917617440代男性Aさんは、昨年いっぱいで十数年働いた花火師の仕事を辞めることにした。「マイナンバーが原因だ。俺のように足を洗う花火師が続出している」と話す。



花火師への報酬は「1現場あたり、いくら」という形で支払われてきた。そして、ここにマイナンバーの影響がモロに現れる。

Aさん 「これまでは丼勘定で日給が支払われてきた。社長によっては“ご祝儀”までポンと配ってくれたりさ。ちゃんと収入をお上に申告する花火師なんてほとんどいなかったのに、マイナンバーのせいで懐具合を明かすことになる。みんなそれを嫌って『じゃあ、辞めよう』と決めたんだよ」

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「平戸の事故のように報道されるものは氷山の一角で、公になっていない事故が今でもたくさん起きている。花火師が少なくなれば、間違いなく事故が増えていく」

現場で1人の花火師にかかる負担が増加すれば、それだけ事故の危険性は高まっていく。事故が起これば、花火大会も開催しにくくなる。

そんな事情と並行して、花火業界では「質よりも大量生産だ」と考える経営者が増えてきたという。それを嫌って、辞める花火師も多いようだ。

(source: 東スポWeb - マイナンバー制度で全国の花火師が続々と廃業

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