麻生羽呂先生の漫画「今際の国のアリス」感想レビューです。ネタバレを含みますのでご注意を。
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実を言うと、前回の時点で今際の国のアリス」最高だよ!こんな素晴らしい漫画ないよ!みんな読もうぜ!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!…ってまだ最終回前だってのに盛り上がっちゃってしまったので、今回は結構冷静です。でも最終回一歩手前の回が面白くなかったという意味ではなくて、むしろ作品としてはエピローグ・後日談に突入したわけなので、ぶっちゃけそんなに語ることはないかと思います。山場は前回で終わったわけで、今回は作品が最終回へと収束している途中。ここらへんの流れは是非とも原作読んでもらいたいのです。
…で終わらせるのもどうかと思うのでちょっとネタバレ的なことを書くなら…アリスたちは生きてます。隕石落下で23区全域で大災害が起きて、その災害でアリスは心臓が1分も止まっていたそうです。今際の国にいた人たちみんな。…隕石か…花火だと思ってたあれ、隕石だったのね…
カルベとチョータは助からなかったけど、アリスや最後まで一緒に戦ってきてくれた人たちはみんな生きている。、みんな心臓1分止まってたみたいで…つまり今までの今際の国での戦いは、心臓が止まっていた1分の出来事だったとか…。ホントにそうなのか?と思うけども、それを確認する方法はない。みんな今際の国での出来事を覚えていないから、確認できないのです。
…でも、記憶はないけどもみんな生きる希望で満ち溢れているようだ。それを考えると、今際の国で戦ってきたことは、プラスになっているのではないでしょうか。決していい戦いだったとは言わないけども…
あああああこれもう一度最初から読み直さなくちゃ!
基本、感想レビューでその作品を人に勧めるってことはしたくなくて、楽しかったっていう雰囲気を感じ取ってもらうように書いてるんですけど…ごめんなさい、無理です。「今際の国のアリス」はマジで読んでください。というか読め…読めって!こんなすげーいい作品読まないなんて…許さないぞ☆(ごめんなさいでも1巻だけでいいので読んでほしいですいやでも3巻くらいまでは読んでもらいたいかなあの回まで…)
というわけで前回の感想そのまま持ってきたんですけど、最終回直前を読んでもなおこの気持ちは分かりません。むしろエピローグが描かれたことでより「今際の国」での戦いがどれだけ大変で、そしてどれだけ希望のある戦いだったのかを感じさせてくれます。
最終回、どんな展開になるかな…ラスト直前でウサギと出会うことができたアリス、ウサギとどんな関係を築くのかな…?そのあたりは最終回で描かれると思うので、楽しみです。でも最後に絶望展開を見せてTHE ENDとなりかねないのが「今際の国のアリス」だと思うので、最後まで油断せずに行こうと思います。
…あー、最後にひとつ。このレビューは思ったことをバンバン書いてて、まとまりのない文章になってるので、結局何が言いたかったのか分かりづらいかもしれませんので、何が言いたいかを書いておきますね…1巻から読め!
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「げぇむ」を「くりあ」しないと死ぬ世界「今際の国」。 「ねくすとすてぇじ」に入り「ぷれいやぁ」達が 破竹の快進撃を続ける中、「げぇむ」を降りたアリス。 「だいやのきんぐ」との戦いを経て、変化し始めるチシヤ。 残り少ない命の中、彷徨うニラギ。 因縁深い3人が集まり、「えきしびじょんげぇむ」 「ばとるろいやる」が開始――!! そして、最後に立っていた男は、いよいよ最後の「げぇむ」会場へ!! いったい何が待ち受けるのか…!?
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やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)良平が悪友の苅部(カルベ)や張太(チョータ)とブラつく夜、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人気は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる「げぇむ」の始まり。一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスの眠っていた能力が目覚め始める…「呪法解禁!!ハイド&クローサー」の麻生羽呂が全くスタイルを変えて挑む戦慄のサバイバル・サスペンス、開幕!