テスラの「Powerwall」、ウェールズに初導入!
昔のアップル製品の熱狂みたい。
昨年テスラから発表された、壁掛けの家庭用蓄電池「Powerwall」。その価格破壊っぷりが話題となり、全世界で欲しくても全く手に入らないほどの人気商品となっています。
一方上の画像の嬉しそうな男性は、Powerwallとソーラーパネルのシステムを導入したウェールズのカーディフ在住のマーク・ケアーさん。なんだか「どや、これがテスラのPowerwallや!」という声が聞こえてきそうですね。
実は、テスラのPowerwallはソーラーパネルなどの発電装置と導入するのが一般的。なぜなら、たとえソーラーパネルが日中に頑張って発電をしても、通勤や通学で家には人がいません。そのため、日中に発電した電力を貯めるためにPowerwallを使うというわけなんです。これまでは無駄な電力を売電することで収入を得ていたのですが、せっかく作った電気は自分で使いたいぞ!というわけでPowerwallが導入されたのです。
「Powerwallは素晴らしいテクノロジーの一端で、デザインも美しくミニマリズムを体現しており、まるで壁にかけるアートだよ。ほかのダサいバッテリー製品とはぜんぜん違うね」とケアーさん、もうPowerwallにメロメロです。
このように素晴らしいPowerwallですが、現在は絶賛品切れ中。イーロン・マスク氏によれば、第2世代のPowerwallが2016年の7月か8月に発表される予定です。家にこのようなバッテリーを組み込むのことが、未来のエコ生活の定番になるのでしょうか?
source: the guardian
(塚本直樹)
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