロンッ

雪歩「ほーら、もっと欲しい?もっと欲しいの?」ナデナデ

響「う、うん…もっとなでなでして欲しいぞぉ…」

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:51:06.017 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「え?もっと大きな声で言わないと聞こえないよ?」

響「も、もっと…なでなでして欲し…」

美希「ちょっと待つの!色々おかしいの!特に雪歩!」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:52:04.399 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「ほーら、響ちゃーん。(なでなで)してほしかったらちゃんと…」

美希「だからそれがおかしいの!響も!なでなでなんかで喜んで…子供みたいだよ?」

響「はっ!?そ、そうだぞ!自分なでなでなんかで喜んだりしないんだからな!」

春香「そんな今更…」

雪歩「エロ同人みたいな…」

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:53:31.745 ID:qcIlPA+Q0.net
響「とにかく!そうやって子供扱いするようなやつらとは一緒に寝ないもんね!」プンプン

春香「あっちゃー…完全に怒らせちゃったよ…」ヒソヒソ

美希「言わんこっちゃないの。ミキから湯た…響を横取りしようとするからそうなるの」ヒソヒソ

春香「今『湯たんぽ』って言いかけたよね!?酷くない!?」ヒソヒソ

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:54:23.718 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「でも美希ちゃん、どうするの?あの様子じゃ美希ちゃんも難しいよ?」ヒソヒソ

美希「ふふん!安心するの!ミキには秘策があるの!」ヒソヒソ

雪歩「秘策?」ヒソヒソ

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:55:07.045 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「春香と雪歩は響がミキに手篭めにされるのを指を咥えて見ておくが良いの!」ヒソヒソ

春香「どこでそんな言葉を…」ヒソヒソ

響「ふん!もう自分1人で寝るからな!」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:55:52.390 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「響ぃ…」

響「ん?なんだ?美希も自分のこと子供扱いするのか?」ウガ-

美希「違うの…ミキね、響にね一緒に寝てほしいの…」

春香「いや、その方法は…」

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:56:46.850 ID:qcIlPA+Q0.net
響「どうして?」

春香雪歩「「!?」」

美希「ミキね、さっき怖いテレビ見ちゃったの…」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:57:51.956 ID:qcIlPA+Q0.net
響「怖いテレビ?心霊モノとか?」

美希「うん…怖くて1人じゃ寝られないの…」

春香(こ、これは…)

雪歩(私たちみたいに響ちゃんを可愛がるのではなく、響ちゃんに甘えている!?)

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:58:42.369 ID:qcIlPA+Q0.net
響「そうなの!?美希が眠れないなんて…相当だぞ…」

美希「うん…だからね…響に一緒にいてほしいの…」キュッ

響「おぅふ…」

春香(ここにきてまさかの『パジャマの裾だけをキュッとつまむ』作戦!?)

雪歩(美希ちゃんほどの美少女にやられたらそりゃ『おぅふ…』としか言えません~!)

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 00:59:39.373 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「響ぃ…おねがい…響しか頼れる人がいないの…」

響「そ、そう?」

美希「うん、響はミキよりお姉ちゃんだし…」

響「お、お姉ちゃん!?」

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:00:30.066 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「うん、そうだよ。響お姉ちゃん♪」ダキッ

響「ひ、響お姉ちゃんか…うへへへ…」

春香雪歩((な、何ぃぃぃぃぃぃ!?))

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:01:41.465 ID:qcIlPA+Q0.net
美希(ふふふ…日頃子供扱いされがちな人こそ、大人として扱えばコロッと堕ちるの!ミキがそうだからわかるの!)

響「あ、あの…美希?」

美希「ん?何?」

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:02:22.808 ID:qcIlPA+Q0.net
響「も、もう一回…響お姉ちゃんって…」

美希「響お姉ちゃん♪」

響「あひゅう!?」

美希「響お姉ちゃん♪響お姉ちゃん♪」

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:06:38.103 ID:qcIlPA+Q0.net
響「えへへへへ♪もう、美希は可愛いやつだなぁ♪」ナデナデ

美希「うん、響お姉ちゃん♪」

春香(可愛いのは背伸びしてなでなでしてるお前だ!)

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:09:30.706 ID:qcIlPA+Q0.net
響「可愛いなぁ!可愛いなぁ!」ナデナデ

雪歩(別に身長負けてるからって背伸びしなくてもいいのに…)

美希「えへへへ♪響お姉ちゃん、ミキと一緒に寝てくれる?」

響「しょ、しょーがないな~。美希は甘えん坊で仕方がないぞ」

美希(計画通り…)ニヤァッ

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:10:31.182 ID:qcIlPA+Q0.net
美希「じゃあミキの部屋に行くの!」グイグイ

響「もう、そんなにはしゃいだら危ないぞ?」

美希「早く早く、響お姉ちゃ~ん♪」グイグイ

響「響お姉ちゃんは逃げないぞ~♪」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:13:08.991 ID:qcIlPA+Q0.net
バタンッ

春香「行っちゃった…」

雪歩「響ちゃん…暖かそうだったなぁ…」

春香「言っててもしょうがないよ…」

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:14:14.874 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「あっ!」

春香「どうしたの?」

雪歩「美希ちゃん言ってたよね?『温かさだけなら他の中学生組も大差ない』って」

春香「言ってたけど…あっ、そうか!なら他の中学生組を抱っこして寝ればいいんだ!」

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:15:01.963 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「そういうことだよ!」

春香「でもやよいは伊織のガードが…」

雪歩「伊織ちゃんも嫌がるだろうしね…」

春香「ってなると…」

62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:15:48.983 ID:qcIlPA+Q0.net
律子の部屋

亜美「りっちゃーん!このココア美味しーい!」

真美「おかわりー!」

律子「ダメよ、十分暖まったでしょ?これ以上飲んだらおねしょしちゃうわよ?」

64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:17:07.004 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「いーやーだー!」ジタバタ

真美「りっちゃん特製ココアもっと飲ーみーたーいー!」ジタバタ

伊織「はぁ…これだからお子様は…」

65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:18:05.342 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「むぅ!いおりんだってりっちゃんココア飲んでんじゃーん!」

伊織「私はきちんと自制できてるもの。あんたたちとは違うわ」

真美「むきー!いおりんこそこないだおねしょしてたくせに!真美知ってるんだかんね!」

伊織「な、なんでそれを…」

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:19:21.110 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「え?本当にしてたの?」

伊織「なっ!?騙したわね!」

亜美「うあうあー!」

真美「いおりんが怒ったー!」

67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:19:59.751 ID:qcIlPA+Q0.net
律子「あんたたち!いい加減にしなさい!」

やよい「そうだよ、亜美、真美。伊織ちゃんに謝りなさい」

亜美「うぅぅ…わかったよぉ、やよいっち…」

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:20:59.394 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「いおりん、からかってゴメンね」

亜美「ゴメンね」

伊織「ふん!わかればいいのよ!」

やよい「伊織ちゃんも。亜美と真美は友達でしょ?優しく言わないとダメだよ!」

伊織「うっ…わ、わかったわよぉ!亜美、真美、私もごめんなさい…」

70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:21:37.579 ID:qcIlPA+Q0.net
律子「ほら、こんだけ騒いだらもう寒くないでしょ?早く寝なさい」

亜美「はーい、行こ、真美」

真美「そだね、りっちゃん、いおりん、やよいっちおやすみー!」

律子「はい、おやすみ」

71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:22:19.478 ID:qcIlPA+Q0.net
伊織「やよい、私たちも自分の部屋に戻りましょう、律子、おやすみ」

やよい「うん、そうだね。おやすみなさい 、律子さん」

律子「はいおやすみ…伊織?トイレに行っときなさいよ?」

伊織「わわわわ、わかってるわよ!?」

73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:22:57.313 ID:qcIlPA+Q0.net
やよい「伊織ちゃん大丈夫だよ?私、弟たちがよくおねしょするから…」

伊織「やよいまで…」

春香雪歩(ふふふ♪)

75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:23:18.071 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美と真美の部屋

亜美 スウスウ

真美 スウスウ

ガチャッ

春香(おじゃましまーす)コソコソ

雪歩(フッヒッヒッヒ)コソコソ

76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:24:30.674 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美 スウスウ

真美 スウスウ

雪歩「寝てますぅ!」ヒソヒソ

春香「可愛ぃぃぃい!」ヒソヒソ

77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:25:17.968 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「うーん…むにゃむにゃ…」

春香「何何?何か言ってるの?」ワクワク

真美「えへへへへ…」フニャァ

雪歩「きゃぁぁぁぁぁあ!?笑ってますぅ!可愛いですぅ!」ヒソヒソ

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:26:07.544 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「それじゃあ早速…」ゴソゴソ

雪歩「中に入らせてもらって…」ゴソゴソ

亜美「うふふ…」ギュッ

真美「暖か~い♪」ギュッ

春香「うひょひょー!」ヒソヒソ

雪歩「抱きついて来ましたぁぁぁぁあ!?」ヒソヒソ

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:27:50.976 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「え?え?亜美ってこんなに可愛かったっけ?」ヒソヒソ

雪歩「私はずっと真美ちゃんに目をつけてました!」ヒソヒソ

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:29:19.137 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「うにゅ…」

春香「雪歩!雪歩!『うにゅ…』って!『うにゅ…』って言っ…」

真美「ん?」

春香雪歩「「!?」」

82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:30:35.012 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「ん…んん…zzz」

春香雪歩「「ほっ…」」

雪歩「ちょっと、春香ちゃん!気をつけてよ!気づかれたらマズいでしょ!」ヒソヒソ

春香「ご、ごめんなさい…」ヒソヒソ

雪歩「もう、危うく寝ている真美ちゃんを堪能できなくなるところだったよ…」ヒソヒソ

84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:31:30.020 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「ねぇ雪歩…」ヒソヒソ

雪歩「何?春香ちゃん?」ヒソヒソ

春香「なんか亜美から甘い匂いがします!」ヒソヒソクンクン

亜美「ふへへへ♪」

85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:32:28.678 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「いいところに気づいたね、春香ちゃん…」ヒソヒソ

春香「なんで!?なんでこんな甘い匂いがするの!?」ヒソヒソクンクン

雪歩「幼い女の子はね…それだけで甘い匂いがするんだよ…」ヒソヒソ

春香「な、何ですって!?」ヒソヒソ

86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:33:50.540 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「試しに耳の裏を嗅いでごらん?」ヒソヒソ

春香「耳の裏?…クンク…な、何これ!?」ヒソヒソ

雪歩「ふふふ、びっくりした?」ヒソヒソ

88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:35:00.436 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「濃い!ここが発生源なの!?」ヒソヒソ

雪歩「そうだよ、そこは特に甘い匂いがするの」ヒソヒソ

春香「雪歩…いや、先輩と呼ばせてください!」ヒソヒソ

89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:36:00.869 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「更に、首すじを嗅いでみると…」ヒソヒソ

春香「クンク…くひょぉぉぉお!?え!?何で?ここも濃い!」ヒソヒソ

雪歩「ここも匂いの発生源なんだよ」ヒソヒソ

春香「雪歩先輩!いや、師匠と呼ばせてください!」ヒソヒソ

90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:37:02.902 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「あぁぁぁ…甘いなぁ…甘いなぁ…フヒッ♪」ヒソヒソ

亜美「うーん…」

真美「くぅん…」

春香「うわぁぁぁぁあん!ぺろぺろしたいよぉぉぉぉお!ダメ?ダメなの?師匠!」ヒソヒソ

雪歩「ダメだよ!今そんなことしたら間違いなく起きちゃうよぉ!」ヒソヒソ

91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:38:06.376 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「でも…でもぉ…」ギリィッ

雪歩「だから…」ガバッ

真美「ふひゅう!?」

春香「し、師匠!?」ヒソヒソ

93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:38:41.943 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「こうしてうなじに顔を埋めるだけで我慢しよう?ね?」ヒソヒソ

春香「師匠…どこまでもついていきます!」ヒソヒソ

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:39:42.079 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「くひゃあ…うへへぇ…くしゅぐったいよぉ…」ヒソヒソ

春香「でも、これでも鼻息がかかって起きちゃうんじゃ…」ヒソヒソ

雪歩「そんな時には…」ナデナデ

真美「あふぅ…」

春香「!?」

96: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:40:37.099 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「真美ちゃんはここをなでなでしてあげれば眠たくなるんだよ!亜美ちゃんは反対側だけど…」ヒソヒソ

春香「貴女は神か!?」ガバッナデナデ

亜美「ふにゃぁ…」

97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:41:56.686 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「甘いよぉ!甘いよぉ!」ナデナデクンクン

雪歩「これならすぐに眠れ…ふぁあ…」ナデナ...

春香「甘いよぉ…甘い…」ナデナ...

雪歩 スウスウ

春香 スウスウ

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:43:17.019 ID:qcIlPA+Q0.net
2時間後

亜美「う、うーん…おしっこ…」

春香 ギュッ

亜美「ん?あり?」

99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:44:20.680 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「う、うーん…」

亜美「何で!?何で!?」ジタバタジタバタ

真美「ふわぁ~、もう、亜美何なの?うるさいよ~」

100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:45:08.457 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「真美ぃ!亜美動けなくなっちゃった!」

真美「はぁ?何言って…ってあれ?」

雪歩 ギュッ

真美「ま、真美も動けない…」

101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:46:10.486 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「な、なんで!?」

真美「わかんないよ…でもなんか誰かに抱えられてるみたいな…ん?誰か?」

亜美「な、なんで亜美たちの部屋に他の人がいんの!?変なこと言わないでよ!」

103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:46:56.389 ID:qcIlPA+Q0.net
真美「で、でも亜美の後ろに…」

亜美「うわぁぁぁぁあ!?や、やめてよぉ!亜美は真美の後ろにいる人のこと黙ってあげてんのに!」

真美「うわぁぁぁぁあん!?怖いよぉぉぉぉお!」

104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:47:32.328 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「後ろにぴったり付いてるから顔も見えないし…」

真美「亜美の顔に隠れてるから真美からも見えないよぉ…」

亜美「うぅぅ…トイレ行きたいのにぃ…漏れちゃうよぉ…」

真美「あっ…ま、真美も行きたくなってきちゃった…」

105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:48:33.604 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「フヒヒ♪…」スウスウ

亜美「うぅぅ…怖いよぉ…何この人…」

雪歩「はぁ…はぁ…」スウスウ

真美「うあうあー!?なんかはぁはぁ言ってるよぉ…」

106: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:49:08.864 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「むにゃむにゃ…」

雪歩「ふにゃふにゃ…」

亜美「ん?なんか喋ってる?」

春香雪歩「「もう食べちゃいたいなぁ…」」

亜美真美「「ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!?」」チョロチョロチョロチョロ

107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:50:08.502 ID:qcIlPA+Q0.net
翌朝
律子の部屋

亜美「ひっぐ…えっぐ…」

真美「うわぁぁぁぁぁあん!!」

春香「あ、あのぉ…」

雪歩「ご、ごめんね?まさかこんなことになるとは…」

109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:51:13.329 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「うわぁぁぁぁあ!もうはるるんなんて嫌いだぁぁぁぁあ!」

真美「ゆきぴょんも嫌いだもん!びぇぇぇえん!」

春香「そんな…」

雪歩「そこまで…」

律子「そりゃそうでしょうよ…」

110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:51:58.137 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「ええええん!りっちゃぁぁぁぁん!」ダキッ

真美「ひっぐ…えっぐ…」ギュウッ

律子「ほら、あんたたちももう泣かないの。おねしょくらい恥ずかしいことでも何でもないわよ」

111: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:52:51.197 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「亜美たち…うぅぅ…おね、おねしょなんて…えぅ…ひ、してな…してない…ん…もん!」

真美「ちゃんと…ちゃんと起き…起きてたんら…んがっ…もん!」

律子「そうね、起きてたんだもんね。あなたたちのせいじゃないわ。春香と雪歩のせいよ」ナデナデ

113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:53:23.894 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「ひぃう…恥ずかちい…えっぐ…よう…」

律子「大丈夫よ、トイレの失敗くらい誰でもたまにしちゃうわよ」

真美「えっぐ…り、りっちゃんも?ひっぐ…」

律子「えぇ、そうよ。私だってたまにしちゃうもの。大丈夫、誰にも言わないわよ」

114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:54:09.259 ID:qcIlPA+Q0.net
亜美「ひっぐ…うっぐ…本当?」

律子「本当、本当」

真美「あっぐ…り、りっちゃ…んありが…ありがと…」

律子「いいのよ、悪いのはこの2人なんだから」

春香雪歩「「申し訳ありませんでした!」」ドゲザ-

115: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:54:46.389 ID:qcIlPA+Q0.net
律子「ほら、あんたたちもシャワー浴びて着替え…ってこの部屋のは今は伊織たちが使ってるのか…」

伊織「あっ…ちょ、やよい、そこは…」

やよい「ダメだよ、伊織ちゃん。おねしょしたらちゃんと洗わないと!」

117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:55:28.869 ID:qcIlPA+Q0.net
伊織「い、いやでもそこは…あひゃ!?」

やよい「はーい、いい子でちゅねー♪」

伊織「あっ…あっ…あぁぁぁぁん!?」

春香雪歩「「…」」

118: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:56:45.849 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「亜美?」

雪歩「真美ちゃん?」

春香雪歩「「責任を取って私たちが洗ってあげ…」

律子「反省しなさいよ、あんたたちは!」

119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:57:40.565 ID:qcIlPA+Q0.net
その日の夜

春香「うぅぅ…めちゃくちゃ怒られた…」

美希「当たり前なの…」

120: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:58:06.547 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「おまけに真美ちゃんたちの部屋に入っちゃダメって言われました…」

響「いや、それも当たり前だぞ…」

春香「くっ!私たちはどうすれば…」

響「あのさぁ…」

124: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:58:49.715 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「ん?どうしたの、響ちゃん?一緒に寝てくれるの?」

響「いや、そうじゃなくてさ…2人いるんだから2人で一緒に寝ればいいんじゃないか?」

春香雪歩「「!?」」

126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 01:59:21.820 ID:qcIlPA+Q0.net
春香と雪歩の部屋

春香「いやぁ、盲点だったね~♪」

雪歩「本当だよぉ、よく考えたらそうだよねぇ」

127: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:00:08.185 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「2人とも呆れてたなぁ…」

雪歩「あの時の美希ちゃんの呆れ返った顔…ゾクゾクしたなぁ…」

春香「うん、ごめん、それはわかんない」

128: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:00:39.623 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「じゃあ、一緒に寝ようか…」ゴソゴソ

雪歩「そうだね~」ゴソゴソ

春香「2人で布団に入ったし…」

雪歩「おやすみ~」

129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:01:18.202 ID:qcIlPA+Q0.net
春香雪歩 コテンッ

春香雪歩((あ、あれ?))

雪歩(は、春香ちゃんの顔が近い…)

春香(あれ?雪歩の顔が近いせいかな?…なんかドキドキするような…)

130: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:01:59.789 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩(な、なんだかいい匂いがするような…)

春香(うっわぁ…首細っ!?折れちゃいそうだけど…なんだろう…ムラムラする…って私ったら何考えてるの!?)

雪歩(春香ちゃんの唇美味そうだなぁ…キスした…はっ!?私ったら何を…)

132: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:02:31.244 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「…」

雪歩「…」

春香雪歩「「あ、あの…」」

春香「な、何!?」

雪歩「は、春香ちゃんこそ!?」

133: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:02:58.808 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「わ、私は…その…」

雪歩「は、春香ちゃん…運動したら…暖かくなるよね?」

春香「へ?」

135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:03:32.547 ID:qcIlPA+Q0.net
雪歩「だ、だからね?ちょっとくらい運動してみるのも…いいんじゃないかなぁ…って…」

春香「そ、そうだね!?決していやらしいことじゃなくって…う、運動だもんね!?」

雪歩「そ、そうだよ!いやらしくなんかないよ!寝るためにちょっと運動するだけだから…」

136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/27(水) 02:04:00.708 ID:qcIlPA+Q0.net
春香「それじゃあ…」

雪歩「よ、よろしく…」

P「これを境に、春香と雪歩はちょっとだけ仲良くなったのであった」

終わり