春香・響・楓「がなはるトーク!」
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・春香と響がユニットを組んでいるという設定です
・今回765とシンデレラのキャラが絡みます。
よろしくお願いします。
我那覇響「この番組は毎回ゲストを招き、ゲストとともにあるテーマに沿ってトークする番組だぞ」
高垣楓「今回のゲストは誰か非常に気になりますね」
春香「楓さん、あなたです」
響「というか何でいるんだ?」
楓「ふふっ♪」
響「それが急に楽屋に来て『今回のゲストは私ですのでよろしくお願いします』だもんな」
春香「一緒にいたディレクターさんもビックリしてたもんね」
楓「やっぱり、挨拶は大事かなって思いまして」
春香「やだ、すごい常識人っぽい。今回は期待できるかもね、響ちゃん」
響「よく見ろ春香、常識人は両手に酒瓶持ってこないぞ」
楓「そうですね。持つなら片手ですよね」
響「違う。持たない」
楓「呼ばれるまで我慢できなかったんです」
春香「五分ぐらい待っててくださいよ!」
楓「春香ちゃんたちとおしゃべりしたかったんです」ニコ
春香「やだ」キュン
響「ちょろっ!?春香ちょろすぎるだろ!」
春香「そうですね。それじゃ――」
響「楓さんもいるしもういいんじゃないか?」
春香「嫌だよ!わたしのトークを楽しみにしてくれてる人が可哀想だよ!」
響「そんなにいないだろ」
春香「いいや、この番組を見ている人の99割はオープングトークを楽しみにしてるよ!」
楓「この番組を見ている人はすごいですね。影分身でもできるんでしょうか?」
響「本人は算数もできないけどな」
響「あんまりハードルは上げないほうがいいぞ」
春香「いいや、今回は本当にすごいから!抱腹絶倒間違い無し!」
響「だいたい春香がそんなこと言うときは信用できないんだよなぁ……」
春香「ふふふ、この話を聞いた後に響ちゃんはもう一度同じこと――」
楓「二人ともー、トークテーマが決定しましたよ。テーマは『理想の告白』です」
春香「ちょっと楓さん!勝手にトークテーマ引かないでくださいよ!」
響「うわーい、今日も自由だなー」
春香「うーん、なかなか恥ずかしいのがきましたね」
響「そうだな。告白かぁ……」
楓「二人ともこういうのは苦手ですか?」
春香「はい、恥ずかしながら……」
響「自分も……」
楓「そうなんですか。実は私も少し苦手で……」
春香「ですよね。人の恋話を聞くのとかは好きなんですけど話すのは……」
楓「その気持ち分かります。私も聞くほうが好きで……お酒を飲んでれば話すのも大丈夫なんですけど……」グビグビ
春香「飲んでるじゃないですか!」
楓「ふふ、それじゃあトップバッターは私が担当しますね」
春香「お願いします」
楓「分かりました」
響「うんうん」
楓「気持ちのこもった言葉は必ず相手に届くものです。ですから私は告白ならこんなシチュエーションがいいですね」
響「なんか……その時点で少し恥ずかしいぞ……」
楓「それで、相手が照明をいじってわたしの周りだけ光が強くなるんです」
春香「す、すごい。照明なんかカラオケするときしか本格的にいじったことないよ……」
響「春香……空気読もうよ……」
春香「熱烈に……ですか」
楓「はい、このとき熱烈であればあるほど効果的です。やっぱり、自分の気持ちは声にださないと伝わりませんから」
響「言霊とも言うしな」
楓「そして、一通り説得が終わると相手が美味しい物を頼んでくれるんです。しかし、まだ私に食べてはいけないと言うんです」
春香「食べちゃダメなんですか?」
楓「はい、私が返事をするまでお預けです」
響「いぬ美にする『待て』みたいなもんだな!」
春香「響ちゃんも空気読もうよ……」
響「恥ずかしくて……」
響「い、いきなり家族か?」
春香「だ、大胆ですね……」
楓「ふふ、そうでもないですよ。普通です。普通」
春香「お、大人ってすごいね……」
響「だな……」
楓「そして、相手は私を待ちます。『俺の気持ちは十二分に伝えた。お前はどうだ』とでも言わんばかりに」
春香「楓さんが告白するんですね!」
響「告白の言葉は楓さんが言うんだな!」
春香「感極まっちゃうんですよね!」
楓「そして私が涙を流しながらこう言うんです」
春香「」ゴクリ
楓「私がやりました……」
春香「」ズルッ
響「」ズルッ
春香「楓さん、台無しです!その告白じゃないですよ!」
楓「あ、ライトまぶしいので消してください」
春香「ずっと照明あびてたんですか!?失明しますよ!」
楓「ふふ、だって本気の告白は恥ずかしいじゃないですか」
春香「そうですけど……」
響「最初にこれやられると後が辛いぞ……」
楓「ちなみに容疑は、前の人が取り忘れた自販機の小銭を懐に入れたという容疑です」
響「しょぼっ!?最高にしょぼいだろ!!」
楓「遺失物横領罪ですね」
春香「何か凄そうになった!」
春香「じゃあ、わたしがするよ……」
響「ごめんな、春香。頼んだぞ」
春香「うん、任せて。肝心の楓さんは反省してるのか真剣な表情で何か考えてるし、もう忘れよう……」
楓(そうだ。今日の夕飯はカツ丼にしましょう)
響「例えば?」
春香「ライバル校に捕らわれたマドンナを救出するために決死の覚悟で敵陣に一人突撃した男子生徒。とかかっこよくないですか?」
楓「例えが若干古臭いですけどかっこいいですね」
春香「そうですよね!やっぱり何かしら覚悟を決めた告白をされたいですよね!」
響「うわぁ……罰ゲームで春香に告白かぁ……でも仕方ない!」
春香「その覚悟のされ方は甚だ不本意だよ!」
楓「ふむふむ」
春香「それでは天海春香の『理想の告白』です」
響「まぁ、静かに見てるよ」
春香「時は20××年、世界は核の炎に包まれた!」
響「はい、ちょっと止めて」
響「無理だろ!いきなり設定がぶっ飛んだぞ!」
春香「ほら、『理想の告白』だから。ファンタジーでも大丈夫だよ」
響「でも限度があるぞ!何で一度世界が更地にならなくちゃならないんだよ!」
楓「ファンタジーの世界なんて不安たじたじー♪」
響「ちょっと楓さんは黙ってて」
楓「あら、今のは自信作だったのに」
春香「でもベースが現代日本だと響ちゃん死んじゃうよ?」
響「なんで死ぬんだよ!だいたい自分が物語に登場する時点でおかしいだろ!」
楓「まぁまぁ、響ちゃん。春香ちゃんも何か考えがあるみたいだし、ここは見守りましょう?」
響「うう、楓さんがそういうなら……」
春香「じゃあ続けるね」
響「世紀末だな」
春香「そして、その混沌とした時代に正義を貫く一つの集団があった。そう天海春香義勇軍である」
楓「かっこいいですね」
春香「しかし、この時代に正義を貫くのは容易ではない。義勇軍は悪の軍団『アミマミ』に包囲されてしまった」
響「亜美と真美だろ!」
春香「まぁ、ここまでが舞台設定ですね」
楓「ここからどうなるか期待しています」
春香「任せてください!」
コメント一覧
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- 2016年02月17日 21:20
- もうこれからはこの三人で司会者やれば良いんじゃないかな?
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- 2016年02月17日 21:23
- このシリーズが大好きです。弟も楽しみに見ています。願わくばプロジェクトアイマスのアイドルが全員ゲスト登場するまで続けて欲しいです。次回を楽しみに待ってます。
ハルトオオオォォォォオオ!!!!
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- 2016年02月17日 21:23
- 手ごわいゲストが来たな…って思ったが割とまともな楓さんだった。
だが、なぜ時子様の回を書かんのだ!
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- 2016年02月17日 21:29
- ※3
我が書き換えたのだ…。
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- 2016年02月17日 21:40
- 楓さんって年下から慕われてそうでいいよね
収録後は俺が介抱してお持ち帰りしたい
告白シーンで理想なのはうしおととらの最終決戦前だな
あんなにボロボロ泣いた告白シーンは無い
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- 2016年02月17日 21:49
- 楓様に汚れ仕事させないで
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- 2016年02月17日 21:50
- ※2
おま、何年掛かると思ってんだ。無理に決まってんだろ。
そう思っていた頃もありました。某ラジオは(デレ限定だが)達成しそうなんだよな。
願わくば、後に続く勇士の引きも切らぬ事を。そしてその1つにこの番組もあらん事を。
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- 2016年02月17日 22:25
- *7みたいなこと言うけど、これまさかどっかのラジオみたいになるんじゃねえよな…。
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- 2016年02月17日 22:36
- ※8
可能性はあるな…
―半年後―
もうがなはるトーク10回目かあ…。結構続くなあ……
―半世紀後―
もうがなはるトーク10000回目かあ…。結構続くなあ……
ってことになるかも知れん。
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- 2016年02月17日 23:52
- 某チビっ子トリオのラジオ云々は既にオレが言った!
だから時子回を書くんです、なんしま