世界中で驚きの声…世界最安420円のスマートフォンがインドで販売開始
本日2月18日、世界で最も安い携帯電話が販売開始しました。
発売したのはインドの携帯電話メーカーで、なんと値段は251ルピー(約420円)!
あまりに激安なことから、海外サイトでも大きな注目を集めていました。
The world's cheapest smartphone is cheaper than expected, launches in India for $4
「Freedom 251」(フリーダム251)
主な仕様
・OS Android 5.1(Lollipop)
・4インチ・ディスプレイ(960×540)
・1.3GHz クアッドコア
・1GB RAM
・8GB 記憶容量
・1450mAh バッテリー (参照:4インチのiPhone4が1440mAh)
・320万画素 バックカメラ
・30万画素 フロントカメラ
・3G通信
値段を考えると性能の高さに驚きですが、販売はインドのみで2月18日から予約を受け付け、6月までに配送予定。いくつかのアプリもプリインストールされているとのことです。
さらに1年の保証がついているそうで、インド国内の650以上のセンターでサービスを受け付けています。
製造は新興携帯電話メーカーの“Ringing Bells”(リンギング・ベルズ)で、2015年に創設して以来、すでに4つの携帯電話をリリースしています。
以前には2999ルピー(約5000円)の4G通信スマートフォンを発売して話題を呼びました。
251ルピーではどう考えても赤字になることから、本当に実現可能なのか疑う声も少なくありませんが、モディ首相がITを促進していることから、何らかのバックアップがあるのではないかとみられています。
(※ちなみにインドではたばこ1箱がおよそ200ルピー)
まさに破格のスマートフォンの登場に、海外掲示板には多くの意見が寄せられていました。抜粋してご紹介します。
●じゃあ、そのスマホをビールの中に落とすたびに、ビールを無駄にしたと嘆くことにするよ。
●10個ください。これから部屋から部屋に移動するたびにスマホを持って歩かない。simカードだけを運ぶ。
●ここ(インド)で朝の6時に販売開始だが、6時に行ってみようと思う。おそらく瞬時になくなって、自分はゲットできないと思うが、10時間後に知らせるよ。
●スペックを見る限り、自分の携帯より性能が高いんだけど……。
●よーし、208ドル(約2万4000円)出して、これを52台買うぞ。そうしたらスマホでトランプができる。シャッフルするのは難しいだろうけどね。アメリカでも販売してくれたらいいのになあ。
↑シャッフルするアプリを入れたらいい。
↑「ポーカーでもしないか、おっと、すまんカードを先に充電してくるよ」
↑もしアメリカに来たなら、いつものようにきっと値段を釣り上げるんだよ。
●このスマホは間違いなく政府が大きな補助をしているに違いない。
●これが完全に詐欺で、実際は1つも売らないということはありえる?
↑インドからだが怪しいので様子を見る。
●自分の1年前の400ドルのスマホよりも新しいバージョンのAndroidなんだけど。
「実物はカタログスペックと違うのでは」とか「この値段では信じられない」など、懐疑的な声も多く、発売後のレビューを見てからといった意見が目立っていました。
予約受け付けが開始されたとたんに、WEBサイトが落ちるほどの人気ぶりのようですが、順調に販売されるのか興味深いところです。
The world's cheapest smartphone is cheaper than expected, launches in India for $4