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 「運命自ら切り開く」 占いランキングも戦う時代へ
Kyoko Shimbun 2016.02.23 News

「運命自ら切り開く」 占いランキングも戦う時代へ これは嘘ニュースです

占いコーナー「一発逆転!占いカウントダウン」
 今や朝のニュースでは見慣れて久しいランキング形式の占いコーナー。だが今年、滋賀県のケーブルテレビ局が上位に勝つためのアドバイスを載せた、新しい占いコーナーを始め、話題を集めている。

 12星座を使った占いコーナー「一発逆転!占いカウントダウン」を放送するのは、滋賀県北近江市のケーブルテレビ局が制作するニュース番組「おはようカイツブリ」。

 昨年までは普通のランキング形式だったが、今年から黒ミサを専門にする新しい占い師を迎え、ランキング順位を上げるための逆転アドバイスを加えたところ、注目を集め、地元住民の間では琵琶湖の水位と並ぶ日々の話題になるまでに成長した。

 3分間の同コーナーには「おひつじ座に襲われるかも」「てんびん座を葬れば◎」といった、互いの敵対心を煽る刺激的なアドバイスと、「防弾チョッキ」「カッターナイフ」といった物々しいラッキーアイテムが並ぶ。どの星座に属する人も自分の順位をより高めようとするところに緊張感が生まれ、日々の生活に張りが出るのだという。

 「これまでは占った結果をただ受け入れるしかありませんでしたが、自分の行動で運命を切り開けるところが受けたのかもしれません」と番組担当者。新コーナーになってからは最下位発表後の「ごめんなさい」という意味不明な謝罪もようやくやめられたという。

 「最下位だった視聴者から『責任を取れ』という理不尽なクレームが届くこともありましたが、結果を自己責任に委ねられるようになったのが一番ありがたいですね。批判をそらすには、当事者間で憎しみ合わせるのが最も手っ取り早かったとも言えます」と笑顔で語る。

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