9179270ガリガリに痩せ、うつろな目をした裸の子供に、女性が水を飲ませている写真。これはナイジェリアの市場をさまよっていた2歳児が保護された場面だ。家族から「黒魔術師」だと捨てられ、この8カ月間、通行人の残飯を食べながら、ひとりで生きてきたという。





男の子はホープと名付けられ、NGO団体のローベンさんによって保護されることに。団体の Facebook ページによると、駆虫治療と定期的な輸血を受けたホープ君の健康状態は安定し、今では他の子供と遊べるまで回復したそうだ。



子供たちに「魔女」や「黒魔術師」とのレッテルを貼り、拷問や殺害を行う “魔女狩り”。ナイジェリアのアクワ・イボム州では子供への “魔女狩り” は禁止されているが、未だに大勢の子供たちが犠牲になっていると報じられている。



今回ホープ君の写真が公開されたところ、2日間で世界中から100万ドル(約1億1000万円)もの寄付がローベンさんの団体に集まったそう。

(source: エキサイト - 「黒魔術師だから」と家族に捨てられた2歳の子供 / その写真に世界が衝撃

Aid Worker Saves Nigerian Boy Accused Of Being A Witch