UJ2016年03月号 ジョジョリオン&ローゼンメイデン0感想
- 薔薇乙女、その知られざる物語。
少女はまだ知らない、この先待ち受ける運命を。
ローゼンメイデン0-ゼロ- 第1階 - ついに新連載です。大正浪漫です。人形と人間、両者の人情の溢れる成長物語短編集のような形になるのでしょう。
それは全然良いのですが、主人公の真紅ちゃんが表紙以外に一切出てこないなんてひどくない?
これがまさか俗に言うOP詐欺ってやつなのですか、お父様。 - シンク?誰? …あれ?誰でしたっけ?
- 真紅さんが聞いていたら血涙ものの台詞。記念すべき第1話なのに主人公に触れたセリフはこれだけ。
まだ、オールスルーだった方が、こうして弄られることもなくマシだったかもしれません。
状況的に仕方のない発言だったとはいえ、真紅の扱いがちょっと可哀想な気がします。
表紙のアオリ文の通りに薔薇乙女の知られざる物語だとは言え、真紅さん知られざられすぎィ。
そりゃ、新連載第1話でこんな運命が待ち受けていただなんて真紅本人も知らなかったことでしょう。
双子メインの話になりそうなので、蒼星石は近いうちに登場しそうですが
真紅は今回のエピソードでちゃんと登場してくれるかどうか、不安です。
ジュンの時代までは、薔薇乙女が大勢同時に目覚める事例はレアケースだったみたいですし。
こんなこと言うと、ジュンの時代でようやく初お目覚めだったはずの雪華綺晶は出たとしても寝顔だけの破目に。 - あれ…? 十三…階…?
- 話数のカウントが『第1階』となっていますし、このエレベーターと言いますか階数がキーワードのようです。
13と言えば西洋で不吉な数字。大正時代の日本でも、そういう事が浸透していたかは知りませんが
昔から日本で不吉な数字とされている4が欠番の階数にされてなくて良かったです。蒼星石的に。 - トリビュートコレクション
- ちょぼ先生のイラスト、巻いてはいけないの裏表紙ではピンボケだった金糸雀がクリアになってるよ! やったねカナちゃん!
それでも七姉妹の中で金糸雀の絵が一番小さいんですけどね。 - 「ロカカカ」の枝を手に入れろ!
ジョジョリオン#051 継ぎ木
「アイ・アイ・SYAA!」のネーミングの元ネタと思しきアルバム。(≧Д≦)みたいな絶叫顔な上に
「宇宙のビートでグォー!」て書いてあるのが「ヴォー」に見えるし、風評被害になりそうで怖いです。
吉影と仗世文の露骨なマーケティング(?)戦略でまんまと目薬を買わされてしまった愛唱。
わざとらしいにもほどがある気がしますが、ここまでされると私でも多分買ってしまう。- 大胆にロカカカの枝を折る仗世文
- こういう大胆かつ冷静に強行に及ぶ演出は好きです。
プロシュート兄貴の「やると思った時は既に行動している」みたいな感じです。
実際には、吉影と仗世文の周到な前準備に基づいた考え抜かれた行動です。
愛唱の目玉のところでパチパチしていたシャボン玉は、視界の一部を奪っていたようです。
吉影と合体して以降のS&Wも常秀から視力を奪っていましたし、それの応用というか元祖なのでしょう。
合体以前の仗世文のスタンド能力の戦闘シーンが、ほぼ皆無なので早計かもしれませんが
キラークィーンと合体後は、シャボン玉の扱いが大雑把だったけど
スタンド自体の破壊力も上がっていたとか、そういう変化があったのかもしれません。 - CMどおりだ これ 爽やかに見えるぜ
- 全然見えてないよ。視界の端で機械のような精密さで継ぎ木作業に精を出している仗世文アウトオブ眼中。
愛唱は彼女(人間)に思いっきり騙されて、家とか取り上げられていましたし、騙されやすい男なのでしょうか。 - 八木山夜露はロカカカを探していた
- 仗世文はロカカカを東方家の果樹園もしくはその近辺の木に継ぎ木していたようです。
ロカカカの実を確実に実らせるなら、ちゃんと果樹として確立されている樹を選ぶのは妥当ですし
杜王町でそういう果樹園のような場所は東方家の敷地内か近縁だったのでしょう。
東方家の土地の近くには、他人はあまり近づかないそうです(ただしソースは並行世界の密漁海岸)。
吉影だったら東方家の縁戚でもあるので、実の収穫の際に見咎められても言い訳はつくでしょう。
あとは木を隠すなら森の中、という作戦を地で行っていた事になります。
壁の目の隆起のせいで夜露はロカカカ探しになこうしていたようですが
そうでなくても、果樹園の中からたった二つのロカカカの枝と実を探すのは大変です。
知らなかったとは言え、憲助にとってもまさしく灯台下暗しな状態でした。
と言いますか、キングナッシングは常敏のハンカチに反応している場合じゃないです。
憲助が果樹園の世話とか見回りをしている時に、スタンドは何の反応も示さなかったということになります。
射程距離の範囲外だったのでしょう。仗世文も主人がちょくちょく見回りそうな所に隠しはしないですね。 - 本日は8月19日金曜日
- 解説の暴力ってレベルじゃあねーぞ、って感じの田最環の登場シーン。4Pもたっぷり解説に使って
さらには自己紹介までしてから攻撃開始です。悪の美学です。やだ、田最環とんでもなく格好いい。鳩が惚れるのも納得。
そして溢れる自信に裏打ちされた強さ。キラークイーンとシアーハートアタックをビタミンCで完封です。
4部と8部では吉良の能力も全然違うとはいえ、4部verのシアーハートアタックだったとしても
ビタミンCでドロドロにされて無効化されてしまうかもしれません。田最環がまさかのラスボスみたいな貫禄まであります。
尋問、拷問として紙幣で腕を切断してくる中々のサディスト。
切断された腕はドロドロ状態だったら簡単にくっつけることもできるのか、能力解除で元に戻るのか。
戻らなくても、憲助の腕は定助が「継ぎ木」して戻してくれそうです。腕の長さがちょっぴり元より短くなるかもですが。 - コミックス12巻発売のお知らせページ
- 田最環23歳、大増殖。よく見ると鳩姉ちゃんも一人だけいます。腹筋がビタミンCにやられそうなぐらい卑怯。
コミックス12巻の裏見返しや裏表紙などで、かつてのSBRの大統領チラリのように
この田最環軍団が採用されている…にポルナレフの魂を半分だけ賭けます。
以上、今月号の感想です。ありがとうございました。