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「これで助かったのは幸運…」嵐の日にビーチに近づいた老夫婦が波にさらわれる:らばQ
2016年02月24日 10:58

「これで助かったのは幸運…」嵐の日にビーチに近づいた老夫婦が波にさらわれる

 

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」00
自然や天候の力は想像するよりも大きなもので、軽く考えていると痛い目に遭います。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」として、いとも簡単に3人が波にさらわれてしまう映像が紹介されていました。

幸い3人とも無事だったとのことですが、恐ろしい波の力をご覧ください。


Drowning in Portsall 16-02-08 - YouTube

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」01
ビーチから戻ってくる男性と、今から向かう老夫婦。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」02
しかし波は想像していたものよりずっと強く……。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」03
あわてて逃げるも、老夫婦の夫が波に足を取られてしまいました。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」04
流される夫。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」05
絶叫しながら追う妻。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」06
男性も後を追いますが……。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」07
時すでに遅し。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」08
再び波が押し寄せて……。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」09
3人とも濁流に巻き込まれます。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」10
波が引いたときに、男性が老夫婦を立ち上がらせようとしますが、体力が奪われていて動けません。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」11
そうしてる間に波がやってきて……。

「嵐のときにビーチに近づいてはいけない理由」12
3人とも流されたところで映像は終わります。

これは2月上旬にフランスのブルターニュで起きた出来事なのですが、この流されてしまった年配の夫婦と男性は、たまたま通りかかった観光客に助けられ無事だったとのことです。

動画では、強い波に抵抗することもできずにさらわれてしまう生々しい様子が映っており、潮の満ち引きの強さを思い知らされます。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●女性が叫び始めて、男性の後を追いかけたときはちょっと悲しくなった。

↑本当に。心を痛めたよ。無事でよかったと思う。

↑自分は笑い転げた。

↑自分は最初に彼が転んだときにすごく笑ったが、動画を見ているうちに「ハハハ、彼が濡れた」から、「なんてこった、彼らは溺れたのか」まで急変した。

↑それが海なんだ。自分はビーチのある町に住んでいるけど、観光客がこうした理由で毎年のように亡くなる。ある家族は潮衝(潮流が衝突して生ずる荒波)にもかかわらず出かけた。警告されても観光客は気にしないんだ。犬がさらわれ、子供がさらわれ、そのあとに両親があとに続いた。犬以外は溺れた。犬の動物本能で、潮がまた運んでくれるまでビーチと平行に犬かきを続けたからだ。人の本能ではビーチと垂直に泳ぐ傾向がある。だが潮衝は人を死ぬまで疲れさせるんだ。

●カメラを持っているのも観光客? 全く気にしてなさそうだが、二人を引きあげる必要があったはずだ。なぜ気にせず撮り続けている?

↑カメラはしっかり固定されていたけどね。

↑それも静かにしていた。

↑撮影していた人は身体障害者で、助けることはできなかったそうだ。たまたま通りかかった観光客が2人の老夫婦と男の3人を助けたらしい。

↑身体障害者でなくとも責められはしない。嵐の中3人を引っ張って助けるのは溺れるのを覚悟しなければならない。海の力を人々は低く見積もりすぎだと思う。

↑ということは4人目が登場するまで、3人は危なかったということ?

↑フランス語の記事を読んだけど、4人目の男性も助けようとした際に、4人ともいったん波に飲まれたらしい。だがこの4人目の男性が年配の男性をしっかりつかんでいて、別の2人が彼らを引き上げるのに協力したようだ。だが女性はその後も10分ほど波にもまれていたらしい。男性はインタビューで、「女性は50m先に流され、そしてまた波によって戻された」と語っていた。幸運にも女性は岩にひっかかり、そこを助けたそうだ。

↑補足すると、年配の男性は75歳、女性は76歳、最初に助けようとした男性は42歳。カメラマンは年配の身体障害者。4人目に出てきた自動車整備士の男性が最初の男性と協力して75歳の男性を引き上げ、その後さらに別の人々も救助に協力した。
何歳であろうと、そんな天候のときにビーチに行ってはいけない。

●その動画は「おもしろいな」から「なんてこった」まで一気に加速した。

●ひとりがそのまま寝ていて「あきらめた」といった感じで怒りがこみ上げる。

↑「これで終わりなんだ…」

●ライフハックだが、もし救助のために水に飛び込むのなら、できるだけ身につけているものを外すこと。靴、ズボン、シャツ、それらは全て重みになり速度を遅くする。安全なところに戻ったら、脱いだものを使って体を乾かすこと。

●実際こうなったとき、どう行動するのが正しいの? 自分は水の中に入るなと教えられたけど、助けろと言う人もいるし、でも動画を見ているとうまくいってるとも思えない。

↑至急、プロの救助を呼ぶ。「手を伸ばせ、投げろ、だが行くな」という言い回しがある。言い換えれば、つかもうとしたり、ロープを投げたりするのはよいけど、同じ状況に自分も加わってはいけないということ。
ほとんどの人は救助が来る前に溺れてしまう。そばにいて救助しようとした親切な人も一緒にだ。ほとんどは決断を迫られる。「助けられたかもしれないのにと思いながら家族のもとに帰る」と「救助しながら自分も死にたいか」など。溺れている人は必死で何をしているかわからないので、あなたを殺してしまうかもしれない。それらを考えた上で、さっさと決断しなくてはいけない。


天候が荒れたときの海の恐ろしさを、再確認させられるショッキングな映像です。

全員が無事だったのは幸運でした。

This is why you need to avoid beaches during a storm

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