転載元：男の娘弟「ボクに"女性"を感じられても困るんだけど…」
兄「本当にすまん、この通り…｣ｽﾞｻｧｧ
男の娘弟「ちょ！土下座しながら滑ってくるな！！」
兄「無茶なお願いしてるのはわかるけど……」
男の娘弟「そもそも遊園地でWデートって何？どうやったらそんな状況になんの？」
兄「ダチについに彼女ができてな……前々から彼女がいると嘘をついていた俺に、やつは一生のお願いを使ってきたんだ」
兄「彼女とデートしたいけど恥ずかしくて誘えないからWデートしてくれ……とな」
男の娘弟「別に断ればいいじゃん」
兄「結構前から彼女いない歴=年齢なりに上から目線でアドバイスしてたから…つい……」
男の娘弟「ほ、他の人はいないの？デートしてくれる」
兄「いたらお前に頼まねーよ……」
男の娘弟「まぁそれ以前にさ、最初に言った通り性別の問題があるよ」
兄「いや、お前ならいける」
男の娘弟「無理だよ！！」
兄「じゃあ男だってばれないという証明できたら彼女やってくれる？」
男の娘弟「いいよ、証明とか無理だろうしね｣ﾌﾌﾝ
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兄「よーし、準備できたぞ」
男の娘弟「準備ってなにさ」
兄「服装とか」
男の娘弟「女装なんかしないよ」
兄「まぁまぁ、この服に着替えてくれ」
男の娘弟「…………普通の服っぽい？」
兄（ボーイッシュ系の女性物だけどな）
男の娘弟「まぁ、これなら」
兄「よーし」
男の娘弟「で、こんなんでどうやって証明するの？」
兄「それは着替えてからのお楽しみ」
男の娘弟「楽しくないんだけど」
兄「いいから着替えろ！」
男の娘弟「はー……わかったわかった」
男の娘弟「着替えた」
兄「よっし、あとは……｣ｺﾞｿｺﾞｿ
男の娘弟「ん？何してんの」
兄「ヘアピンやら、ちょっとしたアクセント」
男の娘弟「………ま、それくらいなら」
兄「はい、あとこれ持って」
男の娘弟「何この可愛い鞄｣ﾋｮｲ
兄「よし、できた」
男の娘弟「？」
兄「じゃ、行くか」
男の娘弟「え？どこに？」
兄「街」
男の娘弟「えっ」
兄「靴もいつものでいいぞ」
男の娘弟「まってまって、まだゲームのセーブしてないんだけど」
兄「すぐ帰るさ」
男の娘弟「えー……信用ならないなぁ」
兄「…………｣ﾃｸﾃｸ
男の娘弟「…………｣ﾃｸﾃｸ
兄「今日あったけーな」
男の娘弟「ねぇ、どこ向かってるのこれ」
兄「ん？もうすぐもうすぐ」
男の娘弟「…………」
兄「入るぞ」
男の娘弟「え？」
ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ
友「お！兄！こっちこっち」
男の娘弟「！？｣ｻｯ
兄「すまんすまん、急に呼び出して」
友「いや、俺も打ち合わせもしたかったし、お？後ろのが彼女？」
兄「そうそう、おい、隠れるな｣ﾎﾟﾝ
男の娘弟「…………はなしがちがう｣ﾎﾞｿ
兄「証明ならこれが一番だろ？｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「………どうなっても知らないよ｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「ぁ、あの…はじめまして｣ﾍﾟｺ
友「友です、よろしくお願いしまーす」
兄「でさ、この辺で食うのがいいかもな」
友「ちょっと高くないか？俺らで払うとすると｣ﾎﾞｿ
兄「割り勘だろ、学生だし」
友「えっ、そういうもんなの？」
兄「俺らはそうしてるよ、な？」
男の娘弟「へ……っ！｣ﾋﾞｸ
男の娘弟「そ、そうだね…あはは」
友「へー、なんかこういうのって男が払わなきゃーって思ってた、流石兄」
兄「ま、俺ら長いしそういうのは流れでやってるけどな」
友「へぇぇ……」
男の娘弟（なんでばれないんだよ……)ｽﾞｰﾝ
友「そういえば男の娘ちゃんってどこの高校？」
兄「え？あー……◯◯女子校だよ」
男の娘弟「………っ！？…けほっ…けほっ…(それは無茶だろ！！)」
友「へー！名門校じゃん、どうやって出会ったの？」
兄「…………｣ﾂﾝﾂﾝ
男の娘弟「え？ボク！？えーと、確かゲーム…センターで…？(打ち合わせとかしてねーし無理だよ…)」
友「あ、そういえばゲームするんだっけ！そういうのいいなぁ」
男の娘弟「………？？(そんなこと喋ってないけど)｣ﾁﾗ
兄「…………｣ｸﾞｯ
男の娘弟「………(どういう彼女で嘘ついてたんだよ)」
友「そんじゃ、今日はありがとな！男の娘ちゃんも急でびっくりしただろ？ごめんね」
男の娘弟「やっ…！遊園地楽しみです…！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
兄「こいつ結構そういうの好きだからな〜｣ﾜｼｬﾜｼｬ
男の娘弟「…………｣ｲﾗ
友「そっかそっか、やっぱ兄は頼れるな、それじゃ当日もよろしく！」
兄「おう、しっかり彼女リードしてやれよ」
友「じゃーなー！」
兄「おう」
男の娘弟「…………｣ﾌﾘﾌﾘ
兄「さて｣ﾆﾔﾆﾔ
男の娘弟「なにその目……」
兄「彼女、よろしくな｣ﾎﾟﾝ
男の娘弟「なんでだよ！」
兄「約束したろ？」
男の娘弟「うー……なぜだ……」
兄「ほら、そこのガラス見てみろよ、どう見ても俺らカップルじゃん」
男の娘弟「ぁ………」
男の娘弟「…………｣ｼﾞｨ
兄「でもまぁ遊園地までにもっと可愛い服買うから覚悟しとけな」
男の娘弟「なっ…！！」
帰宅後
男の娘弟（そんな女の子に見えるかなぁ……)ｼﾞｨ
兄「鏡とにらめっこしてどうした」
男の娘弟「べつに…」
兄「心配しなくても彼女だってばれないから大丈夫だよ」
男の娘弟「それが問題なんだけど」
兄「？」
男の娘弟「はぁ………」
兄「なーなー、このニーソとか可愛くね？｣ｶﾁｶﾁ
男の娘弟「なんでそう黒い感じなの」
兄「まぁそういうイメージ？」
男の娘弟「ちょっと気になったんだけどどういう風にみんなに言って回ったわけ？」
兄「なにが？」
男の娘弟「にーちゃんの彼女だよ」
兄「んー、ちょっとオタ入ってて、ボーイッシュで声がちょっと低いけど可愛いもの好きでメンヘラ」
男の娘弟「メンヘラ！？」
兄「まぁお前がフリをしても差し障りないかんじだろ」
男の娘弟「うーん………ん？」
兄「これなんかどう？フリフリしてるけど」
男の娘弟「ちょっと待って、最初からフリをさせ…」
兄「フリフリはダメか？」
男の娘弟「そっちのフリじゃない」
兄「じゃあどれがいいんだよ！」
男の娘弟「え？えー……着るなら…こういうの」
兄「似合わない却下」
男の娘弟「似合うし！！」
兄「ふーん、こういうのが着たいんだ」
男の娘弟「あっ…ちが…着るならって話だろ？」
兄「ふーん」
男の娘弟「うぐ………」
兄「お前背ちっこいし貧乳だしこういうやつの方がいいぞ？」
男の娘弟「貧乳なのは当たり前なんだけど！」
兄「はいはい、暴れるな」
男の娘弟「こいつは………｣ｲﾗｲﾗ
翌日
兄「おきろーーー！！」
男の娘弟「なに……どようのこんなはやくから」
兄「ネットでだいたい目星は付けただろ？服買いに行くぞ」
男の娘弟「めんどくさいかってきて…」
兄「お前がいなきゃサイズとかわからんだろ」
男の娘弟「ねむ………」
兄「はい、ばんざい」
男の娘弟「んー……って自分で着替えるから！！」
兄「もちろん昨日の服だぞ」
男の娘弟「はいはい、わかったから出てって……」
兄「ともかく今日ぐらいしかゆっくり準備できないんだからな！」
男の娘弟「そういえば来週だっけ……」
男の娘弟「付き合わされる側なんだからもうちょっと待遇良くしてよね……｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
男の娘弟「お待たせ、それじゃ行こか」
兄「ん、朝飯は？パンあるぞ｣ﾓｼｬﾓｼｬ
男の娘弟「いらないよ、朝から食べれないし」
兄「じゃあ行くか｣ﾓｼｬﾓｼｬ
男の娘弟「食べてからでいいよ」
兄「すぐ出れる格好だからな、大丈夫大丈夫」
男の娘弟「……全然大丈夫じゃないよ、襟変だしシャツ出てるし｣ｺﾞｿｺﾞｿ
兄「…………」
男の娘弟「………ん、何」
兄「いや、前々から思ってたけどいいお嫁さんになれそうだなって」
男の娘弟「………はぁ」
兄「落ち込むなって｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
男の娘弟「あんたのせいだろ……」
兄「よし、行くぞ！！」
男の娘弟「あー……足取りが重い」
兄「ほら｣ｸﾞｲ
男の娘弟「ちょっ…手は繋がなくていいから！」
兄「ん？引っ張っただけだけど」
男の娘弟「うぐぐ……」
男の娘弟「ふーん、女性視点じゃ無かったからわかんなかったけど女の人の服って色々あるね」
兄「昨日決めた感じじゃなくても気に入ったのあったらいいぞ、バイト代もあるし」
男の娘弟「似合わないっていう癖に…」
兄「いや、あれはおっぱいがある人が着るやつだからな？」
男の娘弟「うぐぐ………」
店員「お悩みですか？」
兄「ん、そうなんですよ、小柄な女性向けの服ってあります？」
男の娘弟「こ、こがらなじょせい………」
店員「でしたら、こちらはいかがです？◯◯と◯×がコラボしたものなんですよ、可愛くないですか？」
兄「おー、いいですね」
男の娘弟「…………｣ｿｰ
兄「これ着てみたら……あれ？」
男の娘弟「…………｣ｽﾀｽﾀ
兄「あ、すいません！他もちょっと見てきます！」
店員「は、はい」
兄「待て待て、お店の人に失礼だろ」
男の娘弟「わかってない…………｣ﾑｽ
兄「あり、なんで怒ってんだ？」
男の娘弟「ああいうのは高いの買わされるだけだよ」
兄「ま、まぁ確かに高かったけども……」
男の娘弟「他いこ他｣ｸﾞｲｸﾞｲ
兄「あ、ちょ！」
男の娘弟「ふーん｣ｼﾞｨ
兄「なぁ……」
男の娘弟「女性ものでもこういうのもあるんだね」
兄「なんかロックな感じの店だな……」
男の娘弟「これいいな」
兄「…………」
男の娘弟「感想は？」
兄「ま、まぁ着てみないとわからんが、それ合わせるなら下スカートだぞ？」
男の娘弟「た、確かに、じゃあ無しだよね」
兄「いや、それでいこう、すいませーん、試着いいですか？」
男の娘弟「あっ！勝手に…！」
店員「はいはーい」
男の娘弟「ちょ…下……！｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「ん？」
男の娘弟「男の穿いてんだけど！｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「なんかよくわかんないけど行ってこい！」
男の娘弟（えーーーーーーっっ！？)
店員「それではこちらとこちらですね」
男の娘弟「あ、ありがとうございます」
ｶﾁｬ
男の娘弟「…………」
男の娘弟(今トランクス穿いてんだけど……このスカートちょっと短いしひょっとしてってことも…)
男の娘弟「…………｣ﾇｷﾞ
男の娘弟（いやいやいや！だからってノーパンはダメだろ普通に考えて！)
男の娘弟「…………」
兄『もういいかー？』
男の娘弟「ま、まだだよ！ってかこっちから開けるから！！」
男の娘弟（急かしやがって……うーー…）
男の娘弟「……………」
ｶﾁｬ
男の娘弟「…………っ」
兄「お」
店員「お」
兄・店員「おぉぉぉぉーっ」
兄「可愛いですね、ちょっとヤンキーっぽいかなと思いましたけど全然いい」
店員「そうですね、足元はすこーし寒いかもしれないので、ストッキングを履かれる方もいらっしゃいますね｣ｽｯ
男の娘弟「………っ｣ﾄﾞｷ
兄（やっぱりスカートは恥ずかしいのか顔真っ赤だな）
男の娘弟「ぁ、あの、これいいと思うんで、ピッタリですし、着替えます！｣ｻｯ ｶﾁｬ
兄「すみませんねー、恥ずかしがり屋なんで」
ｱｯﾊｯﾊｯﾊ
男の娘弟「…………｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
男の娘弟（あーばかばかばか…っ…なんでノーパンの方を選んだんだばかぁぁぁっ）ｶｧｧｧｧ
男の娘弟「…………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
兄「おかえり」
男の娘弟「…………死にたい」
兄「で、これでいいんだな？」
男の娘弟「うん………」
兄「あ、じゃあこれお願いしますー」
店員「はい、すぐにお包みしますね」
男の娘弟「あ」
兄「ん？｣ﾁｬﾘﾝ
店員「ありがとうございましたー」
男の娘弟「あぁぁぁ…待った……大変な事の気づいた」
兄「ん？」
男の娘弟「と、とりあえずお店の外に」
兄「で、なに」
男の娘弟「それ着るんだったら…下着を……買わなきゃ…いけないんじゃ……」
兄「うん、そうだけど？あっちで買えるぞ」
男の娘弟「うぐぐぐ……」
兄「おー、ピンクい空気」
男の娘弟「ねぇ……別にこういうとこで買わなくても良くない？3着で1000円みたいなのでよくない？」
兄「まぁこれもいい経験だろ｣ｸﾞｲｸﾞｲ
男の娘弟「あっ！ちょっと！」
店員「いらっしゃいませ♪」
兄「まだ下着の中でも安い感じの店だからな、サイズを測られるとかはないと思うぞ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「…………」
兄「だからさっと決めてさっと出てけば大丈夫だ、じゃ、俺は外で見てるわ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「ちょ…そんなこと言われても……ぁー…これ…は派手だしこれ…は…そういうのじゃないし」
店員「よろしかったらサイズをお調べしましょうか？そちらは試着ができないので…」
男の娘弟「ぁ……わ……｣ﾁﾗ
兄「………｣ｸﾞｯ
男の娘弟（ｸﾞｯじゃねぇぇぇぇえええ！！！）
男の娘弟「あ、あの……このシリーズはボクも持ってるので！大丈夫です！｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
店員「そうなんですかー！可愛いですよね、今密かに流行ってるんですよー！」
男の娘弟「そ、そうなんですか……じゃーもう1着買っちゃおうかな…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
店員「こちらですね？」
男の娘弟「はい…｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
兄「お、どうやら俺のアドバイスのおかげで上手くいってるようだ、良かった良かった」
男の娘弟「…………｣ﾖﾛﾖﾛ
兄「な？さっと買えば大丈夫だっただろ？」
男の娘弟「………1年分くらい頭を使ったんだけど」
兄「じゃ、帰るか、十分楽しんだし」
男の娘弟「全然楽しくないよ……」
兄「いやいや、面白かったぞ、顔真っ赤だもん」
男の娘弟「………あ」
兄「ん？どうした？アクセサリー？」
男の娘弟「別に…お揃いのアクセサリーとか付けてたらバレにくくなるかなって」
兄「どれがいいんだ？」
男の娘弟「遊園地でバレて変な空気になるのが嫌なだけだからな？」
兄「で、どれにするんだ？」
男の娘弟「………あ、あの猫のやつ」
兄「…………ぷっ」
男の娘弟「な、なんだよ！普通じゃん！」
兄「はいはい、すいませーん、これ2つください」
男の娘弟「ここは割り勘でいいよ、はい」
兄「お？悪いな」
男の娘弟「疲れた、お腹すいた、ハンバーガーハンバーガー…｣ｸﾞﾃﾞ
兄「朝飯食ってないからだろ」
男の娘弟「ところでさ、少しはボク達も打ち合わせしないと不味くない｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄「俺とお前のコンビネーションならバッチリだろ」
男の娘弟「この前のはたまたまでしょ…｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄「打ち合わす事あるか？」
男の娘弟「いつ付き合い始めたのかも知らないしお互いの呼び名とか……っていうかにーちゃんの彼女についてなんも知らないんだけど」
兄「付き合い始めたのは……うーん、1年半くらいだっけ、呼び名はお互い呼び捨てだな」
男の娘弟「呼び捨て？にーちゃんの事呼び捨てにしていいの？」
兄「まぁそういう設定だしな」
男の娘弟「大分昔呼び捨てにしたらすっごい怒られた記憶があるからなー…」
兄「そうだっけ？？」
男の娘弟「次、部活とかは？」
兄「それ決まってなかったな、適当に決めていいぞ」
男の娘弟「んじゃあなんかのマネージャーとかでいっか…」
自宅
男の娘弟「はぁ………今日は色々あったな…」
男の娘弟（女性って大変なんだな、特にあんな彼氏がいたんじゃ疲れちゃう……)
男の娘弟（いや、別に疲れはしないか…むしろ勝手に荷物持ってくれるし…背だっておっきいしいざってとき守ってくれるだろうし…)
男の娘弟（あれ？あいつが彼氏でも案外悪くないのかも……)
男の娘弟「………って評価してどうする」
男の娘弟「…………｣ﾁﾗ
男の娘弟「当日急に着るのもなんだし…着ておくか…」
男の娘弟「…………｣ｺﾞｿｺﾞｿ
男の娘弟「うわぁ、なんか着てはダメな気がするな…」
男の娘弟「………着ちゃお」
男の娘弟「んっ……なんかすごいピシッとしてるな…」
男の娘弟「これでスカート穿いて……って感じなのか…｣ﾑｽﾞ
勃起する
ソースは俺
男の娘弟「試着の時ほどでは無いけどスースーするな……」
男の娘弟「上も着てっと」
男の娘弟「………ふーん」
男の娘弟「悪く無いね｣ｸﾙｸﾙ
男の娘弟（というかこれむしろ普段着より似合って……)
男の娘弟「いやいやいやいや！！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
男の娘弟「ちゃんと生えてるからね、うん｣ﾋﾟﾗ
男の娘弟「…………｣ｼﾞｨ
男の娘弟「……この下着もいい感じ、我ながらいいセンス｣ﾌﾌﾝ
男の娘弟「…………｣ﾑｽﾞﾑｽﾞ
男の娘弟「ん…………｣ｻｽ
男の娘弟「って何やってんだか…」
兄「入るぞー｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「！？」
男の娘弟「◯×△◯×〜〜！？！？」
兄「わっ！静かに！！」
男の娘弟「んむっ！？」
兄「…………」
男の娘弟「むぐーっ！むぐーっ！」
男の娘弟（やば…すごい力…っ…抵抗できない…！なんかされるのかな……どうしよ…）ｿﾞｸ
兄「はぁ……お前恥ずかしいのはわかるけど大きな声出すな、母さんが来たらどうすんだ？」
男の娘弟「………？」
兄「その格好は流石に見つかったらまずいだろ……」
男の娘弟「…………！」
兄「落ち着いたか？」
男の娘弟「…………｣ｺｸｺｸ
兄「よっと」
男の娘弟「ぷは」
兄「うん、やっぱよく似合ってる」
男の娘弟「…………ごめん」
兄「ん？何が？」
男の娘弟「いや、なんかもう……色々……」
男の娘弟「で、何か用…？」
兄「これ、遊園地のパンフレット、一応な」
男の娘弟「ん、ありがと」
兄「無茶なお願いしすぎてごめんな、今回ばかりは許してくれ」
男の娘弟「…………別に」
兄「んじゃ、おやすみ」
男の娘弟「おやすみ」
ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「…………」
男の娘弟「はぁ、びっくりした……｣ﾊﾟﾀﾝ
男の娘弟「………遊園地か｣ﾊﾟﾗ
男の娘弟「…………」
男の娘弟「ジェットコースター乗れるかな……」
当日
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
男の娘弟「ん………｣ｶﾁ
男の娘弟「はぁ、遂にこの時が来てしまった」
男の娘弟「………あれ、にーちゃんまだ寝てるのか｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「入るよ｣ｶﾞﾁｬ
兄「Zzz」
男の娘弟「珍しい」
男の娘弟「起きろー」ﾕｻﾕｻ
兄「Zzz」
男の娘弟「今日は1日彼氏するんだからさ、しっかりしてよ｣ﾕｻﾕｻ
兄「ん……おはよ」
男の娘弟「ほらほら、そんなに時間ないよ？お母さん達起きる前に支度しなきゃ」
兄「うす………」
男の娘弟「ってボクも髪整えなきゃ…」
兄「………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男の娘弟「なんとか起きる前に行けそうだね」
兄「逆に自然すぎて気づかないかもな」
男の娘弟「ないない」
兄「よし、行くか」
男の娘弟「ほら、襟｣ｸｲ
兄「あぁすまん」
男の娘弟「大丈夫？忘れ物ない？」
兄「ないない」
男の娘弟「ヘアピンおかしくない？」
兄「大丈夫」
男の娘弟「ちゃんと可愛い？｣ｸﾙｯ
兄「ん？何が？お前が？」
男の娘弟「ち、違うよ！！アクセサリーの猫ちゃんが！！」
兄「どっちでもいいだろ、行くぞ」
男の娘弟「うぐぐ………」
友「おーい、こっちこっち」
兄「おはよう」
女「おはよ！今日はよろしくね」
男の娘弟「よ、よろしくお願いします」
兄「そんじゃ行くか」
友「おう」
女「女っていうんだ〜、あなたは？」
男の娘弟「ぁ…えーと、男の娘って言います」
女「ねね、どこ高なの？」
男の娘弟「ぇ…と◯◯女子高です」
女「わー！あそこ制服可愛いよね、いいな〜」
男の娘弟「女さんは？」
兄「仲良くやってるな｣ﾁﾗ
友「夢みたいな光景だな……可愛い子が2人も…｣ﾁﾗ
兄（片方男だけどな）
兄「ま、俺らは適当に楽しむから、お前はお前で頑張れよ」
友「おう、マジでありがとな」
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
兄「お、見えてきた」
男の娘弟「わ、観覧車大きい」
女「観覧車見ると遊園地きたかって気持ちになるよね」
友「あの観覧車はただの観覧車じゃないんだよね」
男の娘弟「立体映像で近未来な街が窓から見えるんですよね」
友「そうそう、よくご存知で」
兄（パンフレットずっと見てたからな）
女「車とか空飛んでるのかな」
兄「そこにはAIに支配され、荒野が広がった世界……」
友「恐ろしいわ！！」
男の娘弟「兄、そういうこというなら観覧車乗せないよ？｣ﾂﾝﾂﾝ
兄「お、おう………｣ﾄﾞｷ
女「あはは、逆に面白そうだけどね」
友「朝早いのに結構人いるね、流石に」
男の娘弟「…………｣ｷﾗｷﾗ
兄「目がキラキラしてんぞ」
男の娘弟「………してない」
兄「お前の好きそうなキャラいるぞ、握手してもらったら？」
男の娘弟「あれは可愛くないからいい……あ、ポップコーンいつ買うの？いい匂い｣ｽﾝｽﾝ
兄「まだはえーよ」
男の娘弟「うぐぐぐ……」
友「さて、こっからぐるっと回っていきますか」
女「おー、いきなりジェットなやつがあるね」
男の娘弟「…………｣ｶｷﾝ
兄「あれから行く？並びそうだし」
友「それもそうだね」
男の娘弟（あれはこの遊園地では最弱……大丈夫…だいじょうぶ……）
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｷｬｧｧｧｧｧｧ!!!!
男の娘弟「…………｣ﾋﾞｸｯ
女「わー、楽しそう！」
女「でね、急にぐわーっときて……」
友「あははは」
兄「…………ん」
男の娘弟「…………｣ｷｭ
兄「…………もしかしてお前｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「ぁ…いやっ…そういうわけじゃないんだけどね｣ﾎﾞｿ
兄「ほら、裾じゃなくて手がいいんだろ？｣ｽｯ
男の娘弟「………いや、違うんだけど｣
友「でさ、そこで俺が言ったわけだよ」
兄「あったあった、ありゃ面白かったな」
女「あはははっ」
男の娘弟（ま……安心するからいっか…手おっきいし……）ﾆｷﾞﾆｷﾞ
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
男の娘弟「…………っ｣ｷﾞｭｩｩ
兄「落ちる時ってみぞおちに来るよな」
男の娘弟「……まだ？まだ落ちない？｣ｷﾞｭｩｩ
兄「あーまだまだ、結構あるぞ」
男の娘弟「本当？なんか音しなくなったけd……」
ﾋｭｯ
男の娘弟「ひっ…！〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」
兄「おー、落ちてる落ちてる」
男の娘弟「ぁぁぁぁああっ！！！！嘘つき嘘つき嘘つき嘘つきぃぃぃいいい！！｣ｷﾞｭｩｩ
兄「あっはっはっはっは！」
男の娘弟「てか長い…っ！…しぬっ…！｣ｷﾞｭｩｩ
兄「見て見て、あっちにフリーフォールが」
男の娘弟「みれない……っ…！まだ速い…っ｣ｷﾞｭｩｩ
兄「そろそろ終わりなんだけど……」
男の娘弟「それも嘘だ、騙されないからね｣ｷﾞｭｩｩ
兄「…………やれやれ」
女「いやぁ、楽しかったねぇ」
友「結構エグかったな」
兄「そうか？一瞬だったけど」
男の娘弟「……………｣ﾌﾗﾌﾗ
兄「大丈夫か？」
女「あれ、もしかして男の娘ちゃん…こういうの苦手？」
男の娘弟「あ、いや…………」
兄「大丈夫大丈夫、ポップコーンあげれば元気になるから」
男の娘弟「じゃあポップコーン早く買ってよ…！｣ｸﾞｲｸﾞｲ
兄「お、おう、ちょっと買ってくるわ！」
友「いってら」
女「あはは、男の娘ちゃん達仲いいね〜、私達も負けてられないね｣ｷﾞｭ
友「………！」
弟かわいすぎ
男の娘弟「はぁぁ……おいしい……♪｣ｻｸｻｸ
兄「全部キャラメルかよ、正気か？」
男の娘弟「じゃああげない｣ｻｸｻｸ
兄「で、大丈夫か？」
男の娘弟「なにが｣ｻｸｻｸ
兄「ジェットコースター」
男の娘弟「にーちゃんが嘘つかなければ全然大丈夫｣ｻｸｻｸ
男の娘弟「お待たせしました｣ｻｸｻｸ
女「ふふ、男の娘ちゃん小動物みたい｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男の娘弟「………！」
兄「手繋いだんだ、やるじゃん｣ﾎﾞｿ
友「サンキューな……｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「次はどこ行くの？｣ｻｸｻｸ
兄「3Dシューティングかな」
男の娘弟「！」
兄「うおおおおおおおお！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「もうちょっと落ち着きなよ｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
女「わ、なんだかあっちすごいね｣ﾋﾟｼｭﾝ
友「二人ともゲーマーだからな｣ﾋﾟｼｭﾝ
兄「ふ…勝ったな」
男の娘弟「まぁ確かに撃ち落とした数は多いけど」
ナビゲーター「最終スコアだよ！ 兄【3200点】！ 男の娘【9800点】！」
兄「え？」
男の娘弟「ちゃんと考えて撃たなきゃ…」
兄「なぜだッ！なぜだぁぁぁッ！！」
男の娘弟「ふ…勝ったな…だって…っ｣ｸｽｸｽ
兄「もう一回！！もう一回！！！」
友「あはは…負けたんだな兄」
兄「俺らもう一回これやるからさ、お昼まで別行動しない？」
男の娘弟「もう一回やるのか…」
友「お、いいね、そうする？」
女「うん！」
兄「その間に絶叫系行ってくれるとありがたい｣ﾎﾞｿ
友「おっけー、それじゃこの前決めたレストランで集合な」
女「それじゃ行こっか♪｣ｷﾞｭ
友「う、うん！｣ﾃﾚ
兄「うおおおおおおおお！！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「すごいすごい、ちゃんと狙ってるね｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
兄「さっきお前が撃ってたところは全て狙う！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「…………なんか｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟（普通にカップルみたいだな、これ…)
男の娘「…………｣ﾋﾟｼｭﾝ
兄「はぁっ…はぁっ…勝ったぞ……」
ナビゲーター「最終スコアだよ！兄【9900点】！ 男の娘【12800点】！」
兄「えっ」
男の娘弟「これどこまで点数あるんだろ」
兄「…………参りました」
男の娘弟「あはは、それじゃー次いこ次！」
兄「ん？あれは…」
子供「ママーっふうせ…ふうせんがぁ！」
母「もー…ちゃんと持ってないからでしょう？」
兄「あれ、俺らなら届きそうだな｣ｽｯ
男の娘弟「え？ちょ…あぶなぁぁぁぁあっ！！」
兄「ほれ、とってあげて」
男の娘弟「いきなり危ないだろ……ん…よいしょ｣ﾋｮｲ
男の娘弟「ほい」
兄「サンキュー、はい、もう離しちゃダメだぞ」
子供「おにいちゃん…おねぇちゃん…ありがと！」
母「すみません本当に…ありがとうございます、ありがとうございます…｣ﾍﾟｺﾍﾟｺ
男の娘弟「降ろせ｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
兄「さて、次どこ行く？」
男の娘弟「降ろせ！！｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
兄「3Dシューティングで負けた腹いせ」
男の娘弟「ちょ！マジでやめろ…目立つ…っ｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
兄「危ない危ない、はい」
男の娘弟「………ったく、パンツ見えたらどうすんだ変態｣ｽﾀｯ
兄「まぁ俺は見たけどな」
男の娘弟「死ね！｣ﾍﾟｼ
男の娘弟「お腹減った〜」
兄「朝食べてないからだろ」
友「うっす、お待たせ」
女「お腹減ったね」
兄「セルフサービスみたいな感じか、席とっといてもらう？」
友「そうだね、俺たちで買ってくるから席お願い」
女「了解！」
男の娘弟「はい」
兄「男の娘、お前はAランチでいい？」
男の娘弟「なんで勝手に決めるのさ、……それでいいけど、はいお金｣ﾁｬﾘﾝ
女「私Bランチね！｣ﾁｬﾘﾝ
友「おっけー、行ってくる！」
女「ふふ、男子もいなくなったし、ガールズトークといきますか」
男の娘弟「え！あ、そうですね」
女「じゃー…男の娘ちゃんは兄君のどこに惹かれたの？」
男の娘弟「………ぇと、それは……」
男の娘弟「……………」
男の娘弟「惹かれたというか…この人に守られたい…って思ったのがきっかけというかなんというか…」
女「おー、いいねぇ、青春だねぇ…」
男の娘弟「女さんは…？」
女「ふふ、それはね………？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「え？」
兄「なんの話してたんだ？｣ｶﾁｬｶﾁｬ
女「ふふ、内緒」
男の娘弟「…………」
兄「ほい、お前の」
男の娘弟「あ、ありがと｣ｼﾞｨ
兄「？」
男の娘弟「…………っ｣ﾌｲ
兄「？？？」
友「結構ボリュームあるね」
女「ねー、食べきれなかったらヘルプ頼むよ」
男の娘弟「…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄（なーんか様子が変だな……)ｼﾞｰ
男の娘弟「………！」
男の娘弟「…………あげないよ｣ﾋｮｲ
兄（………気のせいか）
友「結構いい時間になったな」
女「ねー！いっぱい乗れたね」
兄「最後はやっぱあれか？」
友「だな」
男の娘弟「………｣ｻｸｻｸ
兄「チュロス全然減ってないぞ｣ﾋｮｲﾊﾟｸ
男の娘弟「あ！」
兄「うん、うまい」
男の娘弟「せめて逆方向から食べてよ……｣ｼﾞｨ
男の娘弟「…………｣ｻｸｻｸ
兄「見た目は普通の観覧車だな｣ﾁﾗ
男の娘弟「…………」
兄（やっぱりなんか様子が変だな、妙な距離感というか）
僕もこういう弟欲しい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男の娘弟『え……？』
女『びっくりしたでしょ、あいつのお姉ちゃんなんだ』
男の娘弟『それは…どういう……』
女『なんかね？Wデートの約束しちゃったからお姉ちゃんしかいない〜みたいなの言われてさ』
男の娘弟『………でも、全然わからなかったです、本当のカップルみたいで…』
女『ふふ、だって好きって事には変わりないからね』
男の娘弟『…………！』
女『私的には全然おいしい話だからね、向こうがどう思ってるかは知らないけど……』
男の娘弟『……でも、女さんの気持ち…なんとなくわかるかもしれないです』
女『ん………？あれ？あれあれあれ？もしかしてそっちも！』
男の娘弟『えっ…やっ…ボク達は…ちがっ……』
女『ふんふん…なるほどなるほど…読めてきた…』
男の娘弟『何がなるほどなんですか！？』
女『ふふ………好きなんだ、兄君…もといお兄ちゃん』
男の娘弟『！？！？』
女『ということは……友も…私のこと…』ﾆﾔﾆﾔ
男の娘弟『………お姉ちゃんってなんかすごいですね』
女『ふふ、弟の事だったらなんでもわかっちゃうからね♪』
男の娘弟「……………」
兄「おー！すっげぇ、車が空飛んでるぞ！」
男の娘弟「そ、そうだね………｣ｼﾞｨ
兄「ん？」
男の娘弟「…………にー…」
兄「？」
男の娘弟「兄、そっち行ってもいい…？」
兄「え？いいけどこれ外から見えないしそこまでフリしなくても……」
男の娘弟「ふー、高いね｣ﾋｮｲ
兄「…………なぁ」
男の娘弟「なに」
兄「なんか昼からおかしくないか？」
男の娘弟「！｣ﾄﾞｷ
男の娘弟「いや！だって…！」
男の娘弟「あんなコト言われたら意識しちゃ……｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「お、そろそろ一番上だな」
男の娘弟「……………」
兄「なぁ、記念にさ」
男の娘弟「…………っ｣ﾋﾞｸｯ
男の娘弟「えっ…ちょっ！？え？なんでそういう流れに！？あっ……」
男の娘弟「…………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
友「お、おかえり」
兄（うわ、こいつなんかやったな、目が泳いでんぞ）
女（ふふ、男の娘ちゃん顔真っ赤…しちゃったんだ）
友「そ、そろそろいい時間だし、帰ろっか」
兄「そうだな」
兄「おい……大丈夫か？なんかやらかしたのか？｣ﾎﾞｿ
友「いや……まぁ……良かったよ、色々｣ﾎﾞｿ
兄（何がだよ）
男の娘弟「……………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
女「ねぇねぇ、どうだった？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「……な、何も聞かないでください｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
女「ふふ、可愛い、私こういう妹もほしかったなぁ、ね？友」
友「えっ！？｣ﾋﾞｸｯ
女「…………｣ﾆｺﾆｺ
友「…………｣ｼｰｯ
兄「？」
兄「それじゃ、俺らこっちだから」
友「ん、今日はありがとな、男の娘ちゃんも、お疲れ」
男の娘弟「はい、楽しかったです」
女「ふふ、またしようねー！Wデート！」
友「…………っ」
兄「はは、それじゃ！」
女「…………」
友「…………」
女「さて、お姉ちゃんに謝ることは？」
友「いや！本当に違うんだって！見栄を張っちゃったからたまたまお姉ちゃんに頼んで…」
女「ふーん……まだ足りなかったんだ｣ｷﾞｭ
友「あ………」
女「ちゃんと本当のこと言えるまでおうちでたっぷりお説教ね♡」
友「ちょ…！ほんとだって！なんで！！」
友（なんでバレたんだよぉぉぉおおお！？）
友（……でもあのお説教なら……いっか）ﾃﾞﾚ
男の娘弟「…………」
兄「…………おっと、その格好で家入るのはまずいか、着替えとってくる」
男の娘弟「いいよ別に｣ｶﾞﾁｬ
兄「ちょ！おまっ！」
母「あら、遅かったわね、おかえりー！」
兄「た、ただいまー！！｣ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
母「美味しいプリン買ってきたわよ……ってもういない！」
兄「あとで食うー！！｣ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ
男の娘弟「はぁっ……はぁっ……」
兄「お前なぁ…見つかったら…俺まで問い詰められるんだぞ？」
男の娘弟「へへ、ジェットコースターよりもドキドキした…ほら｣ﾄｸﾝﾄｸﾝ
兄「お………おう｣ﾄﾞｷ
男の娘弟「ふー……………｣ｺﾛﾝ
兄「寝るな寝るな、着替えろ」
男の娘弟「めんどくさい、脱がせて」
兄「え？」
男の娘弟「え？ってなんだよ、冗談に決まってるだろ？」
兄「あ、あぁ」
男の娘弟「ったく……観覧車のも冗談だからね？わかってる？」
兄「冗談にしては降りる直前までしてなかったか……？」
男の娘弟「や、やめるタイミングがわかんなかっただけなんだけど！」
兄「ふーん、まぁいいけど」
男の娘弟「…………｣ﾓｼﾞ
兄「…………パンツ見える」
男の娘弟「…………｣ﾋﾟﾀ
兄「いいのか？」
男の娘弟「…………｣ｺｸ
兄「肩車した時気づいたけど、お前ってパンツよりも太ももの方がエロいよな」
男の娘弟「な！？なにそれ！｣ｶﾞﾊﾞｯ
兄「よし、起きたな、着替えてこい」
男の娘弟「………なんか変な気分なんだよ…着替えたくない…というか…」
お、おらドキドキしてきたぞ…
兄「………スカートたくし上げてみろ」
男の娘弟「……え、えっと」
兄「いいから、命令」
男の娘弟「ん………｣ﾋﾟｸﾋﾟｸ
兄「変態はどっちやら……」
男の娘弟「う、うるさいなぁ！」
兄「触るぞ｣ｻｽｻｽ
男の娘弟「んっ……パンツの上から……っくすぐった…っ」
兄「うりうり｣ｸﾆｸﾆ
男の娘弟「やっ…ちょっ…そこだめ…ぁっ」
兄「ほら、スカート下がってきてる」
男の娘弟「んーっ…！…んっ…だって…｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
兄「で、こっからどうしてほしいんだ？あんま声出すと母さんにバレるぞ？」
男の娘弟「……………くらべっこ」
兄「え？」
男の娘弟「くらべっこしたい……」
兄「なんだそれ？？」
男の娘弟「いいや…にーちゃんはジッとしてて」
男の娘弟「………｣ﾌﾟﾙﾝ
兄「…………なんか変な感じだな、彼女なのにちんこ生えてる」
男の娘弟「えい」
兄「………｣ﾎﾞﾛﾝ
男の娘弟「………お、大きすぎない？｣ｼﾞｨ
兄「お前が小さいんだよ｣ﾂﾝﾂﾝ
男の娘弟「………う、これボクの押しつぶされちゃう｣ﾌﾟﾙﾝ
兄「押し潰そうか？｣ｸﾞｲ
男の娘弟「ぇっ…！？ちょっ…なにやってんだよ…！ぁっ」
兄「なんかこれ興奮するわ」
男の娘弟「やめっ…押し付けんなっ…！ぁっ」
兄「はぁっ…はぁっ……」
男の娘弟「だめだって…つぶれちゃう……おちんちんが……｣ｿﾞｸｿﾞｸ
兄「その割にはお前も興奮してるけどな、変態」
男の娘弟「してないしてない…っ！はーっ…はーっ…｣ﾄﾛﾝ
兄「ほら、キス」
男の娘弟「んっ…このタイミングで…んむっ…っ…ちゅ…｣ｷｭﾝｯｷｭﾝｯ
男の娘弟「んっ…ちゅ……」
兄「……なんかさ、意外だな、お前ってスイッチ入るとエロくなるんだな」
男の娘弟「はぁ？なってないし……｣ｽﾘｽﾘ
母『兄ーー！！弟ーーーー！お風呂入りなさいよーー！！』
兄「はーーーーーい！！すぐ入るーーー！！！」
男の娘弟「…………」
兄「……だってよ」
男の娘弟「じゃあすぐ汚れないとね…｣ｽﾘｽﾘ
兄「お、おい」
男の娘弟「んっ……にーちゃん…っ…んっ…｣ｽﾘｽﾘ
兄「人の身体でオナニーすんな！！」
男の娘弟「んむっ…ちゅ…あむ｣ｽﾘｽﾘ
男の娘弟（にーちゃんの指…おっきい……)
兄「はぁ、一人だけよがりやがって…」
男の娘弟「んーーっ…んっ……｣ﾋﾟｭｯﾋﾟｭﾙﾙﾙｯ
兄「うわ！｣ﾍﾞﾁｮ
男の娘弟「えへへ、お風呂入って来なよ」
兄「お前！！風呂あがりに覚悟しとけよ！！｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「…………っ｣ｿﾞｸ
男の娘弟「……………」
男の娘弟「…………やってしまった｣ｽﾞｰﾝ
男の娘弟「こんな服着てるからおかしくなったんだ……うぅ……」
男の娘弟「絶対変態だと思ってるよ……あいつ……」
男の娘弟「覚悟しとけよ…か」
男の娘弟「なにされちゃうんだろ｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
男の娘弟「……………」
男の娘弟（にーちゃんの…おっきかったな……)
男の娘弟「……………っ」
男の娘弟（いやいやいや！！無理無理無理無理！あんなのはいんない！！）
兄「さて、跪け｣ｼｭｩｩｩｩ
男の娘弟「…………」
兄「…………｣ｷﾞﾝｷﾞﾝ
男の娘弟「わ………」
兄「舐めろ」
男の娘弟「…………」
男の娘弟（これしたら自分が女ですって認めたみたいでなんか……)ｿﾞｸ
兄「はやく｣ｸﾞｲｸﾞｲ
男の娘弟「んっ…顔に擦りつけないでよ……れろ…」
男の娘弟（うわぁぁぁ…舐めちゃった……)
兄「そんなびっくりしなくていいから、続けて」
男の娘弟「いちいちうるさいなぁ……んっ…ちゅぷ…」
兄「これいいな、優越感がすごい」
男の娘弟「んっ…んっ…ちゅぱ…(確かに征服感が…)｣ｿﾞｸｿﾞｸｯ
兄「そんなんじゃいつまで経っても出ないぞ？」
男の娘弟「早くボクもお風呂入らなきゃならないんだからそこは協力してよ！」
兄「協力？いいぞ｣ｸﾞｲ
男の娘弟「んぐむっ！？！？」
兄「ほら、頑張って｣ｸﾞｲ
男の娘弟「んぇっ…んっ…ちゅ…ちゅ…ちゅぽんっ」
兄「大丈夫？」
男の娘弟「自分で突っ込んでおいて…けほっ…けほっ」
兄「というか手も使っていいのに…わざわざマニアックな姿勢でしなくても……」
男の娘弟「………っ｣ｻｽｻｽ
男の娘弟「んっ……ちゅ…ちゅっ…｣ｻｽｻｽ
兄「………っ｣ﾋﾞｭﾙｯﾋﾞｭｯﾋﾞｭｰ
男の娘弟「んぐっ……！？」
兄「あ、やべ、どうしよ｣ﾋﾞｭﾙﾙﾙ
男の娘弟「んーっ！んー！」
兄「怒ってるのはわかる」
男の娘弟「んむ…………」
兄「ほら、ティッシュ」
男の娘弟「ぇ…けほっ……ぺっ…ぺっ…窒息して…死ぬかと思った……｣ﾈﾄｰ
兄「これでお風呂入れるな｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男の娘弟「というかまず着替えなきゃ！！｣ｱﾀﾌﾀ
兄「パンツ！置いてくな！」
男の娘弟「………っ」
数週間後
男の娘弟「にーちゃん、そんなものは頼まれてないだろ？だめ｣ﾋｮｲ
兄「あっ！俺の生きがい！！」
男の娘弟「太るからだめ、買うなら運動」
兄「ちくしょー……ん？」
友「姉さん！お酒はダメだって…前みたいになったら俺の身体がもたな…」
女「大丈夫大丈夫、それにあれくらいで疲れてちゃだめでしょ？」
兄「え…ねえさ…って？え？」
友「え、なんで…おま……」
男の娘弟「ちゃんと挨拶しなよ、"にーちゃん"」
友「え？おま…彼女…え？」
兄「おまっ！！ばっか！｣ｸﾞｲ
男の娘弟「むぐ」
女「あらら、偶然ね、妹さん」
兄「え！？」
男の娘弟「あ、あの、むぐ、妹じゃなくて弟です」
女「！？」
友「！？」
兄「お前何言って！！」
男の娘弟「……でも今訳あって兄の彼女してます、よろしくお願いします」ﾍﾟｺ
兄「！？」
女「ふふ、私もこいつの彼女兼姉です、よろしくね」
友「！？」
FIN
乙
久々に文章で勃ったわ
おつ
・ニュース速報(VIP)＠２ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
男の娘弟「ボクに"女性"を感じられても困るんだけど…」
・管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
・【超絶悲報】ベッキー、上戸の稽古場マンションで川谷とセッ●スしてた・・・・・
・【放送事故】生放送で自らビキニを剥ぎ取った女性。 さんま、岡村も唖然で草ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（キャプあり）
・エ□いお●ぱいをGIF画像で鑑賞、ゆれてるのがイイよね
・画像☆狩野英孝と交際中！加藤紗里のガリ巨乳っぷりがエゲツナイｗｗｗｗｗｗｗ
・【速報キャプ】武田玲奈のベロチューセクロスえっろ杉＼(^o^)／オワタ ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（画像あり）
・青学の２年の板野さんがAVデビュー
・「ダメ恋」33歳の深田恭子にノックアウト!?極秘ヌード撮影の噂も・・・
・【画像】小池栄子の胸が凄すぎい！Fカップどころじゃないだろｗｗｗｗ
・篠原涼子（42）がまた最新下着姿を披露…出産して女の恥じらいがなくなってる…（※画像あり） ・長澤まさみ、「海街diary 」で下着お●ぱい丸出し着替えシーン！この映画、エ□シーンあったんだ・・・（※Gif画像あり）
・文春の現在の社員達がやばい件ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
・【画像】４０００年に１人の美少女ｗｗｗｗｗｗ
・韓国人アイドルの衣装がセクシーすぎる件ｗｗｗｗｗ（画像）
・橋本環奈さん(16)､ガチのスッピンがやべぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！（画像）
・【画像】 ﾚｲﾌ゜直前とﾚｲﾌ゜後の被害者の画像がぐうヌけるｗｗｗｗｗｗｗww
・【最終回】彡(ﾟ)(ﾟ)｢小料理屋 志衛のスレッドなんやで｣
・男「おい、日本が従軍慰安婦を認めて謝罪して金も払うってさ」
・シトロン「出来ました！ ○○で女性トレーナーを調教するマシーンです！」
・夜神月「これは全てAV女優の名前だ」
1: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 19:04:55.822 ID:rWm2crSw0.net
兄「本当にすまん、この通り…｣ｽﾞｻｧｧ
男の娘弟「ちょ！土下座しながら滑ってくるな！！」
兄「無茶なお願いしてるのはわかるけど……」
男の娘弟「そもそも遊園地でWデートって何？どうやったらそんな状況になんの？」
兄「ダチについに彼女ができてな……前々から彼女がいると嘘をついていた俺に、やつは一生のお願いを使ってきたんだ」
兄「彼女とデートしたいけど恥ずかしくて誘えないからWデートしてくれ……とな」
男の娘弟「別に断ればいいじゃん」
兄「結構前から彼女いない歴=年齢なりに上から目線でアドバイスしてたから…つい……」
男の娘弟「ほ、他の人はいないの？デートしてくれる」
兄「いたらお前に頼まねーよ……」
男の娘弟「まぁそれ以前にさ、最初に言った通り性別の問題があるよ」
兄「いや、お前ならいける」
男の娘弟「無理だよ！！」
兄「じゃあ男だってばれないという証明できたら彼女やってくれる？」
男の娘弟「いいよ、証明とか無理だろうしね｣ﾌﾌﾝ
・【超絶悲報】ベッキー、上戸の稽古場マンションで川谷とセッ●スしてた・・・・・
・【放送事故】生放送で自らビキニを剥ぎ取った女性。 さんま、岡村も唖然で草ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（キャプあり）
・エ□いお●ぱいをGIF画像で鑑賞、ゆれてるのがイイよね
・画像☆狩野英孝と交際中！加藤紗里のガリ巨乳っぷりがエゲツナイｗｗｗｗｗｗｗ
・【速報キャプ】武田玲奈のベロチューセクロスえっろ杉＼(^o^)／オワタ ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（画像あり）
・青学の２年の板野さんがAVデビュー
・「ダメ恋」33歳の深田恭子にノックアウト!?極秘ヌード撮影の噂も・・・
・【画像】小池栄子の胸が凄すぎい！Fカップどころじゃないだろｗｗｗｗ
・篠原涼子（42）がまた最新下着姿を披露…出産して女の恥じらいがなくなってる…（※画像あり）
・長澤まさみ、「海街diary 」で下着お●ぱい丸出し着替えシーン！この映画、エ□シーンあったんだ・・・（※Gif画像あり）
・文春の現在の社員達がやばい件ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
・【画像】４０００年に１人の美少女ｗｗｗｗｗｗ
・韓国人アイドルの衣装がセクシーすぎる件ｗｗｗｗｗ（画像）
8: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 19:20:12.908 ID:rWm2crSw0.net
兄「よーし、準備できたぞ」
男の娘弟「準備ってなにさ」
兄「服装とか」
男の娘弟「女装なんかしないよ」
兄「まぁまぁ、この服に着替えてくれ」
男の娘弟「…………普通の服っぽい？」
兄（ボーイッシュ系の女性物だけどな）
男の娘弟「まぁ、これなら」
兄「よーし」
男の娘弟「で、こんなんでどうやって証明するの？」
兄「それは着替えてからのお楽しみ」
男の娘弟「楽しくないんだけど」
兄「いいから着替えろ！」
男の娘弟「はー……わかったわかった」
11: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 19:30:51.601 ID:rWm2crSw0.net
男の娘弟「着替えた」
兄「よっし、あとは……｣ｺﾞｿｺﾞｿ
男の娘弟「ん？何してんの」
兄「ヘアピンやら、ちょっとしたアクセント」
男の娘弟「………ま、それくらいなら」
兄「はい、あとこれ持って」
男の娘弟「何この可愛い鞄｣ﾋｮｲ
兄「よし、できた」
男の娘弟「？」
兄「じゃ、行くか」
男の娘弟「え？どこに？」
兄「街」
男の娘弟「えっ」
兄「靴もいつものでいいぞ」
男の娘弟「まってまって、まだゲームのセーブしてないんだけど」
兄「すぐ帰るさ」
男の娘弟「えー……信用ならないなぁ」
12: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 19:40:56.214 ID:rWm2crSw0.net
兄「…………｣ﾃｸﾃｸ
男の娘弟「…………｣ﾃｸﾃｸ
兄「今日あったけーな」
男の娘弟「ねぇ、どこ向かってるのこれ」
兄「ん？もうすぐもうすぐ」
男の娘弟「…………」
兄「入るぞ」
男の娘弟「え？」
ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ
友「お！兄！こっちこっち」
男の娘弟「！？｣ｻｯ
兄「すまんすまん、急に呼び出して」
友「いや、俺も打ち合わせもしたかったし、お？後ろのが彼女？」
兄「そうそう、おい、隠れるな｣ﾎﾟﾝ
男の娘弟「…………はなしがちがう｣ﾎﾞｿ
兄「証明ならこれが一番だろ？｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「………どうなっても知らないよ｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「ぁ、あの…はじめまして｣ﾍﾟｺ
友「友です、よろしくお願いしまーす」
15: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 20:00:03.644 ID:rWm2crSw0.net
兄「でさ、この辺で食うのがいいかもな」
友「ちょっと高くないか？俺らで払うとすると｣ﾎﾞｿ
兄「割り勘だろ、学生だし」
友「えっ、そういうもんなの？」
兄「俺らはそうしてるよ、な？」
男の娘弟「へ……っ！｣ﾋﾞｸ
男の娘弟「そ、そうだね…あはは」
友「へー、なんかこういうのって男が払わなきゃーって思ってた、流石兄」
兄「ま、俺ら長いしそういうのは流れでやってるけどな」
友「へぇぇ……」
男の娘弟（なんでばれないんだよ……)ｽﾞｰﾝ
友「そういえば男の娘ちゃんってどこの高校？」
兄「え？あー……◯◯女子校だよ」
男の娘弟「………っ！？…けほっ…けほっ…(それは無茶だろ！！)」
友「へー！名門校じゃん、どうやって出会ったの？」
兄「…………｣ﾂﾝﾂﾝ
男の娘弟「え？ボク！？えーと、確かゲーム…センターで…？(打ち合わせとかしてねーし無理だよ…)」
友「あ、そういえばゲームするんだっけ！そういうのいいなぁ」
男の娘弟「………？？(そんなこと喋ってないけど)｣ﾁﾗ
兄「…………｣ｸﾞｯ
男の娘弟「………(どういう彼女で嘘ついてたんだよ)」
18: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 20:09:20.224 ID:rWm2crSw0.net
友「そんじゃ、今日はありがとな！男の娘ちゃんも急でびっくりしただろ？ごめんね」
男の娘弟「やっ…！遊園地楽しみです…！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
兄「こいつ結構そういうの好きだからな〜｣ﾜｼｬﾜｼｬ
男の娘弟「…………｣ｲﾗ
友「そっかそっか、やっぱ兄は頼れるな、それじゃ当日もよろしく！」
兄「おう、しっかり彼女リードしてやれよ」
友「じゃーなー！」
兄「おう」
男の娘弟「…………｣ﾌﾘﾌﾘ
兄「さて｣ﾆﾔﾆﾔ
男の娘弟「なにその目……」
兄「彼女、よろしくな｣ﾎﾟﾝ
男の娘弟「なんでだよ！」
兄「約束したろ？」
男の娘弟「うー……なぜだ……」
兄「ほら、そこのガラス見てみろよ、どう見ても俺らカップルじゃん」
男の娘弟「ぁ………」
男の娘弟「…………｣ｼﾞｨ
兄「でもまぁ遊園地までにもっと可愛い服買うから覚悟しとけな」
男の娘弟「なっ…！！」
22: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 20:24:35.456 ID:rWm2crSw0.net
帰宅後
男の娘弟（そんな女の子に見えるかなぁ……)ｼﾞｨ
兄「鏡とにらめっこしてどうした」
男の娘弟「べつに…」
兄「心配しなくても彼女だってばれないから大丈夫だよ」
男の娘弟「それが問題なんだけど」
兄「？」
男の娘弟「はぁ………」
兄「なーなー、このニーソとか可愛くね？｣ｶﾁｶﾁ
男の娘弟「なんでそう黒い感じなの」
兄「まぁそういうイメージ？」
男の娘弟「ちょっと気になったんだけどどういう風にみんなに言って回ったわけ？」
兄「なにが？」
男の娘弟「にーちゃんの彼女だよ」
兄「んー、ちょっとオタ入ってて、ボーイッシュで声がちょっと低いけど可愛いもの好きでメンヘラ」
男の娘弟「メンヘラ！？」
26: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 20:35:08.916 ID:rWm2crSw0.net
兄「まぁお前がフリをしても差し障りないかんじだろ」
男の娘弟「うーん………ん？」
兄「これなんかどう？フリフリしてるけど」
男の娘弟「ちょっと待って、最初からフリをさせ…」
兄「フリフリはダメか？」
男の娘弟「そっちのフリじゃない」
兄「じゃあどれがいいんだよ！」
男の娘弟「え？えー……着るなら…こういうの」
兄「似合わない却下」
男の娘弟「似合うし！！」
兄「ふーん、こういうのが着たいんだ」
男の娘弟「あっ…ちが…着るならって話だろ？」
兄「ふーん」
男の娘弟「うぐ………」
兄「お前背ちっこいし貧乳だしこういうやつの方がいいぞ？」
男の娘弟「貧乳なのは当たり前なんだけど！」
兄「はいはい、暴れるな」
男の娘弟「こいつは………｣ｲﾗｲﾗ
28: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 20:52:47.496 ID:rWm2crSw0.net
翌日
兄「おきろーーー！！」
男の娘弟「なに……どようのこんなはやくから」
兄「ネットでだいたい目星は付けただろ？服買いに行くぞ」
男の娘弟「めんどくさいかってきて…」
兄「お前がいなきゃサイズとかわからんだろ」
男の娘弟「ねむ………」
兄「はい、ばんざい」
男の娘弟「んー……って自分で着替えるから！！」
兄「もちろん昨日の服だぞ」
男の娘弟「はいはい、わかったから出てって……」
兄「ともかく今日ぐらいしかゆっくり準備できないんだからな！」
男の娘弟「そういえば来週だっけ……」
男の娘弟「付き合わされる側なんだからもうちょっと待遇良くしてよね……｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
55: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 22:53:57.276 ID:rWm2crSw0.net
男の娘弟「お待たせ、それじゃ行こか」
兄「ん、朝飯は？パンあるぞ｣ﾓｼｬﾓｼｬ
男の娘弟「いらないよ、朝から食べれないし」
兄「じゃあ行くか｣ﾓｼｬﾓｼｬ
男の娘弟「食べてからでいいよ」
兄「すぐ出れる格好だからな、大丈夫大丈夫」
男の娘弟「……全然大丈夫じゃないよ、襟変だしシャツ出てるし｣ｺﾞｿｺﾞｿ
兄「…………」
男の娘弟「………ん、何」
兄「いや、前々から思ってたけどいいお嫁さんになれそうだなって」
男の娘弟「………はぁ」
兄「落ち込むなって｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
男の娘弟「あんたのせいだろ……」
兄「よし、行くぞ！！」
男の娘弟「あー……足取りが重い」
兄「ほら｣ｸﾞｲ
男の娘弟「ちょっ…手は繋がなくていいから！」
兄「ん？引っ張っただけだけど」
男の娘弟「うぐぐ……」
57: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:07:24.139 ID:rWm2crSw0.net
男の娘弟「ふーん、女性視点じゃ無かったからわかんなかったけど女の人の服って色々あるね」
兄「昨日決めた感じじゃなくても気に入ったのあったらいいぞ、バイト代もあるし」
男の娘弟「似合わないっていう癖に…」
兄「いや、あれはおっぱいがある人が着るやつだからな？」
男の娘弟「うぐぐ………」
店員「お悩みですか？」
兄「ん、そうなんですよ、小柄な女性向けの服ってあります？」
男の娘弟「こ、こがらなじょせい………」
店員「でしたら、こちらはいかがです？◯◯と◯×がコラボしたものなんですよ、可愛くないですか？」
兄「おー、いいですね」
男の娘弟「…………｣ｿｰ
兄「これ着てみたら……あれ？」
男の娘弟「…………｣ｽﾀｽﾀ
兄「あ、すいません！他もちょっと見てきます！」
店員「は、はい」
兄「待て待て、お店の人に失礼だろ」
男の娘弟「わかってない…………｣ﾑｽ
兄「あり、なんで怒ってんだ？」
男の娘弟「ああいうのは高いの買わされるだけだよ」
兄「ま、まぁ確かに高かったけども……」
男の娘弟「他いこ他｣ｸﾞｲｸﾞｲ
兄「あ、ちょ！」
59: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:17:17.878 ID:rWm2crSw0.net
男の娘弟「ふーん｣ｼﾞｨ
兄「なぁ……」
男の娘弟「女性ものでもこういうのもあるんだね」
兄「なんかロックな感じの店だな……」
男の娘弟「これいいな」
兄「…………」
男の娘弟「感想は？」
兄「ま、まぁ着てみないとわからんが、それ合わせるなら下スカートだぞ？」
男の娘弟「た、確かに、じゃあ無しだよね」
兄「いや、それでいこう、すいませーん、試着いいですか？」
男の娘弟「あっ！勝手に…！」
店員「はいはーい」
男の娘弟「ちょ…下……！｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「ん？」
男の娘弟「男の穿いてんだけど！｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「なんかよくわかんないけど行ってこい！」
男の娘弟（えーーーーーーっっ！？)
60: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:23:11.014 ID:rWm2crSw0.net
店員「それではこちらとこちらですね」
男の娘弟「あ、ありがとうございます」
ｶﾁｬ
男の娘弟「…………」
男の娘弟(今トランクス穿いてんだけど……このスカートちょっと短いしひょっとしてってことも…)
男の娘弟「…………｣ﾇｷﾞ
男の娘弟（いやいやいや！だからってノーパンはダメだろ普通に考えて！)
男の娘弟「…………」
兄『もういいかー？』
男の娘弟「ま、まだだよ！ってかこっちから開けるから！！」
男の娘弟（急かしやがって……うーー…）
男の娘弟「……………」
63: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:33:31.188 ID:rWm2crSw0.net
ｶﾁｬ
男の娘弟「…………っ」
兄「お」
店員「お」
兄・店員「おぉぉぉぉーっ」
兄「可愛いですね、ちょっとヤンキーっぽいかなと思いましたけど全然いい」
店員「そうですね、足元はすこーし寒いかもしれないので、ストッキングを履かれる方もいらっしゃいますね｣ｽｯ
男の娘弟「………っ｣ﾄﾞｷ
兄（やっぱりスカートは恥ずかしいのか顔真っ赤だな）
男の娘弟「ぁ、あの、これいいと思うんで、ピッタリですし、着替えます！｣ｻｯ ｶﾁｬ
兄「すみませんねー、恥ずかしがり屋なんで」
ｱｯﾊｯﾊｯﾊ
男の娘弟「…………｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
男の娘弟（あーばかばかばか…っ…なんでノーパンの方を選んだんだばかぁぁぁっ）ｶｧｧｧｧ
65: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:41:13.315 ID:rWm2crSw0.net
男の娘弟「…………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
兄「おかえり」
男の娘弟「…………死にたい」
兄「で、これでいいんだな？」
男の娘弟「うん………」
兄「あ、じゃあこれお願いしますー」
店員「はい、すぐにお包みしますね」
男の娘弟「あ」
兄「ん？｣ﾁｬﾘﾝ
店員「ありがとうございましたー」
男の娘弟「あぁぁぁ…待った……大変な事の気づいた」
兄「ん？」
男の娘弟「と、とりあえずお店の外に」
兄「で、なに」
男の娘弟「それ着るんだったら…下着を……買わなきゃ…いけないんじゃ……」
兄「うん、そうだけど？あっちで買えるぞ」
男の娘弟「うぐぐぐ……」
71: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/24(水) 23:54:39.583 ID:rWm2crSw0.net
兄「おー、ピンクい空気」
男の娘弟「ねぇ……別にこういうとこで買わなくても良くない？3着で1000円みたいなのでよくない？」
兄「まぁこれもいい経験だろ｣ｸﾞｲｸﾞｲ
男の娘弟「あっ！ちょっと！」
店員「いらっしゃいませ♪」
兄「まだ下着の中でも安い感じの店だからな、サイズを測られるとかはないと思うぞ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「…………」
兄「だからさっと決めてさっと出てけば大丈夫だ、じゃ、俺は外で見てるわ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「ちょ…そんなこと言われても……ぁー…これ…は派手だしこれ…は…そういうのじゃないし」
店員「よろしかったらサイズをお調べしましょうか？そちらは試着ができないので…」
男の娘弟「ぁ……わ……｣ﾁﾗ
兄「………｣ｸﾞｯ
男の娘弟（ｸﾞｯじゃねぇぇぇぇえええ！！！）
男の娘弟「あ、あの……このシリーズはボクも持ってるので！大丈夫です！｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
店員「そうなんですかー！可愛いですよね、今密かに流行ってるんですよー！」
男の娘弟「そ、そうなんですか……じゃーもう1着買っちゃおうかな…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
店員「こちらですね？」
男の娘弟「はい…｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
兄「お、どうやら俺のアドバイスのおかげで上手くいってるようだ、良かった良かった」
76: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 00:08:26.272 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「…………｣ﾖﾛﾖﾛ
兄「な？さっと買えば大丈夫だっただろ？」
男の娘弟「………1年分くらい頭を使ったんだけど」
兄「じゃ、帰るか、十分楽しんだし」
男の娘弟「全然楽しくないよ……」
兄「いやいや、面白かったぞ、顔真っ赤だもん」
男の娘弟「………あ」
兄「ん？どうした？アクセサリー？」
男の娘弟「別に…お揃いのアクセサリーとか付けてたらバレにくくなるかなって」
兄「どれがいいんだ？」
男の娘弟「遊園地でバレて変な空気になるのが嫌なだけだからな？」
兄「で、どれにするんだ？」
男の娘弟「………あ、あの猫のやつ」
兄「…………ぷっ」
男の娘弟「な、なんだよ！普通じゃん！」
兄「はいはい、すいませーん、これ2つください」
男の娘弟「ここは割り勘でいいよ、はい」
兄「お？悪いな」
83: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 00:29:15.364 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「疲れた、お腹すいた、ハンバーガーハンバーガー…｣ｸﾞﾃﾞ
兄「朝飯食ってないからだろ」
男の娘弟「ところでさ、少しはボク達も打ち合わせしないと不味くない｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄「俺とお前のコンビネーションならバッチリだろ」
男の娘弟「この前のはたまたまでしょ…｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄「打ち合わす事あるか？」
男の娘弟「いつ付き合い始めたのかも知らないしお互いの呼び名とか……っていうかにーちゃんの彼女についてなんも知らないんだけど」
兄「付き合い始めたのは……うーん、1年半くらいだっけ、呼び名はお互い呼び捨てだな」
男の娘弟「呼び捨て？にーちゃんの事呼び捨てにしていいの？」
兄「まぁそういう設定だしな」
男の娘弟「大分昔呼び捨てにしたらすっごい怒られた記憶があるからなー…」
兄「そうだっけ？？」
男の娘弟「次、部活とかは？」
兄「それ決まってなかったな、適当に決めていいぞ」
男の娘弟「んじゃあなんかのマネージャーとかでいっか…」
91: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 00:47:22.231 ID:LA7KUu1n0.net
自宅
男の娘弟「はぁ………今日は色々あったな…」
男の娘弟（女性って大変なんだな、特にあんな彼氏がいたんじゃ疲れちゃう……)
男の娘弟（いや、別に疲れはしないか…むしろ勝手に荷物持ってくれるし…背だっておっきいしいざってとき守ってくれるだろうし…)
男の娘弟（あれ？あいつが彼氏でも案外悪くないのかも……)
男の娘弟「………って評価してどうする」
男の娘弟「…………｣ﾁﾗ
男の娘弟「当日急に着るのもなんだし…着ておくか…」
男の娘弟「…………｣ｺﾞｿｺﾞｿ
男の娘弟「うわぁ、なんか着てはダメな気がするな…」
男の娘弟「………着ちゃお」
男の娘弟「んっ……なんかすごいピシッとしてるな…」
男の娘弟「これでスカート穿いて……って感じなのか…｣ﾑｽﾞ
92: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 00:49:57.100 ID:eUYOkVOMa.net
勃起する
ソースは俺
95: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 01:00:17.596 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「試着の時ほどでは無いけどスースーするな……」
男の娘弟「上も着てっと」
男の娘弟「………ふーん」
男の娘弟「悪く無いね｣ｸﾙｸﾙ
男の娘弟（というかこれむしろ普段着より似合って……)
男の娘弟「いやいやいやいや！！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
男の娘弟「ちゃんと生えてるからね、うん｣ﾋﾟﾗ
男の娘弟「…………｣ｼﾞｨ
男の娘弟「……この下着もいい感じ、我ながらいいセンス｣ﾌﾌﾝ
男の娘弟「…………｣ﾑｽﾞﾑｽﾞ
男の娘弟「ん…………｣ｻｽ
男の娘弟「って何やってんだか…」
兄「入るぞー｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「！？」
96: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 01:12:04.210 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「◯×△◯×〜〜！？！？」
兄「わっ！静かに！！」
男の娘弟「んむっ！？」
兄「…………」
男の娘弟「むぐーっ！むぐーっ！」
男の娘弟（やば…すごい力…っ…抵抗できない…！なんかされるのかな……どうしよ…）ｿﾞｸ
兄「はぁ……お前恥ずかしいのはわかるけど大きな声出すな、母さんが来たらどうすんだ？」
男の娘弟「………？」
兄「その格好は流石に見つかったらまずいだろ……」
男の娘弟「…………！」
兄「落ち着いたか？」
男の娘弟「…………｣ｺｸｺｸ
兄「よっと」
男の娘弟「ぷは」
兄「うん、やっぱよく似合ってる」
男の娘弟「…………ごめん」
兄「ん？何が？」
男の娘弟「いや、なんかもう……色々……」
103: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 01:24:46.857 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「で、何か用…？」
兄「これ、遊園地のパンフレット、一応な」
男の娘弟「ん、ありがと」
兄「無茶なお願いしすぎてごめんな、今回ばかりは許してくれ」
男の娘弟「…………別に」
兄「んじゃ、おやすみ」
男の娘弟「おやすみ」
ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「…………」
男の娘弟「はぁ、びっくりした……｣ﾊﾟﾀﾝ
男の娘弟「………遊園地か｣ﾊﾟﾗ
男の娘弟「…………」
男の娘弟「ジェットコースター乗れるかな……」
108: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 01:35:39.112 ID:LA7KUu1n0.net
当日
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
男の娘弟「ん………｣ｶﾁ
男の娘弟「はぁ、遂にこの時が来てしまった」
男の娘弟「………あれ、にーちゃんまだ寝てるのか｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「入るよ｣ｶﾞﾁｬ
兄「Zzz」
男の娘弟「珍しい」
男の娘弟「起きろー」ﾕｻﾕｻ
兄「Zzz」
男の娘弟「今日は1日彼氏するんだからさ、しっかりしてよ｣ﾕｻﾕｻ
兄「ん……おはよ」
男の娘弟「ほらほら、そんなに時間ないよ？お母さん達起きる前に支度しなきゃ」
兄「うす………」
男の娘弟「ってボクも髪整えなきゃ…」
111: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 01:45:07.582 ID:LA7KUu1n0.net
兄「………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
男の娘弟「なんとか起きる前に行けそうだね」
兄「逆に自然すぎて気づかないかもな」
男の娘弟「ないない」
兄「よし、行くか」
男の娘弟「ほら、襟｣ｸｲ
兄「あぁすまん」
男の娘弟「大丈夫？忘れ物ない？」
兄「ないない」
男の娘弟「ヘアピンおかしくない？」
兄「大丈夫」
男の娘弟「ちゃんと可愛い？｣ｸﾙｯ
兄「ん？何が？お前が？」
男の娘弟「ち、違うよ！！アクセサリーの猫ちゃんが！！」
兄「どっちでもいいだろ、行くぞ」
男の娘弟「うぐぐ………」
151: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 09:00:16.709 ID:LA7KUu1n0.net
友「おーい、こっちこっち」
兄「おはよう」
女「おはよ！今日はよろしくね」
男の娘弟「よ、よろしくお願いします」
兄「そんじゃ行くか」
友「おう」
女「女っていうんだ〜、あなたは？」
男の娘弟「ぁ…えーと、男の娘って言います」
女「ねね、どこ高なの？」
男の娘弟「ぇ…と◯◯女子高です」
女「わー！あそこ制服可愛いよね、いいな〜」
男の娘弟「女さんは？」
兄「仲良くやってるな｣ﾁﾗ
友「夢みたいな光景だな……可愛い子が2人も…｣ﾁﾗ
兄（片方男だけどな）
兄「ま、俺らは適当に楽しむから、お前はお前で頑張れよ」
友「おう、マジでありがとな」
154: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 09:18:38.051 ID:LA7KUu1n0.net
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
兄「お、見えてきた」
男の娘弟「わ、観覧車大きい」
女「観覧車見ると遊園地きたかって気持ちになるよね」
友「あの観覧車はただの観覧車じゃないんだよね」
男の娘弟「立体映像で近未来な街が窓から見えるんですよね」
友「そうそう、よくご存知で」
兄（パンフレットずっと見てたからな）
女「車とか空飛んでるのかな」
兄「そこにはAIに支配され、荒野が広がった世界……」
友「恐ろしいわ！！」
男の娘弟「兄、そういうこというなら観覧車乗せないよ？｣ﾂﾝﾂﾝ
兄「お、おう………｣ﾄﾞｷ
女「あはは、逆に面白そうだけどね」
155: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 09:31:35.771 ID:LA7KUu1n0.net
友「朝早いのに結構人いるね、流石に」
男の娘弟「…………｣ｷﾗｷﾗ
兄「目がキラキラしてんぞ」
男の娘弟「………してない」
兄「お前の好きそうなキャラいるぞ、握手してもらったら？」
男の娘弟「あれは可愛くないからいい……あ、ポップコーンいつ買うの？いい匂い｣ｽﾝｽﾝ
兄「まだはえーよ」
男の娘弟「うぐぐぐ……」
友「さて、こっからぐるっと回っていきますか」
女「おー、いきなりジェットなやつがあるね」
男の娘弟「…………｣ｶｷﾝ
兄「あれから行く？並びそうだし」
友「それもそうだね」
男の娘弟（あれはこの遊園地では最弱……大丈夫…だいじょうぶ……）
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｷｬｧｧｧｧｧｧ!!!!
男の娘弟「…………｣ﾋﾞｸｯ
女「わー、楽しそう！」
156: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 09:44:57.126 ID:LA7KUu1n0.net
女「でね、急にぐわーっときて……」
友「あははは」
兄「…………ん」
男の娘弟「…………｣ｷｭ
兄「…………もしかしてお前｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「ぁ…いやっ…そういうわけじゃないんだけどね｣ﾎﾞｿ
兄「ほら、裾じゃなくて手がいいんだろ？｣ｽｯ
男の娘弟「………いや、違うんだけど｣
友「でさ、そこで俺が言ったわけだよ」
兄「あったあった、ありゃ面白かったな」
女「あはははっ」
男の娘弟（ま……安心するからいっか…手おっきいし……）ﾆｷﾞﾆｷﾞ
158: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 09:57:31.324 ID:LA7KUu1n0.net
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
男の娘弟「…………っ｣ｷﾞｭｩｩ
兄「落ちる時ってみぞおちに来るよな」
男の娘弟「……まだ？まだ落ちない？｣ｷﾞｭｩｩ
兄「あーまだまだ、結構あるぞ」
男の娘弟「本当？なんか音しなくなったけd……」
ﾋｭｯ
男の娘弟「ひっ…！〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」
兄「おー、落ちてる落ちてる」
男の娘弟「ぁぁぁぁああっ！！！！嘘つき嘘つき嘘つき嘘つきぃぃぃいいい！！｣ｷﾞｭｩｩ
兄「あっはっはっはっは！」
男の娘弟「てか長い…っ！…しぬっ…！｣ｷﾞｭｩｩ
兄「見て見て、あっちにフリーフォールが」
男の娘弟「みれない……っ…！まだ速い…っ｣ｷﾞｭｩｩ
兄「そろそろ終わりなんだけど……」
男の娘弟「それも嘘だ、騙されないからね｣ｷﾞｭｩｩ
兄「…………やれやれ」
164: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 10:10:55.427 ID:LA7KUu1n0.net
女「いやぁ、楽しかったねぇ」
友「結構エグかったな」
兄「そうか？一瞬だったけど」
男の娘弟「……………｣ﾌﾗﾌﾗ
兄「大丈夫か？」
女「あれ、もしかして男の娘ちゃん…こういうの苦手？」
男の娘弟「あ、いや…………」
兄「大丈夫大丈夫、ポップコーンあげれば元気になるから」
男の娘弟「じゃあポップコーン早く買ってよ…！｣ｸﾞｲｸﾞｲ
兄「お、おう、ちょっと買ってくるわ！」
友「いってら」
女「あはは、男の娘ちゃん達仲いいね〜、私達も負けてられないね｣ｷﾞｭ
友「………！」
166: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 10:18:30.864 ID:pYx5o/WGH.net
弟かわいすぎ
169: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 10:21:27.156 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「はぁぁ……おいしい……♪｣ｻｸｻｸ
兄「全部キャラメルかよ、正気か？」
男の娘弟「じゃああげない｣ｻｸｻｸ
兄「で、大丈夫か？」
男の娘弟「なにが｣ｻｸｻｸ
兄「ジェットコースター」
男の娘弟「にーちゃんが嘘つかなければ全然大丈夫｣ｻｸｻｸ
男の娘弟「お待たせしました｣ｻｸｻｸ
女「ふふ、男の娘ちゃん小動物みたい｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男の娘弟「………！」
兄「手繋いだんだ、やるじゃん｣ﾎﾞｿ
友「サンキューな……｣ﾎﾞｿ
男の娘弟「次はどこ行くの？｣ｻｸｻｸ
兄「3Dシューティングかな」
男の娘弟「！」
170: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 10:38:14.798 ID:LA7KUu1n0.net
兄「うおおおおおおおお！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「もうちょっと落ち着きなよ｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
女「わ、なんだかあっちすごいね｣ﾋﾟｼｭﾝ
友「二人ともゲーマーだからな｣ﾋﾟｼｭﾝ
兄「ふ…勝ったな」
男の娘弟「まぁ確かに撃ち落とした数は多いけど」
ナビゲーター「最終スコアだよ！ 兄【3200点】！ 男の娘【9800点】！」
兄「え？」
男の娘弟「ちゃんと考えて撃たなきゃ…」
兄「なぜだッ！なぜだぁぁぁッ！！」
男の娘弟「ふ…勝ったな…だって…っ｣ｸｽｸｽ
兄「もう一回！！もう一回！！！」
友「あはは…負けたんだな兄」
兄「俺らもう一回これやるからさ、お昼まで別行動しない？」
男の娘弟「もう一回やるのか…」
友「お、いいね、そうする？」
女「うん！」
兄「その間に絶叫系行ってくれるとありがたい｣ﾎﾞｿ
友「おっけー、それじゃこの前決めたレストランで集合な」
女「それじゃ行こっか♪｣ｷﾞｭ
友「う、うん！｣ﾃﾚ
182: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 10:57:54.743 ID:LA7KUu1n0.net
兄「うおおおおおおおお！！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「すごいすごい、ちゃんと狙ってるね｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
兄「さっきお前が撃ってたところは全て狙う！！｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟「…………なんか｣ﾋﾟｼｭﾝﾋﾟｼｭﾝ
男の娘弟（普通にカップルみたいだな、これ…)
男の娘「…………｣ﾋﾟｼｭﾝ
兄「はぁっ…はぁっ…勝ったぞ……」
ナビゲーター「最終スコアだよ！兄【9900点】！ 男の娘【12800点】！」
兄「えっ」
男の娘弟「これどこまで点数あるんだろ」
兄「…………参りました」
男の娘弟「あはは、それじゃー次いこ次！」
兄「ん？あれは…」
193: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 11:11:38.999 ID:LA7KUu1n0.net
子供「ママーっふうせ…ふうせんがぁ！」
母「もー…ちゃんと持ってないからでしょう？」
兄「あれ、俺らなら届きそうだな｣ｽｯ
男の娘弟「え？ちょ…あぶなぁぁぁぁあっ！！」
兄「ほれ、とってあげて」
男の娘弟「いきなり危ないだろ……ん…よいしょ｣ﾋｮｲ
男の娘弟「ほい」
兄「サンキュー、はい、もう離しちゃダメだぞ」
子供「おにいちゃん…おねぇちゃん…ありがと！」
母「すみません本当に…ありがとうございます、ありがとうございます…｣ﾍﾟｺﾍﾟｺ
男の娘弟「降ろせ｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
兄「さて、次どこ行く？」
男の娘弟「降ろせ！！｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
兄「3Dシューティングで負けた腹いせ」
男の娘弟「ちょ！マジでやめろ…目立つ…っ｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
兄「危ない危ない、はい」
男の娘弟「………ったく、パンツ見えたらどうすんだ変態｣ｽﾀｯ
兄「まぁ俺は見たけどな」
男の娘弟「死ね！｣ﾍﾟｼ
202: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 11:38:53.202 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「お腹減った〜」
兄「朝食べてないからだろ」
友「うっす、お待たせ」
女「お腹減ったね」
兄「セルフサービスみたいな感じか、席とっといてもらう？」
友「そうだね、俺たちで買ってくるから席お願い」
女「了解！」
男の娘弟「はい」
兄「男の娘、お前はAランチでいい？」
男の娘弟「なんで勝手に決めるのさ、……それでいいけど、はいお金｣ﾁｬﾘﾝ
女「私Bランチね！｣ﾁｬﾘﾝ
友「おっけー、行ってくる！」
女「ふふ、男子もいなくなったし、ガールズトークといきますか」
男の娘弟「え！あ、そうですね」
女「じゃー…男の娘ちゃんは兄君のどこに惹かれたの？」
男の娘弟「………ぇと、それは……」
男の娘弟「……………」
男の娘弟「惹かれたというか…この人に守られたい…って思ったのがきっかけというかなんというか…」
女「おー、いいねぇ、青春だねぇ…」
男の娘弟「女さんは…？」
女「ふふ、それはね………？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「え？」
212: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 11:48:54.329 ID:LA7KUu1n0.net
兄「なんの話してたんだ？｣ｶﾁｬｶﾁｬ
女「ふふ、内緒」
男の娘弟「…………」
兄「ほい、お前の」
男の娘弟「あ、ありがと｣ｼﾞｨ
兄「？」
男の娘弟「…………っ｣ﾌｲ
兄「？？？」
友「結構ボリュームあるね」
女「ねー、食べきれなかったらヘルプ頼むよ」
男の娘弟「…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ
兄（なーんか様子が変だな……)ｼﾞｰ
男の娘弟「………！」
男の娘弟「…………あげないよ｣ﾋｮｲ
兄（………気のせいか）
213: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 11:57:35.185 ID:LA7KUu1n0.net
友「結構いい時間になったな」
女「ねー！いっぱい乗れたね」
兄「最後はやっぱあれか？」
友「だな」
男の娘弟「………｣ｻｸｻｸ
兄「チュロス全然減ってないぞ｣ﾋｮｲﾊﾟｸ
男の娘弟「あ！」
兄「うん、うまい」
男の娘弟「せめて逆方向から食べてよ……｣ｼﾞｨ
男の娘弟「…………｣ｻｸｻｸ
兄「見た目は普通の観覧車だな｣ﾁﾗ
男の娘弟「…………」
兄（やっぱりなんか様子が変だな、妙な距離感というか）
214: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:06:13.124 ID:C9WabTYF0.net
僕もこういう弟欲しい
217: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:13:32.666 ID:LA7KUu1n0.net
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男の娘弟『え……？』
女『びっくりしたでしょ、あいつのお姉ちゃんなんだ』
男の娘弟『それは…どういう……』
女『なんかね？Wデートの約束しちゃったからお姉ちゃんしかいない〜みたいなの言われてさ』
男の娘弟『………でも、全然わからなかったです、本当のカップルみたいで…』
女『ふふ、だって好きって事には変わりないからね』
男の娘弟『…………！』
女『私的には全然おいしい話だからね、向こうがどう思ってるかは知らないけど……』
男の娘弟『……でも、女さんの気持ち…なんとなくわかるかもしれないです』
女『ん………？あれ？あれあれあれ？もしかしてそっちも！』
男の娘弟『えっ…やっ…ボク達は…ちがっ……』
女『ふんふん…なるほどなるほど…読めてきた…』
男の娘弟『何がなるほどなんですか！？』
女『ふふ………好きなんだ、兄君…もといお兄ちゃん』
男の娘弟『！？！？』
女『ということは……友も…私のこと…』ﾆﾔﾆﾔ
男の娘弟『………お姉ちゃんってなんかすごいですね』
女『ふふ、弟の事だったらなんでもわかっちゃうからね♪』
221: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:23:46.712 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「……………」
兄「おー！すっげぇ、車が空飛んでるぞ！」
男の娘弟「そ、そうだね………｣ｼﾞｨ
兄「ん？」
男の娘弟「…………にー…」
兄「？」
男の娘弟「兄、そっち行ってもいい…？」
兄「え？いいけどこれ外から見えないしそこまでフリしなくても……」
男の娘弟「ふー、高いね｣ﾋｮｲ
兄「…………なぁ」
男の娘弟「なに」
兄「なんか昼からおかしくないか？」
男の娘弟「！｣ﾄﾞｷ
男の娘弟「いや！だって…！」
男の娘弟「あんなコト言われたら意識しちゃ……｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
兄「お、そろそろ一番上だな」
男の娘弟「……………」
兄「なぁ、記念にさ」
男の娘弟「…………っ｣ﾋﾞｸｯ
男の娘弟「えっ…ちょっ！？え？なんでそういう流れに！？あっ……」
223: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:33:23.166 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「…………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
友「お、おかえり」
兄（うわ、こいつなんかやったな、目が泳いでんぞ）
女（ふふ、男の娘ちゃん顔真っ赤…しちゃったんだ）
友「そ、そろそろいい時間だし、帰ろっか」
兄「そうだな」
兄「おい……大丈夫か？なんかやらかしたのか？｣ﾎﾞｿ
友「いや……まぁ……良かったよ、色々｣ﾎﾞｿ
兄（何がだよ）
男の娘弟「……………｣ﾌﾟｼｭｩｩｩ
女「ねぇねぇ、どうだった？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
男の娘弟「……な、何も聞かないでください｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
女「ふふ、可愛い、私こういう妹もほしかったなぁ、ね？友」
友「えっ！？｣ﾋﾞｸｯ
女「…………｣ﾆｺﾆｺ
友「…………｣ｼｰｯ
兄「？」
225: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:42:09.058 ID:LA7KUu1n0.net
兄「それじゃ、俺らこっちだから」
友「ん、今日はありがとな、男の娘ちゃんも、お疲れ」
男の娘弟「はい、楽しかったです」
女「ふふ、またしようねー！Wデート！」
友「…………っ」
兄「はは、それじゃ！」
女「…………」
友「…………」
女「さて、お姉ちゃんに謝ることは？」
友「いや！本当に違うんだって！見栄を張っちゃったからたまたまお姉ちゃんに頼んで…」
女「ふーん……まだ足りなかったんだ｣ｷﾞｭ
友「あ………」
女「ちゃんと本当のこと言えるまでおうちでたっぷりお説教ね♡」
友「ちょ…！ほんとだって！なんで！！」
友（なんでバレたんだよぉぉぉおおお！？）
友（……でもあのお説教なら……いっか）ﾃﾞﾚ
227: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 12:50:41.399 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「…………」
兄「…………おっと、その格好で家入るのはまずいか、着替えとってくる」
男の娘弟「いいよ別に｣ｶﾞﾁｬ
兄「ちょ！おまっ！」
母「あら、遅かったわね、おかえりー！」
兄「た、ただいまー！！｣ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
母「美味しいプリン買ってきたわよ……ってもういない！」
兄「あとで食うー！！｣ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ
男の娘弟「はぁっ……はぁっ……」
兄「お前なぁ…見つかったら…俺まで問い詰められるんだぞ？」
男の娘弟「へへ、ジェットコースターよりもドキドキした…ほら｣ﾄｸﾝﾄｸﾝ
兄「お………おう｣ﾄﾞｷ
男の娘弟「ふー……………｣ｺﾛﾝ
兄「寝るな寝るな、着替えろ」
男の娘弟「めんどくさい、脱がせて」
兄「え？」
230: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:01:34.763 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「え？ってなんだよ、冗談に決まってるだろ？」
兄「あ、あぁ」
男の娘弟「ったく……観覧車のも冗談だからね？わかってる？」
兄「冗談にしては降りる直前までしてなかったか……？」
男の娘弟「や、やめるタイミングがわかんなかっただけなんだけど！」
兄「ふーん、まぁいいけど」
男の娘弟「…………｣ﾓｼﾞ
兄「…………パンツ見える」
男の娘弟「…………｣ﾋﾟﾀ
兄「いいのか？」
男の娘弟「…………｣ｺｸ
兄「肩車した時気づいたけど、お前ってパンツよりも太ももの方がエロいよな」
男の娘弟「な！？なにそれ！｣ｶﾞﾊﾞｯ
兄「よし、起きたな、着替えてこい」
男の娘弟「………なんか変な気分なんだよ…着替えたくない…というか…」
231: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:04:31.242 ID:xEZ30yow0.net
お、おらドキドキしてきたぞ…
232: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:10:31.230 ID:LA7KUu1n0.net
兄「………スカートたくし上げてみろ」
男の娘弟「……え、えっと」
兄「いいから、命令」
男の娘弟「ん………｣ﾋﾟｸﾋﾟｸ
兄「変態はどっちやら……」
男の娘弟「う、うるさいなぁ！」
兄「触るぞ｣ｻｽｻｽ
男の娘弟「んっ……パンツの上から……っくすぐった…っ」
兄「うりうり｣ｸﾆｸﾆ
男の娘弟「やっ…ちょっ…そこだめ…ぁっ」
兄「ほら、スカート下がってきてる」
男の娘弟「んーっ…！…んっ…だって…｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
兄「で、こっからどうしてほしいんだ？あんま声出すと母さんにバレるぞ？」
男の娘弟「……………くらべっこ」
兄「え？」
男の娘弟「くらべっこしたい……」
兄「なんだそれ？？」
男の娘弟「いいや…にーちゃんはジッとしてて」
237: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:22:32.909 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「………｣ﾌﾟﾙﾝ
兄「…………なんか変な感じだな、彼女なのにちんこ生えてる」
男の娘弟「えい」
兄「………｣ﾎﾞﾛﾝ
男の娘弟「………お、大きすぎない？｣ｼﾞｨ
兄「お前が小さいんだよ｣ﾂﾝﾂﾝ
男の娘弟「………う、これボクの押しつぶされちゃう｣ﾌﾟﾙﾝ
兄「押し潰そうか？｣ｸﾞｲ
男の娘弟「ぇっ…！？ちょっ…なにやってんだよ…！ぁっ」
兄「なんかこれ興奮するわ」
男の娘弟「やめっ…押し付けんなっ…！ぁっ」
兄「はぁっ…はぁっ……」
男の娘弟「だめだって…つぶれちゃう……おちんちんが……｣ｿﾞｸｿﾞｸ
兄「その割にはお前も興奮してるけどな、変態」
男の娘弟「してないしてない…っ！はーっ…はーっ…｣ﾄﾛﾝ
兄「ほら、キス」
男の娘弟「んっ…このタイミングで…んむっ…っ…ちゅ…｣ｷｭﾝｯｷｭﾝｯ
240: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:33:27.918 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「んっ…ちゅ……」
兄「……なんかさ、意外だな、お前ってスイッチ入るとエロくなるんだな」
男の娘弟「はぁ？なってないし……｣ｽﾘｽﾘ
母『兄ーー！！弟ーーーー！お風呂入りなさいよーー！！』
兄「はーーーーーい！！すぐ入るーーー！！！」
男の娘弟「…………」
兄「……だってよ」
男の娘弟「じゃあすぐ汚れないとね…｣ｽﾘｽﾘ
兄「お、おい」
男の娘弟「んっ……にーちゃん…っ…んっ…｣ｽﾘｽﾘ
兄「人の身体でオナニーすんな！！」
男の娘弟「んむっ…ちゅ…あむ｣ｽﾘｽﾘ
男の娘弟（にーちゃんの指…おっきい……)
兄「はぁ、一人だけよがりやがって…」
男の娘弟「んーーっ…んっ……｣ﾋﾟｭｯﾋﾟｭﾙﾙﾙｯ
兄「うわ！｣ﾍﾞﾁｮ
男の娘弟「えへへ、お風呂入って来なよ」
兄「お前！！風呂あがりに覚悟しとけよ！！｣ｶﾞﾁｬ
男の娘弟「…………っ｣ｿﾞｸ
243: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:39:53.360 ID:LA7KUu1n0.net
男の娘弟「……………」
男の娘弟「…………やってしまった｣ｽﾞｰﾝ
男の娘弟「こんな服着てるからおかしくなったんだ……うぅ……」
男の娘弟「絶対変態だと思ってるよ……あいつ……」
男の娘弟「覚悟しとけよ…か」
男の娘弟「なにされちゃうんだろ｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
男の娘弟「……………」
男の娘弟（にーちゃんの…おっきかったな……)
男の娘弟「……………っ」
男の娘弟（いやいやいや！！無理無理無理無理！あんなのはいんない！！）
254: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 13:53:06.007 ID:LA7KUu1n0.net
兄「さて、跪け｣ｼｭｩｩｩｩ
男の娘弟「…………」
兄「…………｣ｷﾞﾝｷﾞﾝ
男の娘弟「わ………」
兄「舐めろ」
男の娘弟「…………」
男の娘弟（これしたら自分が女ですって認めたみたいでなんか……)ｿﾞｸ
兄「はやく｣ｸﾞｲｸﾞｲ
男の娘弟「んっ…顔に擦りつけないでよ……れろ…」
男の娘弟（うわぁぁぁ…舐めちゃった……)
兄「そんなびっくりしなくていいから、続けて」
男の娘弟「いちいちうるさいなぁ……んっ…ちゅぷ…」
兄「これいいな、優越感がすごい」
男の娘弟「んっ…んっ…ちゅぱ…(確かに征服感が…)｣ｿﾞｸｿﾞｸｯ
兄「そんなんじゃいつまで経っても出ないぞ？」
男の娘弟「早くボクもお風呂入らなきゃならないんだからそこは協力してよ！」
兄「協力？いいぞ｣ｸﾞｲ
男の娘弟「んぐむっ！？！？」
311: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:06:08.926 ID:LA7KUu1n0.net
兄「ほら、頑張って｣ｸﾞｲ
男の娘弟「んぇっ…んっ…ちゅ…ちゅ…ちゅぽんっ」
兄「大丈夫？」
男の娘弟「自分で突っ込んでおいて…けほっ…けほっ」
兄「というか手も使っていいのに…わざわざマニアックな姿勢でしなくても……」
男の娘弟「………っ｣ｻｽｻｽ
男の娘弟「んっ……ちゅ…ちゅっ…｣ｻｽｻｽ
兄「………っ｣ﾋﾞｭﾙｯﾋﾞｭｯﾋﾞｭｰ
男の娘弟「んぐっ……！？」
兄「あ、やべ、どうしよ｣ﾋﾞｭﾙﾙﾙ
男の娘弟「んーっ！んー！」
兄「怒ってるのはわかる」
男の娘弟「んむ…………」
兄「ほら、ティッシュ」
男の娘弟「ぇ…けほっ……ぺっ…ぺっ…窒息して…死ぬかと思った……｣ﾈﾄｰ
兄「これでお風呂入れるな｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男の娘弟「というかまず着替えなきゃ！！｣ｱﾀﾌﾀ
兄「パンツ！置いてくな！」
男の娘弟「………っ」
545: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:00:11.267 ID:LA7KUu1n0.net
数週間後
男の娘弟「にーちゃん、そんなものは頼まれてないだろ？だめ｣ﾋｮｲ
兄「あっ！俺の生きがい！！」
男の娘弟「太るからだめ、買うなら運動」
兄「ちくしょー……ん？」
友「姉さん！お酒はダメだって…前みたいになったら俺の身体がもたな…」
女「大丈夫大丈夫、それにあれくらいで疲れてちゃだめでしょ？」
兄「え…ねえさ…って？え？」
友「え、なんで…おま……」
男の娘弟「ちゃんと挨拶しなよ、"にーちゃん"」
友「え？おま…彼女…え？」
兄「おまっ！！ばっか！｣ｸﾞｲ
男の娘弟「むぐ」
女「あらら、偶然ね、妹さん」
兄「え！？」
男の娘弟「あ、あの、むぐ、妹じゃなくて弟です」
女「！？」
友「！？」
兄「お前何言って！！」
男の娘弟「……でも今訳あって兄の彼女してます、よろしくお願いします」ﾍﾟｺ
兄「！？」
女「ふふ、私もこいつの彼女兼姉です、よろしくね」
友「！？」
FIN
558: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:03:23.429 ID:JshhIW0l0.net
乙
601: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:27:18.382 ID:CRID4ySt0.net
久々に文章で勃ったわ
おつ
・ニュース速報(VIP)＠２ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
男の娘弟「ボクに"女性"を感じられても困るんだけど…」
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