『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.112　麻帆良学園3-Aの生徒達
雪姫に連れられて刀太が入った部屋は、かつてエヴァンジェリンとしてネギの授業を受けていた教室だった。そこに居たのは いいんちょ、茶々丸、さよちゃん、龍宮です！
うっひゃー！　さよちゃん以外は既出だけど一堂に会していること自体に感動ですよ。蘇る ネギまをレビューしていた日々！　さよちゃんは地縛霊から脱してカメラマンとなった朝倉と共に飛び回っていたハズですが、さすがに今では古巣に戻ったってところですかね。

いいんちょは刀太を見て ネギとは全然似てないけど負けん気の強そうな瞳だけはそっくりと、若かりし日々を思い出す。思い余って刀太をハグしたことに、さよちゃんも茶々丸もズルいとして奪い合いに。いやもうこのやりとりは当時のまんまでニヤニヤが止まらねーよ！　

さて、気分は一転してシリアスに。昨夜 ネギが目撃されたと龍宮から報告が。東アジア軌道ステーションの外壁に数秒だけ写った映像が映し出される。確かにネギに間違いない。けれど苦しそうな表情をしてるな…との刀太の問いに答えたのは

ザジ・レニーデイです！　これまた懐かしい人の登場ですよー！　もっともStage.24にて「始まりの魔法使い」を追うメンバーの一人に入ってたけれど アレは回想のみ。話に参加するのはこれが初ですね。
ザジが語ったのは『共鳴り』と呼ばれる能力のこと。はい、この言葉はStage.65で初出以来二度目。下記になるので参考ください。
UQ HOLDER！ Stage.65　出場禁止を命じる雪姫。物語は大きく変わる(2015/1/22)

Stage.65で出ておきながらその意味が1年1カ月後のいま、ようやくわかりました。「始まりの魔法使い」は不死でないけれど不滅。彼女は(女性で確定の模様)殺した相手の精神を強制的に乗っ取り続けて存在し続けてきた。90年前にナギが殺したことからナギが乗っ取られ、20年前にはネギがナギを殺したことから今はネギが乗っ取らてるということ。もっともすぐに乗っ取られるのではなく徐々に蝕んでいくことから正確には「乗っ取られようとしている」ことになります。

ここで思いつくのが二つの疑問。一つはネギまの最終回でナギが楽しそうにしていたこと。ま、あれは『共鳴り』の症状がまだ進んでなかったので「始まりの魔法使い」に乗っ取られようとはまだ知らなかったと説明がつきますね。
あと一つはネギがナギを殺していたのならStage.65で二人が並んで立っていたのはどうしてもおかしいことに。さすがに父親を殺せなかったので殺す寸前で仮死にしたとか そんなところか？？

脳みそが乗っ取られる…刀太が思い出したのはのはダーナの言葉。「火星の白… 雪姫の仇敵を斃せるこの世で唯一つの力…」　俺の中の「火星の白」を使いこなせばラスボスをボコれるってことか！

刀太は雪姫に誓う。「あんたの愛する男は 俺が必ず取り戻してやるぜ！」　保証は無いとはいえ雪姫にとっては唯一の力たる刀太がこう言ってくれたことに少なからず期待していいんじゃないでしょうか。ま、この力は明日菜も使えるけれど お姫様たる現在の地位からして戦いに赴くとは考えられません。普通なら、ね。

そこを転移魔法で強襲をかけてきたのは近衛 帆乃香(右)と近衛 勇魚(左)。帆乃香は呪符を使うことから木乃香譲りの能力を使い、勇魚は剣使いからして刹那と同じ神鳴流の使い手ってところでしょう。「お兄様」と言ってるけど私はあまり気にしてません。年上ならばそうでしょうから。
ともかくだ！　この新章から懐かしい顔がまだ出てきそうなので展開が気になります。
UQ HOLDER!(10): 週刊少年マガジン　*3月17日発売