オカモトは、コンドーム専用をうたうウェアラブルデバイス『ゼロワンベルト』を発表しました。スマートウォッチと連動し、音声認識によりコンドームを上方に射出。手でキャッチすることで、素早い装着が可能になるとしています。
コンドームユーザーにおいて、コンドームの置き場所や持ち運び方法が定まっていないという調査結果を受け、コンドーム着用率の低さの原因の1つとして「コンポジ不定説」(コンドームのポジションが定まっていない)を提唱。『いつもコンドームを身に着けていれば着用率が上がるのでは?』という仮説のもとで、本製品を開発したとしています。
この『ゼロワンベルト』は、単なる構想ではなく、実際に開発したのが面白いところ。報道関係者向けの体験会も準備しているとのこと。スマートウォッチと連携しており、手元のスマートウォッチに向かって「ゼロワン」と発話。すると音声認識でベルトのパックルが左右に展開し、表面のLEDが発光すると共に、格納されたコンドームが真上に射出される仕組みです。
デザインは真っ白なベーシックスタイルのほか、ドクロが描かれたものなど3種類を用意。TPOやファッションに合わせて着せ替えられる、とのこと。
制作背景から開発・実践までの様子をドキュメンタリー風に演出した紹介動画も公開中。動画を見る限り、一般的なベルトよりバックルがかなり大きく、仮面ライダーやキカイダーを彷彿とさせます。
なお、「LOVERS研究所」では恐竜の交尾の再現CGを公開し、今後はコンドームを装着時のムードを改変するソリューションを提案するとしています。どれもユニークな取り組みで、詳細までチェックしたくなります。