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20130513210722

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:01:26.348 ID:FqHbcRQF0.net
春香「あ、響ちゃん」

美希「おかえりなのー」

響「なにしてるんだー?」

美希「事務所の倉庫を整理してたんだけど、懐かしいアルバムが出てきたから見てたの」

春香「そうそう!さっき、響ちゃんの写真もあったよ」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:04:42.880 ID:FqHbcRQF0.net
響「え?どれどれ??」

春香「えーっと、あ!これこれ!」

響「え?自分、どこにいるんだ?」

春香「ほら、この後ろの方に」

響「ってちっちゃいなー!これいつの写真だ?」

春香「えっと…確かこの会場、IUの会場だったかな?」

響「ぅぇー!それじゃあまだ自分が961にいた時の写真かー?」

春香「そうそう!この時、まだ響ちゃん尖ってたんだよねー」

響「あーもー!そういう話やめてよー!」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:07:11.171 ID:FqHbcRQF0.net
春香「だって、響ちゃん私たちにすっごい冷たかったし」

響「それは、黒井社長に765プロの変なイメージ信じさせられてたっていうか…」

響「あ!美希だって知ってるよな?」

美希「え?美希知らないよ?」

響「え?」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:10:42.798 ID:FqHbcRQF0.net
響「え、ちょっとまって、美希も一緒にいたよな?」

美希「響、何言ってるの?美希はずっと765プロでハニーと一緒にいたよ?」

響「え?え?……あれ?美希、961プロにいたよな??春香も知ってるだろ?」

春香「え?私?、えっと、あー、どうだったかなー」

春香「その頃に、美希と直接会話した記憶ないし、覚えてないなー」

響「いやいやいや!!!おかしいよ!!!」

美希「響こそおかしいの!美希は961プロなんかに誘われたことなんてないの!」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:16:10.743 ID:FqHbcRQF0.net
響「…あ、わかった!そうやって自分を騙すつもりなんだろ!!」

響「何の番組なんだ?」

春香「あははは」

美希「番組?別にドッキリでもなんでもないの、これは“まぎれもないじじつ”なの」

響「うー…、自分わからなくなってきたぞ」


貴音「なんの話をしているのですか?」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:18:39.150 ID:FqHbcRQF0.net
響「あ!貴音!そうだ!貴音も一緒にいたよな!」

貴音「はて?何の話なのかわかりませんが、とりあえず、響、落ち着いてください」

響「あ、うん、ほら、自分たちがまだ961プロにいた時のことだよ」

貴音「961プロ…?あぁ、」

響「そう!そこで確か自分たちユニット組んでたよな!自分と、貴音と、そして美希で!」

貴音「…………」

響「貴音?」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:21:11.938 ID:FqHbcRQF0.net
貴音「響、私は961プロにいたことなんてありませんよ?」

響「は?」

貴音「私が、げいのうかつどうを始めたのはこの765プロが初めてです」

響「ちょ、え!?」

美希「ほら、美希の言ってたことが正しかったでしょ?」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:24:38.280 ID:FqHbcRQF0.net
美希「響はちょっと疲れてるんじゃないかな?」

春香「あ、あぁ!そうだね!最近、お仕事多かったしね!」

響「そ、そんなはずないぞ…そんなはず……」

響「そうだ!!他のみんなに聞けばわかるはず!!」

貴音「そういえば、他のみんなはまだ戻ってないのですね」

春香「うん、あ、でも、千早ちゃんはそろそろ戻ってくるはずだよ」

響「よし!じゃあ千早にも聞いてみるさ!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:29:22.898 ID:FqHbcRQF0.net
千早「ただいま戻りました」

春香「あ!千早ちゃん!お帰り!」

千早「ただいま、春香」

響「千早!!自分!千早に聞きたいことがあるんだ!!」

千早「我那覇さん!?き、急になに?」

春香「実は…カクカクシカジカ」


千早「IUの時のこと、うーん、そうね……」

千早「確かに私もプロデューサに薦められて参加はしたわね」

響「千早は確か貴音と争ってたはずだぞ!!」

千早「四条さんと?私が??」

響「ま、まさか」

千早「あはははは、まさか」

響「あの千早が笑って否定した!!!!」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:32:44.152 ID:FqHbcRQF0.net
春香「さてと、そろそろいい時間だし帰ろっか」

千早「そうね」

美希「そうなの、美希も、もう眠いの、あふぅ」

貴音「私も、少々小腹が空きましたので、これから屋台ラーメンのはしごとしようかと思います」

響「そんなはず、ないの…そんなはず…」

春香「じゃあ、響ちゃん?私達帰るね?」

響「そんなはず…」ブツブツ

千早「行きましょう、春香」

春香「う、うん」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:36:16.600 ID:FqHbcRQF0.net
響「そうだ!アルバムに何か証拠が!!……ない」

響「他になにか記録が!!」


ガチャ
小鳥「ただいまー、ってこの時間じゃ誰もいるわけないか」

小鳥「よいしょっt」

ガサゴソガサゴソ

小鳥「ひぃっ!」

小鳥「だ、だれ?な、なに!?え?泥棒?ねずみ?」ゴクリ

「こー…とー…りー…」

小鳥「うひゃぁあわぁぁ」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:38:48.668 ID:FqHbcRQF0.net
小鳥「って響ちゃん!?」

響「小鳥ぃー…自分、どうしたら、自分、」ジワッ

小鳥「ちょ、ちょっとどうしたの!?響ちゃん?え、なに?男!?男なの!?」

響「助けて……ほしいさ」

小鳥「助けて?え、なに?どういうこと??」


響「実は…」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:41:21.937 ID:FqHbcRQF0.net
小鳥「うーん、つまり響ちゃんの話を整理すると」

小鳥「昔、響ちゃんがいた961プロには、美希ちゃんと貴音ちゃんもいた・・・と」

小鳥「でも、二人共それを否定していて、そんな事実も残ってないと」

小鳥「そういうこと?」

響「まぁ、そういうことだぞ…」

小鳥「ごめんなさい、私も最近記憶力がなくなってきててその当時のことはよく覚えてないんだけど」

小鳥「あ!とはいってもその、老化現象とかそういうのではないわよ!?決してね!」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:43:11.842 ID:FqHbcRQF0.net
小鳥「一番確実なのは、961プロにその資料が残っていれば確実なんだけど」

響「それは自分も考えたさ」

響「でもさすがにそれは…」

小鳥「難しいわよね……」

響「うぅ」


小鳥「背に腹は代えられない…か」

小鳥「大事なうちのアイドルだしね!しょうがない!私が一肌脱ぐわ!」

響「小鳥、どういうこと?」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:45:42.252 ID:FqHbcRQF0.net
翌日

響「みんなぁーおっはよー!」

春香「おはよう、響ちゃん、よかったぁ元気で」

美希「あふぅ、おはようなの…ぐぅ」

貴音「ほら、美希、こんなところで寝ては風邪を引いてしまいますよ」

響「お、ちょうどいいところに二人ともいるな!!」

貴音「響?なんですか?」

響「ふっふっふっ……昨日の発言を取り消してもらうさ!」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:48:16.222 ID:FqHbcRQF0.net
春香「響ちゃん、どういうこと?」

響「つまり!美希と貴音は961プロにいたってことさ!!」

美希「響もしつこいの!美希は961プロにいたことはないって言ってるの!」

貴音「私も、961プロに所属したことは一度としてありませんが」

春香「ま、まぁまぁ、とにかく響ちゃんの話を聞いてみようよ」

響「これを見ろ!!」

春香「…この資料?なに?」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:50:54.750 ID:FqHbcRQF0.net
響「961プロの所属アイドル一覧さ!!」

春香「えぇー!?これどこから?まさか盗んで…」

響「人聞きの悪いことをいうなー!ちゃんと黒井社長に貸してもらったさ!!」

貴音「ふむ、確かにこの社印は961プロのもの……」

貴音「どうやって手に入れたかはさておき、この資料は本物でしょう」

美希「…で?それがどうかしたの??」

響「このページをみるさ!!」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:53:25.716 ID:FqHbcRQF0.net
響「ここに、自分の名前の下に美希と貴音の名前があるさ!!!」

春香「あ、本当だ!確かに二人の名前がある!」

響「ちゃーんと、961プロをやめた日も書いてあるさ」

美希「本当なの!」

貴音「これは驚きましたね」

響「ということで、二人は確かに961プロにいたさ!」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/30(土) 23:55:59.478 ID:FqHbcRQF0.net
貴音「この資料に書いてあるということはそうなのでしょうね」

美希「ここまで証拠を揃えられたら認めざるをえないの」

春香「そっか!よかったね響ちゃん!」

響「うん!」


春香「よし!じゃあすっきりしたところで今日もお仕事頑張ろうか!」

美希「美希は今日はドラマの撮影なの」

貴音「私は、MVの撮影ですね」

春香「響ちゃんは?」

響「自分は今日は午後からさ」

春香「そっか、じゃあ私達行くね!」

響「いってらっしゃーい」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/31(日) 00:01:37.454 ID:vjah4GJs0.net
響「うん!」

響「これで一件落着だな!」

響「さて、自分も次の舞台の台本でも覚えるかなー」


響(……本当にこれでいいのか?)

響(……何か、変な気が)

ガチャ

響「あ!プロデューサー!出張から帰ってきたんだな!おかえり!」

響「そういえばプロデューサーがいない間に変な食い違いが起こってさー……ん?そのボタンなに?」

響「え?リセット…?」

響「あ、ゲームか!プロデューサーもゲームやるんだな!」

響「……ちょ、ちょっと待つさ!プロデューサー!それは

プツッ



おわり