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2月

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【スペイン】6年間一度も出勤していない職員がいたことが今さら判明する

By ono   2016年2月13日


skipped-work-for-six-years
■そう言えばあいつ出てきてなくない?
 そんなことがあるんでしょうか。というわけでスペインからのニュース。一人の従業員が6年間もの間、実は一度も出勤していないことに雇い主が気づく、という出来事があり、話題を呼んでいます。
 この職員はホアキン・ガルシア氏(69)。彼がエンジニアとして勤めていたのはスペイン南部のジブラルタルに近いカディスの水道会社。彼に勤続20年の表彰をしようとして雇い主が調べたところ、この男性が実は全く出勤していないことが発覚したのです。
 雇い主曰く、ガルシア氏は地方自治体に出向しており、副市長の監督下にあるものと信じ込んでいたのですが、実際はそんなことなく、当局でも彼のことをまったく知らなかったようです。

■こっちにも出てきてないし
 当の副市長、ジョージ・ブラス・フェルナンデス氏はこうコメント。
「我々は、逆に彼が水道会社の管轄下にいるのだと思っていました。しかし確認したところそんなことはありませんでした。」
 現在、地元では彼のことを「幻の担当者」と呼んでいるそうです。ガルシア氏本人にインタビューをしたところ、彼は家族の政治的な活動のせいで職場でいじめを受けたこと、職場で自分のする仕事があまりなかったことなどがあり、クビになることを恐れて何も言わず仕事を休み続けてしまったのだとか。しかしそれが6年間も誰にも気づかれなかった、というのも不思議な話です。彼自身はごくたまにオフィスに出勤しては勤務報告などを出していたらしいのですが、その際も他に仕事は一つもしていなかったそうです。
 水道会社の雇い主はガルシア氏に対し現在3万ドル以上の罰金を申し渡しているそうです。彼は市長に手紙を書いており、その中で法廷での罰金の正当性のチェックや罰金そのものの無効を訴えているんだとか。

 なんていうか、のんきな会社だねえ・・・。会社は会社で自治体に出向してると思っているし、自治体は自治体で会社の方で管理してるんだろうと思ってるし。まあ、自分でこっそり嘘の勤務報告をしているあたり確信犯な訳ですから、何らかの罰金は逃れられないんでしょうけどね。

<ネタ元:Spanish man skipped work for six years unnoticed


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