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ドローン専用練習場が宮城県大和町に4月オープン。3500平方メートル以上の広さで心置きなく飛行を楽しめる - Engadget Japanese


メディア事業を手がけるファナティックは、宮城県大和町にてドローン・マルチコプターの専用練習場をオープンする計画を進めています。練習場の名称は「ブーメラン」。2016年4月のオープンを予定しています。

ドローン専用練習場「ブーメラン」

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「ブーメラン」が開設されるのは、宮城県黒川郡大和町落合にある広さ1080坪(約3580平方メートル)の土地。東北自動車道の大和インターチェンジから約4kmの地点にあります。十分な広さの練習場で、初心者から上級者、研究者まで、心置きなくドローンの飛行を楽しめるとしています。ただし、縦長の土地のため、自由にどこまでも飛ばせるわけではないとのこと。

「ブーメラン」は人数限定の会員制で運用され、会員募集の開始は3月中旬を予定。現在、ホームページにて案内希望者の登録を受け付けています。なお、参加条件として、安全確認などのマナーを守ることのほか、ラジコン保険への加入を必須としています。



物流や災害救助など、さまざまな分野での活用が期待されているドローンですが、2015年12月に施行された改正航空法では、ドローンなどの無人航空機の飛行ルールが新たに導入されました。



改正航空法では、航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれのある空港周辺や150m以上の空域、落下した場合に地上の人に危害を及ぼすおそれのある人口集中地区の上空でドローンを飛ばす場合、あらかじめ国土交通大臣の許可を受ける必要があるとしています。

結果的に、ドローンを自由に飛ばせるのはそれ以外の空域に限定され、飛行を練習できる環境は少なくなっています。現在ドローン用飛行場の整備は日本各地で進みつつありますが、その数は決して多くはありません。

今後、企業や個人がドローンを導入し、活用していく上ではますます多くの屋外練習場が必要になります。そうした中で、大きな面積を備えた「ブーメラン」は、東北地方のドローン愛好家などにとっての朗報となりそうです。

ドローン専用練習場が宮城県大和町に4月オープン。3500平方メートル以上の広さで心置きなく飛行を楽しめる

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