韓国LGは11日(現地時間)、「Snapdragon Wear 2100」を採用する新型スマートウォッチの開発に取り組んでいることを明らかにしました。
画像は「LG Watch Urbane」のもの
米クアルコムから新たに発表されたばかりのSnapdragon Wear 2100は同社初となるウェアラブルデバイス向けSoCであり、現在スマートウォッチに広く採用されている「Snapdragon 400」比で30%の小型化と最大25%の省電力化を実現しているほか、最新アルゴリズムにより各種センサー類の動作精度も高められています。
LGが今回明らかにしたところによると、既にクアルコムとの間にはSnapdragon Wear 2100の開発におけるパートナーシップが形成されており、2016年後半にも同SoCを搭載する各種ウェアラブルデバイスを登場させる予定とのことです。
画像は「LG G Watch R」のもの
なお、発表予定の製品には新型スマートウォッチも含まれているようですが、従来製品の弱点とされてきたバッテリーライフの短さが改善されることに加え、さらなる軽量薄型化が果たされることが予想されます。
残念ながら今回、新型モデルに関する詳細は一切明らかにされませんでしたが、これまで積極的に「Android Wear」デバイスを世に送り出してきたLGなだけにその完成度には期待したいところです。
[クアルコム via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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