佐藤心「プロデューサーと」本田未央「アイ」島村卯月「ドル」
注意
この話は以前に書いた
佐藤心「プロデューサーと」前川みく「アイドル」
など、これに付随するいくつかのお話の設定等を引き継いでいます。
安部菜々「アイドルと」音無小鳥「事務員と」日高舞「元アイドル」
また、おまけ的な話ではありますが、こちらもお読みいただけるとより理解が進むはずです。
独自設定、キャラ崩壊、ご都合主義、文章が変、キャラ間での待遇の差など問題点を多数抱えておりますが、大目に見て頂ければ幸いです。
ちひろ「はい。千川です」
ちひろ「はい、はい。はい?」
心「どしたー?」
ちひろ「いやいやいやいや! 無理ですよ! これ以上はスタッフも足りません!」
ちひろ「確かに格安でレッスン見てもらってますが……」
心「あ、はぁとが過労死する運命が見えてきた」
ちひろ「はい……わかりました……心さんと少し話してみます。折り返し電話しますね」
ちひろ「じゃあ、書面で……」
心「いやだ。見たくない」
ちひろ「じゃあ、口頭で……」
心「くそったれぇ……」
ちひろ「では、お察しの通りです、とだけ」
心「まぁ、一人増えるだけならなんとかなる……。皆手伝ってくれてるし……」
ちひろ「……ですよ?」
心「は……?」
ちひろ「二人、です」
心「」
未央「本田未央! 15歳! よろしくお願いします!」
卯月「し、島村卯月、17歳です! 頑張ります!」
心「プロデューサーの佐藤でーす……」
ちひろ「アシスタント兼事務員の千川ちひろです」
未央「あれあれー? どうしてプロデューサーはいきなりテンション低いのかなー?」
心「はは……気にすんな……」
ちひろ「諦めましょうよ、心さん……」
卯月「えっと……と、とにかく頑張ります!」
心「じゃあ、大体は聞いてるけど、実際どんなもんか知りたいからレッスン行くぞー……」
未央、卯月「「はい!」」
心「おいすー」
凛「あ、お疲れ様。プロデューサー」
凛「……? そっちの二人は?」
心「ああ、今日からうちの事務所に入った……」
未央「本田未央!」
卯月「島村卯月です!」
凛「ふーん。あ、私は渋谷凛。よろしく」
未央、卯月「「よろしくお願いします!」」
凛「ところで、大丈夫なの?」
心「大丈夫じゃないぞ☆ はぁとたちの休みは消滅したんだ☆ あはは☆」
心「こうなりゃやけくそだぞ☆ スウィーティーにしごいてやる☆」
未央「え、プロデューサーってこういうキャラなの!?」
卯月「わぁ! 可愛いですね!」
心「一週間以内にデビューさせてやる☆」
心「覚悟しやがれ☆」
心「……」
凛「プロデューサーの本気のレッスンに初めてでついてこれるってすごいね」
心「まぁ、マストレさんとこから預かってくれって依頼されたから☆」
心「マストレさんのお墨付きって事は相当レベル高いと踏んでたが……」
凛「完璧、だね」
心「細かいミスはあるものの今日デビュー出来るレベルだな」
凛「未央の方は茜に通じるモノを感じるね。身体の内側から溢れ出てくる力強い躍動感が似てる」
凛「卯月の方はみくに似てるのかな。幸子とはちょっと違う気もするけど、可愛らしさを全身で表してるって点は同じかも」
心「ほほう。なかなかの着眼点ですな☆」
心「凛ちゃんもプロデューサーの素質あるかもしれないぞ☆」
凛「私にはアイドルで手一杯だよ」
心「凛ちゃんがプロデュース業やってくれれば負担減るんだけどなー♪」
未央「どう!? プロデューサー! しぶりん!」
凛「しぶりん?」
心「おー、良かったぞー☆ ほぼ満点だ☆」
卯月「やりましたね! 未央ちゃん! 満点ですよ!」
未央「ふふーん! この未央ちゃんにかかればこの程度……!」
心「ほほーう? じゃあその素晴らしい未央ちゃん様に目にもの見せてくれようじゃないか☆」
心「凛ちゃん、GO☆」
凛「え!? 私!?」
心「今はプロデューサーだし☆」
未央「え!? プロデューサーってアイドルなの!?」
卯月「そうなんですか? 凄いです!」
心「プロデューサー兼アイドルのしゅがーはぁとだよぉ☆」
心「でも、今はプロデューサーなの☆」
心「ともかく、未央も卯月ちゃんも凛ちゃんのパフォーマンス一回見るといい☆」
心「うちのクール美少女のパフォーマンスに酔いしれな☆」
凛「ハードル上げないでよ! まったく……」
未央「ほほう。なんか全力でカッコいい!って感じだね」
心「まぁ、未央と卯月ちゃんとは系統が完全に違うしね☆」
卯月「憧れちゃいますね!」
凛「ふぅ……こんなもんかな?」
心「お疲れー」
未央、卯月「「お疲れ様です!」」
心「どうよ☆」
未央「かっこよかったけど、私達にあのパフォーマンスは無理だよ」
凛「だろうなって……」
心「だって自慢したかっただけだし☆」
卯月「でも、凛ちゃん本当にかっこよかったです!」
凛「あ、ありがと……」
心「おやおやー、珍しく凛ちゃんが照れてるぞー♪」
未央「いやー、美少女の照れ顔! たまりませんなぁ~」
凛「もう! 怒るよ!」
心、未央「「あははー」」
心「ただいまーっと……」
ちひろ「おかえりなさい。遅かったですね」
心「凛ちゃん達、家まで送ってきてた」
心「未央は千葉だし、女の子一人で帰すわけにはいかんでしょ☆」
心「千葉と言えば、菜々先輩居る?」
ちひろ「いえ、朝に会ったきり見てないですね」
ちひろ「そういえば最近菜々さんをあまり見かけませんね」
心「だなー。なんか最近、付き合いが悪いというか、隠し事されてるというか……」
心「というとちひろさんも?」
ちひろ「いえ、私ではないですが、瑞樹さんと早苗さん、楓さんの大人組が『飲みに誘っても断られるー』って」
心「ふむ……まぁ、なんかあったのかも知れんが、菜々先輩なら大丈夫でしょ」
ちひろ「なんだかんだベテランですからね」
心「菜々先輩に聞かれたら怒られるぞ☆」
ちひろ「オフレコでいきましょう♪」
ちひろ「それで、どうです?」
心「言う事無し。さすがマストレさんのお墨付きって感じ」
心「本番のステージでどうなるかがわからんから、なんとも言えんけど、歌、ダンス共に高水準。正直、デビューしてないのが不思議なくらい」
ちひろ「心さんがそこまで言うなんて珍しいですね」
心「ほぼ手をつけてないのなんて菜々先輩くらいだったし」
ちひろ「となると、未央ちゃんも卯月ちゃんも菜々さんレベルだと?」
心「レッスン時点では、ね」
ちひろ「それは期待が出来ますね♪」
心「まぁ、場数踏まないと本番なんて慣れないし、今の時点では言う事無し☆」
心「というわけで、土曜日のイベントに出してみる」
ちひろ「ずいぶん早いですね。曲間に合いませんよ?」
心「いや、とりあえずバックダンサー的な感じだから大丈夫☆」
心「でも、出来れば早めに曲は欲しい☆」
ちひろ「わかりました。早く作るようにお願いしてきます」
心「まぁ、多分次のイベント直後には必要ないとは思うけどなー……」
卯月「うぅ……」
未央「し、しまむー! 緊張してるのかい!?」
卯月「はい……」
未央「私達なら大丈夫サ☆ きっと大丈夫ネ!」
茜「未央ちゃん! カタコトになってますよ!」
みく「卯月チャンよりも未央チャンの方が緊張してるにゃ」
未央「だって仕方ないじゃないか、みくにゃん!」
卯月「レッスンはいっぱいしてましたけど、ステージは初めてで……」
凛「今日はバックダンサーだし、そこまで気負う必要ないよ」
茜「未央ちゃん! 卯月ちゃん!」
卯月「は、はい!」
未央「なんだい!? 茜ちん!」
茜「そういう時は身体を動かせば良いんです! さぁ、一緒に走りましょう!!」
みく「ドンマイ……」
茜「ボンバー!!!」
未央「え、ちょ、速い! 速いよ! 茜ちん!」
卯月「ま、待ってください~」
凛「追わなくていいの?」
みく「そのうち帰ってくるにゃ」
凛「そんなもんかな?」
みく「そんなもんにゃ」
凛「ふーん、ところでプロデューサーは?」
みく「幸子チャンの冠番組の方。終わり次第こっち来るらしいけど」
凛「さっきから、やけにみくがやさぐれてるのは幸子の番組のゲストに決まったから?」
みく「……だってありえなくない? なんでアイドルなのに、頭にお湯の入ったボウル乗せて平均台渡らなきゃいけないのにゃ……」
凛「……みくの次のゲスト、私」
みく「……お互い苦労するにゃ」
凛「だね……」
コメント一覧
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- 2016年02月16日 21:19
- ありゃ、卯月未央きちゃったんか…。オリジナル感あってよかったのがどんどん微妙になってくな
他メンバもユニット組んで欲しかったよ
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- 2016年02月16日 21:59
- Q:アナベベさんは何処に引き抜かれるんですか?
A:日高舞、音無小鳥、安部菜々の復活ユニットに参加じゃね?
高木社長から連絡あったってことは765か961?
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- 2016年02月16日 22:04
- おおっとそうきたか
引き抜きというより3人で独立って感じになりそうだと予想するが
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- 2016年02月16日 22:15
- 不穏な空気になってきたな
どうやらさすヘレの展開はなさそうだ
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- 2016年02月16日 22:37
- そら、復活日高舞が他人の会社で使われるなんて想像もつかんしな。
自ら興した事務所に旧知の二人を引き込んでの殴り込みだろうて。
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- 2016年02月16日 23:16
- 個人的にはNGのリーダーが卯月で凄く嬉しい。公式もそうしてほしいレベル。
あ、SSもよかったです。
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- 2016年02月17日 00:00
- Q.なんで安易にNG組ませちゃったんだろうか
A.はぁと様過労死回避の為の展開上、テコ入れになり過ぎないのがNGだっただけだよ!
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