Phone Arenaは8日(現地時間)、GFXBenchベンチマークのデータベース上に、「Project Ara」ブランドを冠する13.8インチタブレットの情報が確認されたと伝えています。
発見されたデータには「Google Project Ara」という文字と「A8A01」という型番が明記されており、この端末が米グーグルの推進するモジュール組み立て式スマートフォンのプロジェクトに深く関係していることを示唆しています。
データによると、A8A01には「Snapdragon 810」とフルHD(1920×1080)解像度の13.8インチディスプレイが採用されているほか、OSには最新の「Android 6.0 Marshmallow」が実装されている模様です。
一方で、メインカメラに関する項目にはわずか約30万画素のセンサーが搭載されていることが明記されているほか、ストレージの項目もあまり見慣れない表記となっているなど、少々不審な点が目立ちます。
発見された「A8A01」のスペック情報
とはいうものの、この端末が試作端末であろうことを踏まえればその辺りの不備についても納得できるように思われますが、そもそも現時点ではこの端末が実際に製品化されるかどうかすら不明です。
なお昨夏には、開発チームによって世界初のProject Ara端末は2016年以降に登場することが予告されましたが(過去記事)、具体的な時期などについては明らかにされていません。 仮に年内の発表が予定されているのであれば、今年5月に開催されるGoogle I/O 2016において何らかの発表が行われることになりそうです。
[GFXBench via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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