絵里
1: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:09:16.64 ID:3dK3kvwp.net
希「さーて、皆集まったことだし。エリち~今日は何個もらったんー?」ニヤニヤ
絵里「ちょっと希・・趣味悪いわよ?」ハハ
ことり「ん?あれって……絵里ちゃんのカバン?」
\ パンパンのカバン /
ことり「oh……」
花陽「すっすごいです・・・!あのサイズでも入りきらないなんて・・・・・・!!」
凛「流石絵里ちゃんだにゃー!!!!」
絵里「あははは・・・」
真姫(…おかしい、おかしいわ……!)
↓
↓
↓
↓
絵里「ちょっと希・・趣味悪いわよ?」ハハ
ことり「ん?あれって……絵里ちゃんのカバン?」
\ パンパンのカバン /
ことり「oh……」
花陽「すっすごいです・・・!あのサイズでも入りきらないなんて・・・・・・!!」
凛「流石絵里ちゃんだにゃー!!!!」
絵里「あははは・・・」
真姫(…おかしい、おかしいわ……!)
↓
↓
↓
↓
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:13:05.15 ID:0j+GJRWz.net
二個ってか!?
3: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:16:05.32 ID:3dK3kvwp.net
にこ「・・・」
真姫「にこちゃんがおかしいわ!!!!」
にこ「ギクッ!」
ことり「わっ! ビックリした」
穂乃果「どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「いつものにこちゃんなら
『ふん!なに調子に乗っちゃってんのよー!!』 って言うはずよ!」
穂乃果「たっ確かに!?」
花陽「確かにって・・・」
希「まさかにこっち、チョコ貰わなすぎてなにも言えなかったりしとるんちゃう~?」
にこ(…違う、ぜんっぜん違うわッッ!!)
にこ( 真逆なのよ!!!! )
真姫「にこちゃんがおかしいわ!!!!」
にこ「ギクッ!」
ことり「わっ! ビックリした」
穂乃果「どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「いつものにこちゃんなら
『ふん!なに調子に乗っちゃってんのよー!!』 って言うはずよ!」
穂乃果「たっ確かに!?」
花陽「確かにって・・・」
希「まさかにこっち、チョコ貰わなすぎてなにも言えなかったりしとるんちゃう~?」
にこ(…違う、ぜんっぜん違うわッッ!!)
にこ( 真逆なのよ!!!! )
5: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:21:58.66 ID:3dK3kvwp.net
にこ「思ったより貰ってんのよ!!!!」パァァア
凛「え? あっ本当だ!絵里ちゃんほどではないけどそこそこパンパン!」
穂乃果「あーーっ!?本当だぁ!」
海未「まぁ私がこんなにも貰えているのですから、にこならこれくらい当然ですよ」ニコッ
にこ「そっそう?///」
絵里「・・・・・・」
凛「え? あっ本当だ!絵里ちゃんほどではないけどそこそこパンパン!」
穂乃果「あーーっ!?本当だぁ!」
海未「まぁ私がこんなにも貰えているのですから、にこならこれくらい当然ですよ」ニコッ
にこ「そっそう?///」
絵里「・・・・・・」
6: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:29:17.61 ID:3dK3kvwp.net
希「エリち?」
絵里「にこ。カバンを机の上に置きなさい」
にこ「? 別にいいけど」ドサッ
絵里「開けなさい」
にこ「わっわかりました・・・」ジーッ
絵里「・・・・・・」
絵里(・・・・・・)
絵里(1・・・6・・・15・・・ ・・・・・・)
絵里(25個・・・!!!!!!)
絵里「にこ。カバンを机の上に置きなさい」
にこ「? 別にいいけど」ドサッ
絵里「開けなさい」
にこ「わっわかりました・・・」ジーッ
絵里「・・・・・・」
絵里(・・・・・・)
絵里(1・・・6・・・15・・・ ・・・・・・)
絵里(25個・・・!!!!!!)
7: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 01:39:40.23 ID:3dK3kvwp.net
絵里(私が貰ったチョコは全部で30個・・・・・・)
絵里( ..一応私は自分を達観できてると思う…流石に自分自身の顔のレベルはわかってるつもり。)
絵里(バレエも一つの要素ではあったけど、私は昔から容姿だけで過度な期待をされ続けてきた)
絵里(その期待全てに応えるために、私は今までずっと完璧を演じ続けていたし、事実他人からもそう思われてた)
絵里(なのに・・・)
絵里(なのに、正直に言って他人から見ても評価されるような人間でないにこが。)
絵里(なんで私と張り合えるの・・・・・・?)
絵里「・・・・・・ ッ 」イラァ… … …
絵里( ..一応私は自分を達観できてると思う…流石に自分自身の顔のレベルはわかってるつもり。)
絵里(バレエも一つの要素ではあったけど、私は昔から容姿だけで過度な期待をされ続けてきた)
絵里(その期待全てに応えるために、私は今までずっと完璧を演じ続けていたし、事実他人からもそう思われてた)
絵里(なのに・・・)
絵里(なのに、正直に言って他人から見ても評価されるような人間でないにこが。)
絵里(なんで私と張り合えるの・・・・・・?)
絵里「・・・・・・ ッ 」イラァ… … …
29: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:24:52.03 ID:o9b39akN.net
にこ「ねえ絵里」
絵里「なによ!」イラッ
にこ「ちょっ、なんで怒ってるのよ」
絵里「別に怒ってなんかないわ」イライラ
にこ「まあいいけど…」
絵里「それで何の用?」イライラ
にこ「これ にこからのバレンタインチョコよ」
絵里「えっ」
絵里「なによ!」イラッ
にこ「ちょっ、なんで怒ってるのよ」
絵里「別に怒ってなんかないわ」イライラ
にこ「まあいいけど…」
絵里「それで何の用?」イライラ
にこ「これ にこからのバレンタインチョコよ」
絵里「えっ」
30: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:32:28.16 ID:o9b39akN.net
にこ「アイドル部で1人になって諦めかけていたにこを勇気づけてくれたのは絵里だったから」
絵里「は?」
にこ「絵里は学校の為に一生懸命動いてた それなのににこは部員が減っただけで諦めようとしてた」
にこ「そんな自分があほらしくなって 自分より大きな問題と闘ってる人がいるのに自分もこんな小さな問題で躓いてる暇はないって元気が出たというか」
にこ「もう自分でも何言ってるかわからなくなってきたわ」
にこ「とっ、とにかくそのチョコはその時のお礼だから!」
絵里「にこ…」
絵里「は?」
にこ「絵里は学校の為に一生懸命動いてた それなのににこは部員が減っただけで諦めようとしてた」
にこ「そんな自分があほらしくなって 自分より大きな問題と闘ってる人がいるのに自分もこんな小さな問題で躓いてる暇はないって元気が出たというか」
にこ「もう自分でも何言ってるかわからなくなってきたわ」
にこ「とっ、とにかくそのチョコはその時のお礼だから!」
絵里「にこ…」
32: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:39:00.57 ID:o9b39akN.net
絵里(わたし、なんでにこがわたしと同じくらいチョコを貰えたのか気づいたかもしれない)
絵里(にこは周りをよくみてる 学校を守る為に必死で周りがみえてなかったわたしとは違う)
絵里(必死に完璧を演じようと無理してたわたしとは違う)
絵里(にこは普段はおちゃらけてるから見た目は評価されるような子ではないかもしれない)
絵里(でもその裏ではずっと努力し続けてきたんだ)
絵里(にこは周りをよくみてる 学校を守る為に必死で周りがみえてなかったわたしとは違う)
絵里(必死に完璧を演じようと無理してたわたしとは違う)
絵里(にこは普段はおちゃらけてるから見た目は評価されるような子ではないかもしれない)
絵里(でもその裏ではずっと努力し続けてきたんだ)
33: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:41:57.48 ID:o9b39akN.net
絵里(それなのにわたしはさっきにこに対して酷いことを思ってしまった)
絵里(見た目だけでにこの中身を何も知らなかったんだ)
絵里(そんなわたしをにこは必要としてくれてた わたしはその期待に応えたい)
にこ「絵里?」
絵里「ごめんなさい」
にこ「はぁ?」
絵里「わたしにこの事をちゃんと見てなかった だからこれからはもっとにこの深いところを知れるような関係になりたい」
絵里(見た目だけでにこの中身を何も知らなかったんだ)
絵里(そんなわたしをにこは必要としてくれてた わたしはその期待に応えたい)
にこ「絵里?」
絵里「ごめんなさい」
にこ「はぁ?」
絵里「わたしにこの事をちゃんと見てなかった だからこれからはもっとにこの深いところを知れるような関係になりたい」
34: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:42:43.82 ID:o9b39akN.net
にこ「うっ、うん/////」
絵里「だからその…… ホワイトデーに期待しといてください/////」
にこ「はい/////」
絵里「だからその…… ホワイトデーに期待しといてください/////」
にこ「はい/////」
35: 名無しで叶える物語(禿)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 08:43:11.03 ID:o9b39akN.net
終わり