転載元:俺「妹……一緒に旅行に行くぞ」 妹「りょこー!?いくいくー!」
俺 中学2年 妹小学4年生
俺「泊まったりするから、荷物整えてく……」
妹「わーい!わーい!りょこーりょこー!」
両手を上げてはしゃぐ妹。肩まで伸びた黒髪がさらさらとなびく。可愛いやつだ。
俺「こら落ち着けって。今すぐに出るから、早く準備するんだ」
妹「え?今から出発?急だね」キョトン
俺「ああ」
妹「でもママとパパいないよ!家族みんなで行くんでしょ?りょこー」
俺「いや、俺と妹二人で行くよ」
妹「え?なんで?なんでなんでー?なんでママとパパは行かないの?ねえなんで?」
俺「社会勉強もかねて二人だけで行ってこいって、ママとパパが言ってたんだよ」
もちろん嘘だ。
妹「ふうん。じゃあ荷物準備しなくっちゃ!」
俺「おう。早くな」
俺はこの家に……いや、親に腹を立てている。親は俺に何か隠している。最近急によそよそしくなり、俺に冷たくなった。この家に居るのは居心地が悪い。
俺は今日、家出を決行する。
妹「えっとー……なに持ってこっかなあ……うさちゃんは絶対持ってくしークマちゃんも持ってくしー」
こんな可愛い妹をあんな親がいるこの家に一人置くのは可哀想だ。だから俺は妹も連れて行く。
俺「こらこら。そんなに持ってけないだろ?」
妹「……はーい」ふくれっつら
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妹「うわー!みてみてー!人がいっぱい!」
名古屋駅だ。最寄の駅から鶴舞線一本で行けるから楽だった。夕方6時だけあってかなり混み合っている。
俺「妹!これから新幹線に乗るぞ!」
妹「え!新幹線!?やったあ!」
妹とハイタッチをする。
妹「富士山見えるかなー!たのしみー!」
妹は目を輝かせる。
ごめんよ。旅行なんて嘘をついて。でもあんな親たちから守るにはこれしかなかったんだ。心の中で虚しく弁明する。
新幹線に乗る。自由席だ。
俺「……席……空いてないみたいだな……」
俺たちは立って東京まで行くはめになった。
妹「うん……あ!でもほらみて!ここからでも外見れるよ!」
妹が外を指差す。
妹「あ!あれジャスコ!ねえねえお兄ちゃん!ほらほら!」
俺「分かった分かったって」
妹は旅の癒しだった。
東京駅に着く。 もう夜8時30分だ。
俺「妹。しっかり俺の手を握るんだぞ」
妹「うん!妹はお兄ちゃんとずっといっしょだもん!」
俺「妹……妹はいつも俺の味方だな」
俺たちはせわしなく動く人の群れの隙間をすり抜ける。
俺「今日はあと一本電車に乗って、そのあとホテル泊まろう」
妹「うん!」
京浜東北線に乗る。勿論ほぼ満員電車。酒臭い匂いが充満する車内。
妹「お兄ちゃん……だいすき……だよ……」
妹を見ると、立ったまますーすーと寝息を立てていた。寝言だったらしい。
俺「妹……」
俺は妹の手をより一層強く握った。
川口駅で降りる。
俺「妹!起きろ!着いたぞ!」
妹「ん……あ、お兄ちゃんおはよ」
妹は白い歯を見せてにっこりと笑ってみせる。
俺「まだ少し歩くけど大丈夫か?」
妹「うん……眠ったから、元気になったみたい」
俺「そうか。荷物。持とうか?」
妹「……うん。お兄ちゃんごめんね」
俺「どうってことないよ。さあ、手。」
俺たちは夜の街を歩く。暗い路地裏を歩く。街灯がちかちかと点滅していた。
…………………
目当てのホテルを全部あたったが、とめてくれるところはなかった。子供二人だけじゃダメらしい。
俺「くそっ。だから大人は嫌いなんだ。」
俺は近くに転がっていた小石を思いっきり蹴る。
俺「……」
妹「……」
俺たちは歩き続けた。夜の街を歩き続けた。時計は0時を回っていた。
俺「ごめん……ホテル、泊まれないみたい」
妹「うん……」
俺「公園で野宿するしかない……ごめん」
妹「ううん。妹、お兄ちゃんが行くところに行くの!あやまらなくていいの!」
俺「妹……ありがとう」
俺たちは寂れた公園のベンチに腰を掛ける。辺りはもう真っ暗だ。
妹「お腹すいたー……」
俺「あ。出発するときにいっぱい持ってきたんだ。パン食べるか?」
妹「あんパン!妹のだいこーぶつ!食べる!」
妹は夢中になってあんパンを頬張る。
俺「こらこら。そんな急いで食べると」
妹「ん!んんん!」
俺「喉に詰まっちゃうだろ!ほら、水」
妹「ごくんごくん……ぷはあ。」
俺「大丈夫?」
妹「うん!おいしー!」
俺「あ」
妹の唇にあんこがついていた。俺はそれを人差し指ですくって食べる。
俺「ちゃんと綺麗に食べなきゃ」
妹「はーい」
妹「あ!そーだ!」ガサゴソ
妹はカバンの中から自身の日記帳を取り出した。この頃毎日書いているらしい。
妹「くらーい……懐中電灯ある?」
俺「ああ」
妹「ありがと!」
妹は日記帳に鉛筆を使ってなにやら書き始めた。今日はきっと書くネタがたくさんあるだろう。俺は日記帳を覗き見る。
妹「あ!だめ!お兄ちゃんはみちゃだめ!」
俺「え……ダメか?」
妹「うん!お兄ちゃんはだめ!見ないでよ!見たら妹怒るもん!」
妹は俺に背を向けてまた書き始めた。
俺「まあ日記なんて見られたくないか」
そう納得する。
冬の夜。びゅうと風が吹くたび、震える。凍える。俺たちは持ってきたコートや毛布に包まる。
妹「妹、さむい」
俺「寒いな……」
こんなところで寝て大丈夫なのだろうか。
俺「妹、もっと体を密着させるんだ。そうすれば、体温の低下を防げる。」
妹「うん」ぎゅっ
俺は妹を抱き締める。
妹は俺を抱き締める。
妹「お兄ちゃんの肌……あったかいよ」
俺「ははっ。妹だって。」
妹「なんだか、眠くなってきちゃった……」
俺「そうか」
妹「お兄ちゃん……このままでいて」
俺「ああ」
妹「離さないで……ね……」
俺「離さないさ……」
妹はもう眠っていた。
俺も明日に備えて、ぐっすり眠ることにした……。
目覚めた朝はまだ真っ暗だった。朝6時。
俺「妹。起きろー」
妹「……んーむにゅむにゅ」
俺「起きないな……」
試しにほっぺをつまんでみる。思ったよりぷにぷにしてる。
しばらくほっぺで遊んでいると妹がピクッと動いた。
妹「あ……お兄ちゃん妹で遊んでたでしょ」
俺「いや、そんなこと……あるかも?」
妹「もー!こんどやったらおこるよー!」
俺「ご、ごめん」
さて、今日の予定だが、電車に乗って東北に行く。
つもりだったのだが、やめにした。
まず、ホテルに泊まれないのが誤算だった。冬の夜は寒すぎる。ましてや東北の冬なんて……。
そして、もう一つ。お金を大切に使いたかった。手元にはずっと貯めていたお年玉4万円が残っている。
俺「妹……歩こう」
妹「どこまで?」
俺「さあな……」
俺は妹の手をとって歩き始める。
適当に埼玉を歩き続ける。
妹「つかれたー」
俺「おんぶしよっか?」
妹「え?いいの?」
俺「ああ……ほら」
妹「うん。んしょっと」
俺「おっと……重くなったなあ妹」
妹「あ、ひどーい!お兄ちゃんさいてーい!」
俺「ごめんって!殴らないで!」
妹「……ゆるしてあげる」
俺「ほっ……」
そんなこんなで歩き続けた。
俺たちは越谷というところまできていた。
今日はここの公園で野宿をする。
昨日と同じように、妹は日記を書き、毛布に包まり、身を寄せ合って眠る。
俺は早くも気付き始めていた。
家出計画が大失敗だということに。
いかに自分が世の中を舐めていたか、思い知らされる。何万かあればなんとか生きていけるだろうと思っていた。
甘かった。
妹は確実に体力が減っているし、心なしか顔色が悪くなっているようにもみえる。
俺「妹……俺が巻き込んだばっかりに……ごめん」
俺はふと、日記帳を思い出す。
俺「……寝てるよな?」
俺はそーっと妹のカバンに手を伸ばし日記帳を掴む。いけない行為だとは分かっているが、妹の秘密に土足で上がり込むことに少し興奮している自分もいて、そんな自分に嫌悪感を抱く。
俺「……友達のゆうかちゃんと遊んだーとか、遠足のこととか、たわいもないことばかりだ」
ページをぱらぱらとめくる。
俺「ん……?」
1月12日
ゆうかちゃんにケーキの作り方を教えてもらった!お兄ちゃんの好きなチョコケーキ!でもまだへたっぴ……。頑張らなきゃ!
1月13日
お兄ちゃんが外で遊んでるすきにママとケーキ作りのれんしゅう。ママがおいしいって言ってくれた!やった!
1月14日
パパとデパートにいった。お兄ちゃんのサプライズたんじょうび会のときに、へやにかざりつけるものを買った。いまからその日が楽しみ!
俺「……お、おい」
俺「なんだよ……これ……」
俺「お母さんもお父さんも冷たかったのは、サプライズのことを悟られたくなかったから……」
俺「妹まで……こんなことをしてたなんて……」
(妹「お兄ちゃんはダメ!見たら怒るもん!」)
俺「なるほど、そういうことだったのか……」
涙が一滴ぽたりと日記帳に落ちる。
俺「あ、いっけね。シミになっちゃう」
俺は涙を堪え、日記帳をカバンの中に戻した。
目をつぶる。
家出なんてするんじゃなかった。明日、新幹線で帰ろう……。
そう思いながら、眠った。
俺「ない!!!」
妹「ん……どうしたの?お兄ちゃん」
俺「お金がない!!4万円全部!無くなってる!」
妹「ええ!」
がっくりと肩を落とす。
俺「まずいなあ……あれが全財産なのに。やっぱ野宿は危険だったか……」
妹「……」
俺「はあ……どうしよう……どうしよう……」
妹「大丈夫!なんとかなるよ!」
妹「だってお兄ちゃん、今日たんじょーびでしょ?」
俺「あ……うん」
1月17日は確かに俺の誕生日だ。
妹「たんじょーびなんだから、ぜったい良い日になるもん!」
俺「妹……」
俺はなにも言わずに妹をぎゅっと抱き締める。
俺「とにかく、歩くしかないな」
妹「うん」
俺「南へ。行こう」
……………………。
結局、埼玉すら出ることはできなかった。疲労もかなり溜まっている。また野宿なんてできる体力は正直残っていなかった。
?「君たち……どうしたの?」
男が立っていた。太っていて汚らしい、髭をぼうぼうにはやしたおっさん。
男「君たち……こども二人でこんな真夜中に……危ないじゃないか」
俺「す、すいません」
男「もしかしてさ。家出?家出でしょ?」
男は鼻息を荒くして問いかけてきた。
男「良かったらさ、俺が泊めてやるよ」
妹「ほんと!?おじさん!」
男「ああ。おじさんが泊めてやるぞ!ベッドだってちゃんとある!床暖房もあるぞ!」
妹「やったあ!お兄ちゃん!ついてるね!たんじょーびだからだよ!」
俺「う、うん……」
俺たちは泊まるあてもないので、男についていくことにした。
立派な一軒家だった。
男「さあ、お入り」
妹「おっじゃまっしまーす!」
俺「お、おじゃまします」
妹「うわあー!!ふかふかのベッドだあ!」ボッスン
俺「こら妹。人様のベッドだぞ!飛び跳ねるな!」
妹「だってひさしぶりのベッドなんだもーん!きゃー!」
男「ははは!いいんだいいんだ!」
俺「いいんですか?」
男「ああ。……むしろもっとやってくれ」
俺「え?」
男「いや、なんでもない」
俺「……」
俺「一人暮らしですか?……こんな立派なな家に」
男「ああ……妻とは離婚してね……なかなかおじさんの趣味を認めてくれなくてね」
俺「趣味……ですか」
男「ああ。妻も歳をとったしね……離婚は免れなかった」
俺(歳をとったし……)
男「コーヒーでも淹れてくるよ。ゆっくりしててくれ」
妹は相変わらず飛び跳ねていた。ベッドがある寝室はキッチンからは死角になっている。
俺「……キョロキョロ」
妹「……?お兄ちゃんどうしたの?キョロキョロ周りを見回して」
俺「んーいやね。いろいろ家具を見てただけさ」
妹「ふうん……」
男「お待たせ。コーヒー二杯。砂糖とミルクは混ぜておいたよ」
俺(砂糖を混ぜて……)
妹「いただきまーす」
俺「まて」
俺は小声で妹に囁く。
妹「……」
妹は素直に従ってくれた。
男「おや?飲まないのかい?コーヒー。クッキーも食べていいよ?」
俺「いやー……俺たちコーヒー苦手で。男さん、飲んでいいですよ?これ」
男「え?」
妻が歳をとったで気づくのも末恐ろしいな
俺「どうしました?」
男「ははは。気持ちはありがたいが、おじさんは無糖派なんだ。しょうがない、これは捨てよう」
俺(……チッ、逃げ道を用意してたか)
男「もう眠いだろう。寝室に行きなさい二人とも」
妹「わあい!ふかふかのベッド!」
俺「……はい」
妹「ベッドベッドー!」ぼよーん
俺「だから!人様の家で飛び跳ねるな!」
男「おーい、お風呂が湧いたから俺くん入りなさい」
俺「え?……いや、いいですよ」
男「だめ!ずっと歩いてたんだろう?汚いじゃないか。洗わないと」
俺「いいですって」
男「入らないと不潔だぞ?」
俺「いやだ」
男「入りなさい」
俺「……」
男の目は冷酷な目をしていた。
俺は無言の圧力に負けてつい「はい」と言ってしまった。
俺「じゃ、妹も一緒に」
男「なに?君はまだ妹とお風呂に入るのか?けしからん!ロリコンじゃあるまいし!」
俺は「……どっちがロリコンだよ」
男「何か言った?」
俺「いやなにも」
ガチャ
寝室には妹と男二人きりになった。まずい。だがまだ勝機はある。
俺は急いでお風呂場へ行くとシャワーの栓をひねった。そして、抜き足でまずキッチンへ。
俺「………………あ」
睡眠剤だ。
俺の中で渦巻いていた男への疑惑は確信へと進化する。
俺は睡眠剤をポケットにしまい抜き足で寝室へ。
聞き耳を立ててみる。
男「お嬢ちゃん、名前はなんてーの?」
妹「妹!10歳!」
男「おお!10歳か!いいねえ……」
妹「うん!いい!がっこーたのしいもん!」
男「ところでそのベッドふかふかするかい?」
妹「うん!」
男「ほんと?おじさんも乗って見ていいかな?」
妹「うん!いいよ!」
ギシギシとベッドがきしむ音が聞こえる。男が年甲斐もなく飛び跳ねているのだろう。
男「わわ!」
妹「きゃ!」
男「ははは!倒れちゃったー!」
妹「おじさんださーい!きゃはは!」
男「ねえねえ。おじさんと気持ちいいことしない?」
妹「きもちいーこと?」
男「そう。こうやって……」
妹「きゃ!……あはは!くす、くすぐったい!あは!服の下から手入れないで、あはあは!」
男「そっか。くすぐったいよね。じゃあ服はずそっか」
妹「え?はずすの?」
男「そうそう。その方がお互い気持ち良くなれるんだ」
妹「ふうん」
………………まだだ。まだ、耐えるんだ。
男「おお……ふくらみかけのおっぱい……」
妹「あ……きゃっ……ちょっ……だめ、くすぐった……なめないで……」
男「んん……はあ……下も脱がそう」
妹「あ……」
男「お!ピンクのパンティか……」
妹「お、おじさん妹が履いたパンティの匂いかいでる!」
男「うん……いい匂いだ……パンティもぬがそう」
妹「え……なんで?」
男「気持ち良くなるためだよ」
妹「え……やだ……パンティは脱がさないで!」
男「お……こら!おとなしくしてろ!……じたばたするな!」
妹「なんで気持ち良くなるのに、パンティ脱がさないといけないの!」
男「それはね!おじさんのおちんちんを、妹ちゃんのおまんこに、挿れるからだよ……!」
……!
俺「あーあ……決定的だな」
妹「お兄ちゃん!」
男「なに!?」
俺「チェックメイトだ」
男「ど、どういうことだ!」
俺は寝室に入り壁際の棚の上に置いてある植木鉢のそばまで歩く。
俺「植木鉢の中には……おや?これは監視カメラかな?」
男「……!なぜそれを……」
俺「さっきこの辺りをキョロキョロ見回してるときに見つけたんでね……なーに、見つけるのはそう難しくもなかったさ」
俺「恐らくベッドの上が映像の中心にくるようなところに置いてあるだろうと予想できた。そして、この辺りで怪しいところを調べる」
男は冷や汗をかいている。
俺「植木鉢とは芸がないねえ。何番せんじだよ」
俺「お前はいままでもこうして、部屋に女の子を連れ込んで、盗撮していたんだな。……だが、今回は自分の欲望のために置いたカメラが証拠になる。なんとも皮肉なだな」
男「……」
俺「それからこれ!睡眠剤!コーヒーにいれてあったんだろう」
男「……」
俺「妹から離れろ!!」
俺は大声で叫ぶ。
男「……」
男は無言で妹から離れる。
妹はパンティ一丁のままこっちへやってきた。
俺「……とりあえず、服を着ろ」
妹「……うん」
男「僕を……どうする気だ」
俺「警察に突き出す」
男「くっそ……そうはさせんぞ」
俺「……!」
妹「お、お兄ちゃん」
バンバンバンバンバンバン!!
外から窓を何度も叩く音。近所の住民だろう。
A「おい!どうしたんだ!」
俺「子供が襲われています!助けてください!」
大声で叫ぶ
男「な……」
バリィン!!
数人の大人が金属バットで窓ガラスを割って入ってきた。
男「……!」
男は無事取り押さえられた。
男「くそっ……なんで!」
俺「シャワーだよ。お風呂場の窓を全開にし、シャワーの水がそこから勢い良く出るように固定する。すぐ隣の家は犬を飼っているみたいだから、そいつに音を聞かせて吠えさせたのさ。」
男「……そ、そんな……」
(犬の伏線を書かなくてすいませんでした。反省します。)
男は警察に連行された。カメラからは何十本もの児童ポルノ盗撮動画があったらしい。
俺たちも警察に保護された。こっぴどく警察に叱られてしまった。
警察「もう絶対に家出なんかしないこと!いいね」
俺「はい……」
その日の朝一番、両親は駆けつけてきてくれた。車を高速で走らせたらしい。
父母「俺!妹!」
俺「父さん!母さん!」
妹「パパ!ママ!」
家族四人で抱き合う。
母「あんたたちがいなくなってから……どれだけ心配したか……!探し回ったのよ!?」
父「よかった……お前たちが生きててくれてよかった……!だがな、もうこんなことは二度とするんじゃない!分かったか!」
俺「お父さん……お母さん……ごめんなさい!俺……勘違いしてて……それで……」
母「もういいのよ。あなたたちが無事なだけで、十分」
妹「でも、すごーいたのしかったよ!いえで!」
俺「ば、ばか!もう絶対しないからな!」
妹「えーしないの?」
俺「ああ、しない」
俺「父さんと母さんと妹と4人で過ごすのが一番だって分かったんだ」
妹「ふかふかのベッドもあるしね!」
父「あ……そうだ。言い忘れてたな」
母「そうね!」
妹「うんうん」
父母妹「お兄ちゃん!誕生日おめでとう!」
俺「……ありがとう!……一日おくれだけど」
おわり
即興で書いてたので後半グダグダになったorz
やっぱため書きしとかないどだめだね
おつおつ
・ニュース速報(VIP)@2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
俺「妹……一緒に旅行に行くぞ」 妹「りょこー!?いくいくー!」
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・シトロン「出来ました! ○○で女性トレーナーを調教するマシーンです!」
・夜神月「これは全てAV女優の名前だ」
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 22:41:07.827 ID:9L5KSOuh0.net
俺 中学2年 妹小学4年生
俺「泊まったりするから、荷物整えてく……」
妹「わーい!わーい!りょこーりょこー!」
両手を上げてはしゃぐ妹。肩まで伸びた黒髪がさらさらとなびく。可愛いやつだ。
俺「こら落ち着けって。今すぐに出るから、早く準備するんだ」
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俺「ああ」
妹「でもママとパパいないよ!家族みんなで行くんでしょ?りょこー」
俺「いや、俺と妹二人で行くよ」
妹「え?なんで?なんでなんでー?なんでママとパパは行かないの?ねえなんで?」
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もちろん嘘だ。
妹「ふうん。じゃあ荷物準備しなくっちゃ!」
俺「おう。早くな」
俺はこの家に……いや、親に腹を立てている。親は俺に何か隠している。最近急によそよそしくなり、俺に冷たくなった。この家に居るのは居心地が悪い。
俺は今日、家出を決行する。
妹「えっとー……なに持ってこっかなあ……うさちゃんは絶対持ってくしークマちゃんも持ってくしー」
こんな可愛い妹をあんな親がいるこの家に一人置くのは可哀想だ。だから俺は妹も連れて行く。
俺「こらこら。そんなに持ってけないだろ?」
妹「……はーい」ふくれっつら
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・文春の現在の社員達がやばい件wwwwwwwwww
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16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 22:50:24.808 ID:9L5KSOuh0.net
妹「うわー!みてみてー!人がいっぱい!」
名古屋駅だ。最寄の駅から鶴舞線一本で行けるから楽だった。夕方6時だけあってかなり混み合っている。
俺「妹!これから新幹線に乗るぞ!」
妹「え!新幹線!?やったあ!」
妹とハイタッチをする。
妹「富士山見えるかなー!たのしみー!」
妹は目を輝かせる。
ごめんよ。旅行なんて嘘をついて。でもあんな親たちから守るにはこれしかなかったんだ。心の中で虚しく弁明する。
新幹線に乗る。自由席だ。
俺「……席……空いてないみたいだな……」
俺たちは立って東京まで行くはめになった。
妹「うん……あ!でもほらみて!ここからでも外見れるよ!」
妹が外を指差す。
妹「あ!あれジャスコ!ねえねえお兄ちゃん!ほらほら!」
俺「分かった分かったって」
妹は旅の癒しだった。
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 22:56:40.860 ID:9L5KSOuh0.net
東京駅に着く。 もう夜8時30分だ。
俺「妹。しっかり俺の手を握るんだぞ」
妹「うん!妹はお兄ちゃんとずっといっしょだもん!」
俺「妹……妹はいつも俺の味方だな」
俺たちはせわしなく動く人の群れの隙間をすり抜ける。
俺「今日はあと一本電車に乗って、そのあとホテル泊まろう」
妹「うん!」
京浜東北線に乗る。勿論ほぼ満員電車。酒臭い匂いが充満する車内。
妹「お兄ちゃん……だいすき……だよ……」
妹を見ると、立ったまますーすーと寝息を立てていた。寝言だったらしい。
俺「妹……」
俺は妹の手をより一層強く握った。
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:03:30.505 ID:9L5KSOuh0.net
川口駅で降りる。
俺「妹!起きろ!着いたぞ!」
妹「ん……あ、お兄ちゃんおはよ」
妹は白い歯を見せてにっこりと笑ってみせる。
俺「まだ少し歩くけど大丈夫か?」
妹「うん……眠ったから、元気になったみたい」
俺「そうか。荷物。持とうか?」
妹「……うん。お兄ちゃんごめんね」
俺「どうってことないよ。さあ、手。」
俺たちは夜の街を歩く。暗い路地裏を歩く。街灯がちかちかと点滅していた。
…………………
目当てのホテルを全部あたったが、とめてくれるところはなかった。子供二人だけじゃダメらしい。
俺「くそっ。だから大人は嫌いなんだ。」
俺は近くに転がっていた小石を思いっきり蹴る。
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:11:34.154 ID:9L5KSOuh0.net
俺「……」
妹「……」
俺たちは歩き続けた。夜の街を歩き続けた。時計は0時を回っていた。
俺「ごめん……ホテル、泊まれないみたい」
妹「うん……」
俺「公園で野宿するしかない……ごめん」
妹「ううん。妹、お兄ちゃんが行くところに行くの!あやまらなくていいの!」
俺「妹……ありがとう」
俺たちは寂れた公園のベンチに腰を掛ける。辺りはもう真っ暗だ。
妹「お腹すいたー……」
俺「あ。出発するときにいっぱい持ってきたんだ。パン食べるか?」
妹「あんパン!妹のだいこーぶつ!食べる!」
妹は夢中になってあんパンを頬張る。
俺「こらこら。そんな急いで食べると」
妹「ん!んんん!」
俺「喉に詰まっちゃうだろ!ほら、水」
妹「ごくんごくん……ぷはあ。」
俺「大丈夫?」
妹「うん!おいしー!」
俺「あ」
妹の唇にあんこがついていた。俺はそれを人差し指ですくって食べる。
俺「ちゃんと綺麗に食べなきゃ」
妹「はーい」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:16:19.929 ID:9L5KSOuh0.net
妹「あ!そーだ!」ガサゴソ
妹はカバンの中から自身の日記帳を取り出した。この頃毎日書いているらしい。
妹「くらーい……懐中電灯ある?」
俺「ああ」
妹「ありがと!」
妹は日記帳に鉛筆を使ってなにやら書き始めた。今日はきっと書くネタがたくさんあるだろう。俺は日記帳を覗き見る。
妹「あ!だめ!お兄ちゃんはみちゃだめ!」
俺「え……ダメか?」
妹「うん!お兄ちゃんはだめ!見ないでよ!見たら妹怒るもん!」
妹は俺に背を向けてまた書き始めた。
俺「まあ日記なんて見られたくないか」
そう納得する。
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:22:32.829 ID:9L5KSOuh0.net
冬の夜。びゅうと風が吹くたび、震える。凍える。俺たちは持ってきたコートや毛布に包まる。
妹「妹、さむい」
俺「寒いな……」
こんなところで寝て大丈夫なのだろうか。
俺「妹、もっと体を密着させるんだ。そうすれば、体温の低下を防げる。」
妹「うん」ぎゅっ
俺は妹を抱き締める。
妹は俺を抱き締める。
妹「お兄ちゃんの肌……あったかいよ」
俺「ははっ。妹だって。」
妹「なんだか、眠くなってきちゃった……」
俺「そうか」
妹「お兄ちゃん……このままでいて」
俺「ああ」
妹「離さないで……ね……」
俺「離さないさ……」
妹はもう眠っていた。
俺も明日に備えて、ぐっすり眠ることにした……。
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:28:31.059 ID:9L5KSOuh0.net
目覚めた朝はまだ真っ暗だった。朝6時。
俺「妹。起きろー」
妹「……んーむにゅむにゅ」
俺「起きないな……」
試しにほっぺをつまんでみる。思ったよりぷにぷにしてる。
しばらくほっぺで遊んでいると妹がピクッと動いた。
妹「あ……お兄ちゃん妹で遊んでたでしょ」
俺「いや、そんなこと……あるかも?」
妹「もー!こんどやったらおこるよー!」
俺「ご、ごめん」
さて、今日の予定だが、電車に乗って東北に行く。
つもりだったのだが、やめにした。
まず、ホテルに泊まれないのが誤算だった。冬の夜は寒すぎる。ましてや東北の冬なんて……。
そして、もう一つ。お金を大切に使いたかった。手元にはずっと貯めていたお年玉4万円が残っている。
俺「妹……歩こう」
妹「どこまで?」
俺「さあな……」
俺は妹の手をとって歩き始める。
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:34:38.262 ID:9L5KSOuh0.net
適当に埼玉を歩き続ける。
妹「つかれたー」
俺「おんぶしよっか?」
妹「え?いいの?」
俺「ああ……ほら」
妹「うん。んしょっと」
俺「おっと……重くなったなあ妹」
妹「あ、ひどーい!お兄ちゃんさいてーい!」
俺「ごめんって!殴らないで!」
妹「……ゆるしてあげる」
俺「ほっ……」
そんなこんなで歩き続けた。
俺たちは越谷というところまできていた。
今日はここの公園で野宿をする。
昨日と同じように、妹は日記を書き、毛布に包まり、身を寄せ合って眠る。
俺は早くも気付き始めていた。
家出計画が大失敗だということに。
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:41:32.262 ID:9L5KSOuh0.net
いかに自分が世の中を舐めていたか、思い知らされる。何万かあればなんとか生きていけるだろうと思っていた。
甘かった。
妹は確実に体力が減っているし、心なしか顔色が悪くなっているようにもみえる。
俺「妹……俺が巻き込んだばっかりに……ごめん」
俺はふと、日記帳を思い出す。
俺「……寝てるよな?」
俺はそーっと妹のカバンに手を伸ばし日記帳を掴む。いけない行為だとは分かっているが、妹の秘密に土足で上がり込むことに少し興奮している自分もいて、そんな自分に嫌悪感を抱く。
俺「……友達のゆうかちゃんと遊んだーとか、遠足のこととか、たわいもないことばかりだ」
ページをぱらぱらとめくる。
俺「ん……?」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:47:11.052 ID:9L5KSOuh0.net
1月12日
ゆうかちゃんにケーキの作り方を教えてもらった!お兄ちゃんの好きなチョコケーキ!でもまだへたっぴ……。頑張らなきゃ!
1月13日
お兄ちゃんが外で遊んでるすきにママとケーキ作りのれんしゅう。ママがおいしいって言ってくれた!やった!
1月14日
パパとデパートにいった。お兄ちゃんのサプライズたんじょうび会のときに、へやにかざりつけるものを買った。いまからその日が楽しみ!
俺「……お、おい」
俺「なんだよ……これ……」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/22(月) 23:51:54.963 ID:9L5KSOuh0.net
俺「お母さんもお父さんも冷たかったのは、サプライズのことを悟られたくなかったから……」
俺「妹まで……こんなことをしてたなんて……」
(妹「お兄ちゃんはダメ!見たら怒るもん!」)
俺「なるほど、そういうことだったのか……」
涙が一滴ぽたりと日記帳に落ちる。
俺「あ、いっけね。シミになっちゃう」
俺は涙を堪え、日記帳をカバンの中に戻した。
目をつぶる。
家出なんてするんじゃなかった。明日、新幹線で帰ろう……。
そう思いながら、眠った。
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:00:53.910 ID:zWUJsvut0.net
俺「ない!!!」
妹「ん……どうしたの?お兄ちゃん」
俺「お金がない!!4万円全部!無くなってる!」
妹「ええ!」
がっくりと肩を落とす。
俺「まずいなあ……あれが全財産なのに。やっぱ野宿は危険だったか……」
妹「……」
俺「はあ……どうしよう……どうしよう……」
妹「大丈夫!なんとかなるよ!」
妹「だってお兄ちゃん、今日たんじょーびでしょ?」
俺「あ……うん」
1月17日は確かに俺の誕生日だ。
妹「たんじょーびなんだから、ぜったい良い日になるもん!」
俺「妹……」
俺はなにも言わずに妹をぎゅっと抱き締める。
俺「とにかく、歩くしかないな」
妹「うん」
俺「南へ。行こう」
……………………。
結局、埼玉すら出ることはできなかった。疲労もかなり溜まっている。また野宿なんてできる体力は正直残っていなかった。
?「君たち……どうしたの?」
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:06:04.896 ID:zWUJsvut0.net
男が立っていた。太っていて汚らしい、髭をぼうぼうにはやしたおっさん。
男「君たち……こども二人でこんな真夜中に……危ないじゃないか」
俺「す、すいません」
男「もしかしてさ。家出?家出でしょ?」
男は鼻息を荒くして問いかけてきた。
男「良かったらさ、俺が泊めてやるよ」
妹「ほんと!?おじさん!」
男「ああ。おじさんが泊めてやるぞ!ベッドだってちゃんとある!床暖房もあるぞ!」
妹「やったあ!お兄ちゃん!ついてるね!たんじょーびだからだよ!」
俺「う、うん……」
俺たちは泊まるあてもないので、男についていくことにした。
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:10:43.793 ID:zWUJsvut0.net
立派な一軒家だった。
男「さあ、お入り」
妹「おっじゃまっしまーす!」
俺「お、おじゃまします」
妹「うわあー!!ふかふかのベッドだあ!」ボッスン
俺「こら妹。人様のベッドだぞ!飛び跳ねるな!」
妹「だってひさしぶりのベッドなんだもーん!きゃー!」
男「ははは!いいんだいいんだ!」
俺「いいんですか?」
男「ああ。……むしろもっとやってくれ」
俺「え?」
男「いや、なんでもない」
俺「……」
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:15:38.195 ID:zWUJsvut0.net
俺「一人暮らしですか?……こんな立派なな家に」
男「ああ……妻とは離婚してね……なかなかおじさんの趣味を認めてくれなくてね」
俺「趣味……ですか」
男「ああ。妻も歳をとったしね……離婚は免れなかった」
俺(歳をとったし……)
男「コーヒーでも淹れてくるよ。ゆっくりしててくれ」
妹は相変わらず飛び跳ねていた。ベッドがある寝室はキッチンからは死角になっている。
俺「……キョロキョロ」
妹「……?お兄ちゃんどうしたの?キョロキョロ周りを見回して」
俺「んーいやね。いろいろ家具を見てただけさ」
妹「ふうん……」
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:20:07.577 ID:zWUJsvut0.net
男「お待たせ。コーヒー二杯。砂糖とミルクは混ぜておいたよ」
俺(砂糖を混ぜて……)
妹「いただきまーす」
俺「まて」
俺は小声で妹に囁く。
妹「……」
妹は素直に従ってくれた。
男「おや?飲まないのかい?コーヒー。クッキーも食べていいよ?」
俺「いやー……俺たちコーヒー苦手で。男さん、飲んでいいですよ?これ」
男「え?」
78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:23:24.230 ID:MpejWNoax.net
妻が歳をとったで気づくのも末恐ろしいな
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:27:19.167 ID:zWUJsvut0.net
俺「どうしました?」
男「ははは。気持ちはありがたいが、おじさんは無糖派なんだ。しょうがない、これは捨てよう」
俺(……チッ、逃げ道を用意してたか)
男「もう眠いだろう。寝室に行きなさい二人とも」
妹「わあい!ふかふかのベッド!」
俺「……はい」
妹「ベッドベッドー!」ぼよーん
俺「だから!人様の家で飛び跳ねるな!」
男「おーい、お風呂が湧いたから俺くん入りなさい」
俺「え?……いや、いいですよ」
男「だめ!ずっと歩いてたんだろう?汚いじゃないか。洗わないと」
俺「いいですって」
男「入らないと不潔だぞ?」
俺「いやだ」
男「入りなさい」
俺「……」
男の目は冷酷な目をしていた。
俺は無言の圧力に負けてつい「はい」と言ってしまった。
83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:31:59.204 ID:zWUJsvut0.net
俺「じゃ、妹も一緒に」
男「なに?君はまだ妹とお風呂に入るのか?けしからん!ロリコンじゃあるまいし!」
俺は「……どっちがロリコンだよ」
男「何か言った?」
俺「いやなにも」
ガチャ
寝室には妹と男二人きりになった。まずい。だがまだ勝機はある。
俺は急いでお風呂場へ行くとシャワーの栓をひねった。そして、抜き足でまずキッチンへ。
俺「………………あ」
睡眠剤だ。
俺の中で渦巻いていた男への疑惑は確信へと進化する。
85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:38:51.698 ID:zWUJsvut0.net
俺は睡眠剤をポケットにしまい抜き足で寝室へ。
聞き耳を立ててみる。
男「お嬢ちゃん、名前はなんてーの?」
妹「妹!10歳!」
男「おお!10歳か!いいねえ……」
妹「うん!いい!がっこーたのしいもん!」
男「ところでそのベッドふかふかするかい?」
妹「うん!」
男「ほんと?おじさんも乗って見ていいかな?」
妹「うん!いいよ!」
ギシギシとベッドがきしむ音が聞こえる。男が年甲斐もなく飛び跳ねているのだろう。
男「わわ!」
妹「きゃ!」
男「ははは!倒れちゃったー!」
妹「おじさんださーい!きゃはは!」
88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:45:23.314 ID:zWUJsvut0.net
男「ねえねえ。おじさんと気持ちいいことしない?」
妹「きもちいーこと?」
男「そう。こうやって……」
妹「きゃ!……あはは!くす、くすぐったい!あは!服の下から手入れないで、あはあは!」
男「そっか。くすぐったいよね。じゃあ服はずそっか」
妹「え?はずすの?」
男「そうそう。その方がお互い気持ち良くなれるんだ」
妹「ふうん」
………………まだだ。まだ、耐えるんだ。
男「おお……ふくらみかけのおっぱい……」
妹「あ……きゃっ……ちょっ……だめ、くすぐった……なめないで……」
男「んん……はあ……下も脱がそう」
90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:50:27.276 ID:zWUJsvut0.net
妹「あ……」
男「お!ピンクのパンティか……」
妹「お、おじさん妹が履いたパンティの匂いかいでる!」
男「うん……いい匂いだ……パンティもぬがそう」
妹「え……なんで?」
男「気持ち良くなるためだよ」
妹「え……やだ……パンティは脱がさないで!」
男「お……こら!おとなしくしてろ!……じたばたするな!」
妹「なんで気持ち良くなるのに、パンティ脱がさないといけないの!」
男「それはね!おじさんのおちんちんを、妹ちゃんのおまんこに、挿れるからだよ……!」
……!
俺「あーあ……決定的だな」
妹「お兄ちゃん!」
男「なに!?」
俺「チェックメイトだ」
93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 00:57:59.827 ID:zWUJsvut0.net
男「ど、どういうことだ!」
俺は寝室に入り壁際の棚の上に置いてある植木鉢のそばまで歩く。
俺「植木鉢の中には……おや?これは監視カメラかな?」
男「……!なぜそれを……」
俺「さっきこの辺りをキョロキョロ見回してるときに見つけたんでね……なーに、見つけるのはそう難しくもなかったさ」
俺「恐らくベッドの上が映像の中心にくるようなところに置いてあるだろうと予想できた。そして、この辺りで怪しいところを調べる」
男は冷や汗をかいている。
俺「植木鉢とは芸がないねえ。何番せんじだよ」
俺「お前はいままでもこうして、部屋に女の子を連れ込んで、盗撮していたんだな。……だが、今回は自分の欲望のために置いたカメラが証拠になる。なんとも皮肉なだな」
男「……」
95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 01:05:28.770 ID:zWUJsvut0.net
俺「それからこれ!睡眠剤!コーヒーにいれてあったんだろう」
男「……」
俺「妹から離れろ!!」
俺は大声で叫ぶ。
男「……」
男は無言で妹から離れる。
妹はパンティ一丁のままこっちへやってきた。
俺「……とりあえず、服を着ろ」
妹「……うん」
男「僕を……どうする気だ」
俺「警察に突き出す」
100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 01:14:51.334 ID:zWUJsvut0.net
男「くっそ……そうはさせんぞ」
俺「……!」
妹「お、お兄ちゃん」
バンバンバンバンバンバン!!
外から窓を何度も叩く音。近所の住民だろう。
A「おい!どうしたんだ!」
俺「子供が襲われています!助けてください!」
大声で叫ぶ
男「な……」
バリィン!!
数人の大人が金属バットで窓ガラスを割って入ってきた。
男「……!」
男は無事取り押さえられた。
男「くそっ……なんで!」
俺「シャワーだよ。お風呂場の窓を全開にし、シャワーの水がそこから勢い良く出るように固定する。すぐ隣の家は犬を飼っているみたいだから、そいつに音を聞かせて吠えさせたのさ。」
男「……そ、そんな……」
(犬の伏線を書かなくてすいませんでした。反省します。)
107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 01:26:30.923 ID:zWUJsvut0.net
男は警察に連行された。カメラからは何十本もの児童ポルノ盗撮動画があったらしい。
俺たちも警察に保護された。こっぴどく警察に叱られてしまった。
警察「もう絶対に家出なんかしないこと!いいね」
俺「はい……」
その日の朝一番、両親は駆けつけてきてくれた。車を高速で走らせたらしい。
父母「俺!妹!」
俺「父さん!母さん!」
妹「パパ!ママ!」
家族四人で抱き合う。
母「あんたたちがいなくなってから……どれだけ心配したか……!探し回ったのよ!?」
父「よかった……お前たちが生きててくれてよかった……!だがな、もうこんなことは二度とするんじゃない!分かったか!」
俺「お父さん……お母さん……ごめんなさい!俺……勘違いしてて……それで……」
母「もういいのよ。あなたたちが無事なだけで、十分」
妹「でも、すごーいたのしかったよ!いえで!」
俺「ば、ばか!もう絶対しないからな!」
妹「えーしないの?」
俺「ああ、しない」
俺「父さんと母さんと妹と4人で過ごすのが一番だって分かったんだ」
妹「ふかふかのベッドもあるしね!」
父「あ……そうだ。言い忘れてたな」
母「そうね!」
妹「うんうん」
父母妹「お兄ちゃん!誕生日おめでとう!」
俺「……ありがとう!……一日おくれだけど」
おわり
109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 01:29:25.903 ID:zWUJsvut0.net
即興で書いてたので後半グダグダになったorz
やっぱため書きしとかないどだめだね
110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/23(火) 01:29:26.839 ID:OYq93XuL0.net
おつおつ
・ニュース速報(VIP)@2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
俺「妹……一緒に旅行に行くぞ」 妹「りょこー!?いくいくー!」
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