宿泊装いサイトから現金＝ポイント制度悪用疑い－宿経営者と男逮捕・警視庁

宿泊予約サイト「じゃらんｎｅｔ」のポイント制度を利用して宿泊したように装い、
サイト側から現金をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は１７日までに、
電子計算機使用詐欺容疑で、ゲストハウス経営者の端慶山文雄容疑者（５４）＝沖縄県宜野湾市大謝名＝と
無職宇羽野真史容疑者（３４）＝宮崎県都城市関之尾町＝を逮捕した。
同課によると、いずれも容疑を認め、宇羽野容疑者は
「生活費欲しさに、約３年前から１０００万円ほどだまし取っていた」と話している。
　
同課によると、当時「じゃらんｎｅｔ」は新規登録すれば宿泊に使える
ポイント１０００円分がもらえるキャンペーンを実施していた。
客がポイントを使い宿泊すると、サイト側から宿にその分の現金が支払われる仕組みだった。
　
客を装った宇羽野容疑者は複数のアカウントを作って新規登録を繰り返し、ポイントを取得。
端慶山容疑者がサイトに掲載した１泊１０００円の宿泊プランをポイントで予約し、
同容疑者がサイト側に虚偽の宿泊情報を送信して現金を受け取っていた。
だまし取った金は山分けしていたという。（2016/02/17-11:13）

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2016021700327