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ニコンプレミアムコンパクト「DL」シリーズを独占ハンズオン。CP+開催前のブースからお届け! : ギズモード・ジャパン

ニコンプレミアムコンパクト「DL」シリーズを独占ハンズオン。CP+開催前のブースからお届け!

2016.02.24 22:00
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ほんとにプレミアム感ムンムンでした。

昨日発表された、ニコンのプレミアムコンパクトデジカメ「DL」シリーズ。1インチのイメージセンサーに、高品質な広角ズーム、標準ズーム、高倍率ズームレンズを搭載した3機種がラインアップということで、ものすごーーーーーく興味津々。僕の周りのカメラ好きも「これはヤバイの来た!」と色めき立っております。

発売は6月ですが、明日から開催されるCP+のニコンブースで実際に触れるとのこと。これは楽しみだ!

しかし、ギズモードはそんなことでは満足できません。そこで、CP+開催前の会場に潜入して、「DL」シリーズ3機種「DL18-50 f/1.8-2.8」「DL24-85 f/1.8-2.8」「DL24-500 f/2.8-5.6」を一足早く触ってきました。最速レポート、どうぞ!!


「DL」シリーズの共通性能は?


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「DL」とは、デジタル一眼レフのクオリティを表す「D」と、一眼レフに迫る高画質を実現しているNIKKOR LENSの「L」が由来となっています。ニコンの並々ならぬ意気込みが感じられるシリーズ名ですね。

共通するスペックとしては、2081万画素1インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。フォーカス性能や連写能力に優れ、位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ハイブリッドAFシステム」で、デジタル一眼レフ並みのレスポンスを実現しています。

また、位相差AF使用時に最高20コマ/秒の高速連写が可能。AF固定なら最高60コマ/秒の撮影にも対応します。

そのほか、光学手ブレ補正、4K動画撮影、Wi-Fi接続のほか、Bluetoothを利用した「SnapBridge」による、スマホやタブレットとの常時接続も可能となっています。

デザイン的にはクラシカルな印象ですが、中身はかなり最先端。それでは、さっそく使ってみたいと思います。


ナノクリスタルコートレンズを搭載した広角ズーム機「DL18-50 f/1.8-2.8」


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まずは、「DL18-50 f/1.8-2.8」から。こちらは、レンズに広角ズームを搭載。コンパクトデジカメでは珍しい、18mm F1.8から50mm F2.8のズームレンズ搭載ということで、パースを活かした撮影だけではなく、ボケを活かした撮影も可能です。


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ボディはマグネシウム合金となっており、かなり上質な印象。持ってみると、ひんやりとした金属感があり、「あー、カメラだなー」と思わずつぶやいてしまいます。ボディのサイズはとても小さいというわけではありませんが、ホールドしやすい大きさ。真正面から見るとレンズが大きく見え、可愛らしいです。


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レンズは、ナノクリスタルコート仕様となっています。金色のリングに「N」マークが眩しいですね。


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焦点距離は、レバーによる無段階ズームのほか、リング鏡胴にある「ステップズームリング」で変えることができます。これがなかなかいいんですよ! 適度なクリック感があり、18mm、20mm、24mm、28mm、35mm、50mmの6つの焦点距離が選べます。

これを使うと、ズームレンズというよりは6本の単焦点レンズを使っているかのようです。

絞りやシャッタースピードの変更は、レンズ先端のコントロールリングで行います。コントロールリングもクリック感と適度な重さがあり、「カメラを操作している」という感じがします。


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背面液晶はチルト式です。真上に跳ね上げて、セルフィーモードにすることも可能。今の流行りもきちんと抑えてますよ。


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ちなみに、背面液晶はタッチパネルとなっており、指でタッチしてフォーカスを合わせたり、シャッターを切ることができます。

本体上部左側にホットシューが装備されております。ここに別売りの電子ビューファインダー「DF-E1」を取り付ければ、ファインダーを覗いての撮影も可能です。

持った感じが上質ですし、全体的な操作感がカメラらしい感じで、非常に物欲をそそられます。広角好きな方は、ぜひ一度触ってみていただきたいと思います。


使いやすい標準ズーム搭載「DL24-85 f/1.8-2.8」


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お次は、35mmフィルム換算で24〜85mmのズームレンズを搭載した「DL24-85 f/1.8-2.8」です。ボディのスペックは、基本的に「DL18-50 f/1.8-2.8」と同じ。レンズが標準ズームとなっているところが、一番大きな違いですね。


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真正面から見てみると、「DL18-50 f/1.8-2.8」に比べレンズ径が小さいため、バランスがいい感じ。でも、24mm側がF1.8の明るいレンズのため、普通のコンパクトデジカメに比べればレンズの存在感がありますね。


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こちらもステップズームリングを搭載。24mm、28mm、35mm、50mm、70mm、85mmに切り替えることができます。広角から中望遠までカバーしており、普段使いには最適かも。

また、「S.macro」に合わせると35mmフィルム換算で等倍のマクロ撮影が可能になります。レンズ面から約3cmまで寄れるので、ぼけを活かした撮影も捗ります。


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上面のレイアウトは、「DL18-50 f/1.8-2.8」と多少異なります。ホットシューは本体中央に配置。ここに電子ビューファインダー「DF-E1」を取り付けられます。


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「DL18-50 f/1.8-2.8」にはない、内蔵ストロボを備えています。ちゃんと前にポップアップして、レンズ面に近くなるようになっている心遣いが憎いですね。

こちら、本体カラーがブラックとシルバーが用意されています。お好きなほうをどうぞ。


鳥よ、月よ、飛行機よ! 超望遠ズーム機「DL24-500 f/2.8-5.6」


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DLシリーズ3機種目は「DL24-500 f/2.8-5.6」。35mmフィルム換算24〜500mm、約20.8倍の超高倍率ズーム機となっています。本体のフォルムは、コンパクトデジカメというよりもネオ一眼といったほうがピンときますね。


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やはり、このくらいのサイズだとデジタル一眼レフのようにしっかり構えて撮影できます。

ちなみに、内蔵電子ビューファインダーは約236万ドット有機ELを採用。これがすごく見やすい! ファインダー派の僕としては、この電子ビューファインダーにとにかく感動しました。


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本体上部のレイアウトです。露出補正ダイヤルのほか、サブコマンドダイヤルも装備。ここに好きな機能を割り当てて、使いやすいようにカスタマイズできます。


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高倍率ズームということで、レンズの伸び縮みをご覧ください。短いほうが広角側、長いほうが望遠側です。結構伸びますので、撮影の際にはご注意を。


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「DL24-500 f/2.8-5.6」の特徴としては、2種類の手ぶれ補正モードが搭載されていることが挙げられます。通常の手ぶれ補正モード「NORMAL」に加え、スポーツなどの動体撮影時に安定したファインダー像を提供する「SPORT」モードを搭載。超望遠ズームと合わせて、本格的な動体撮影ができます。

以上、「DL」シリーズ3機種。広角から超望遠までラインアップされており、用途に合わせて選べます。

どの機種も操作性に優れており、快適な撮影ができると感じました。デジタル一眼レフをメインに使っている方なら、サブ機としていいですし、「ちょっといいデジカメ欲しいなー」という初心者〜中級者にもうってつけ。僕も1台欲しいなー。ちなみに僕のイチオシは「DL24-85 f/1.8-2.8」です


ニコンブースは現在絶賛設営中!


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僕たちが、キャッキャウフフしながら「DL」シリーズを愛でている傍らで、CP+の会場であるパシフィコ横浜の展示ホールでは、ニコンブースの設営が着々と進んでおります。

ちょっと設営中の様子を見てみましょう。


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ステージは2つ。メインブースはD5&D500を中心としたプロフェッショナル向けの、サブブースは中級者から初心者向けのセミナーやトークショーが開催されます。


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気になるレンズを試せるコーナーも。憧れのあのレンズを使ってみませんか?


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ブースの中心には、大きな生け花が! 草月流の本格的な巨大生け花は、各種カメラやレンズの試し撮りに使えます。超望遠レンズコーナーから撮影するとおもしろいかも?

そのほか、もちろん「DL」シリーズが体験できるコーナーや、ニコンダイレクトで販売されているカメラバッグ、周辺機器の展示などもあります。ますます楽しみになってきた!


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なお、先日発表されたデジタル一眼レフのFXフォーマットフラッグシップ機「D5」と、DXフォーマットフラッグシップ機「D500」も、CP+のニコンブースにお目見え。もちろん実際に触ることができます。あの「鳥の羽ばたきのような連写のシャッター音」が聞けますよ!


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このスロットカーのコースは、D5&D500で連写体験ができるコーナー。その連写性能やAF性能を堪能してください。

ということで、CP+直前「DL」シリーズ最速ハンズオン&ニコンブース潜入レポートはここまで! 明日はギズモードも総力を上げてレポートします。お楽しみに〜!


source: ニコンイメージングジャパンニコンブースフェイスブックページ

(三浦一紀)

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