米マイクロソフトは15日(現地時間)、かねてから登場が期待されていたWindows 10 Mobileスマートフォン「Lumia 650」を発表しました。
マイクロソフトが発表したLumia 650はOSにWindows 10 Mobileを搭載しており、パソコンとスマートフォンで共通した作業を可能とし、Windowsパソコンで馴染みのある操作感を実現しています。HD(1280×720)解像度の5インチ有機ELディスプレイを搭載したLumia 650は、ビジネス使用に適した端末となっています。
以下は、Lumia 650のスペック。
搭載OS | Windows 10 Mobile |
ディスプレイ | 5インチ HD解像度 有機ELディスプレイ 297ppi コーニング ゴリラガラス3 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 212 クアッドコア 1.3GHz |
メインカメラ | 約800万画素 f/2.2 LEDフラッシュ搭載 HD動画撮影対応 |
フロントカメラ | 約500万画素 f/2.2 HD動画撮影対応 |
RAM | 1GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDカード(200GBまで対応) |
バッテリー | 2000mAh |
サイズ(H×W×T) | 142 × 70.9 × 6.9 mm |
重さ | 122g |
センサー | 環境光センサー 加速度計 近接センサー |
接続 | Nano SIM 3.5mmステレオヘッドセットコネクタ micro-USB-B Bluetooth 4.1 NFC 4G LTE Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n、Wi-Fi call |
Lumia 650は、筐体にアルミニウムフレームを採用したデザインで、カラーバリエーションには「Lumia 950」シリーズ(過去記事)と同様、マットブラックとマットホワイトの2色が用意されています。
昨年11月、マイクロソフトはフラッグシップモデルとしてLumia 950シリーズを発表し、「ビジネスユーザーのためのLumia端末投入も計画している」と明らかにしていました。この予告から登場までの期間を考えると、今回発表されたLumia 650がその計画の端末であったようです。
マイクロソフトは、ミッドレンジモデルとして「Surface Phone」なる端末を今年中頃にも投入するのではないかと期待されていますが、その場合、Lumia 650とどのような差別化を果たすのか気になるところです。
発表前にも関わらず一部オンラインストアで予約受付が開始されていたLumia 650は(過去記事)、199ドル(約2万2700円)で今月18日からヨーロッパ市場に向けて発売されます。
なお、マイクロソフトが日本においてはサードパーティー製のWindowsスマートフォンに注力していることを考えると、残念ながら今回も日本での発売には期待しない方がよさそうです。
[マイクロソフト]
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著者
プロフィール画像は飼い猫。2013年1月20日よりGGSOKUに加わり、2015年8月から編集を兼任しています。興味のあるもの全てに首を突っ込んで守備範囲を広げていきます!
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