ロイターは18日(現地時間)、米アップルのモバイル決済サービス「Apple Pay」が、中国市場において正式にサービスインを迎えたと報じています。
アップル幹部のジェニファー・ベイリー氏はロイターに対して、中国市場がApple Payにとって最大の市場となる可能性があることを明らかにし、サービスイン時点においてApple Payは同市場内で利用可能なクレジットおよびデビットカードの80%をサポートする見込みとのことです。
ただし、既に中国市場は複数の企業が提供するモバイル決済サービスが広く流通しており、新たにApple Payが割って入る隙が非常に少ないことを懸念する声もあり、ベイリー氏が明らかにした “予測” を現実のものとするには同サービスを普及させるための不断の努力が必須となるものと推察されます。
米国、英国、カナダおよびオーストラリアに続き、Apple Payが提供される地域として5ヶ国目となった中国。年内には香港、シンガポールおよびスペイン市場におけるサービスインも計画されていますが(過去記事)、アップルの目論見通りにサービスが普及するかどうか、今後の続報に要注目です。
[ロイター via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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