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亜美、真美
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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:04:37.229 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「さあ、パーティの準備だ!」

真美「パーティの料理を作ろう!」

亜美真美「「わー!」」ジュ-ジュ-

可哀想な卵焼き ボロッ

亜美真美「「…」」

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:06:43.638 ID:WwRKNR7z0.net
やよい「うっうー!今日のためにもやし炒めたくさん作ってきましたー!」

亜美「ま、まぁ、料理はやよいっちが作ってくるって思ってたからね!」

真美「そ、そーだね!プレゼントが被らなくて逆に良かったよ!」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:09:39.219 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「気をとり直して!」

真美「誕生日って言ったらやっぱりケーキだよね!」

亜美「ケーキを作ろう!」

亜美真美「「わー!」」カチャカチャカチャカチャ

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:11:30.381 ID:WwRKNR7z0.net
ボンッ

可哀想なケーキ プスプスプス

亜美真美「「…」」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:16:41.249 ID:WwRKNR7z0.net
春香「千早ちゃん!バースデーケーキですよ!ケーキ!」

亜美「ま、まぁ、お菓子作りははるるんの数少ない特技だからね!」

真美「そ、そーだね!真美たちははるるんの良さを引き立てるためにワザと失敗しただけだもんね!」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:18:02.380 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「気をとり直して!」

真美「食事、デザートと来たら…」

亜美「やっぱり飲み物だよね!」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:21:00.641 ID:WwRKNR7z0.net
真美「いつもならファンタとかコーラだけだけど…」

亜美「今日は千早お姉ちゃんの誕生日だかんね!」

真美「豪勢にトロピカーナとかウェルチを飲もう!」

亜美「ピヨちゃん、経費でお願いね!」

亜美真美「「わー!」」マイドアリヤトアシタ-

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:24:04.024 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「ちょっと味見…ゴクゴク、うん美味ちいね!」

真美「これなら大丈…」

雪歩「お茶を淹れてきましたー」

亜美真美「「…」」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:28:01.510 ID:WwRKNR7z0.net
雪歩「今日は千早ちゃんの誕生日だから、家から最高級玉露を持ってきたよ」

亜美「うぇ、ウェルチだって値段的には…」

やよい「うっうー…雪歩さんは高価なお茶を用意してくれたのに…私はもやし…」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:32:01.168 ID:WwRKNR7z0.net
雪歩「だ、大丈夫だよ、やよいちゃん!もやしはお茶とよく合うでしょ?」

やよい「本当ですか?」

真美「た、確かに…」

亜美「もやしにジュースは合わないかも…」

真美「甘い物にも渋めのお茶の方がいいし…」

亜美真美「「…」」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:35:25.981 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「気をとり直して!」

真美「パーティなんだから飾り付けが無いと寂しいよね!」

亜美「んっふっふ~、のりとハサミに折り紙さえあれば…」

真美「定番のアレができるよぉ!」

亜美真美「「わー!」」チョキチョキペタペタ

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:38:08.709 ID:WwRKNR7z0.net
そこそこ綺麗な紙飾り

亜美「初めてちゃんと作れた!」

真美「まぁ、今までもやろうと思えばできたんだけどね!」

亜美「早速飾りに行こー!」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:39:18.863 ID:WwRKNR7z0.net
あずさ「家にあった飾りを持ってきました~」

律子「うわぁ!豪華な飾りですね~」

豪華な飾り ピカピカピカ-

亜美真美「「…」」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:42:18.006 ID:WwRKNR7z0.net
あずさ「うふふ、私一人娘だったから、当時両親が張り切って買ったらしいんです。再利用出来て良かったわ~」

律子「でもこれなら私が実家から持って来た電飾とも合いそうですね」

電飾 ピカピカピカ-

亜美真美「「…」」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:46:12.944 ID:WwRKNR7z0.net
亜美 スッ

そこそこ綺麗な紙飾り

真美 フルフル

亜美 ブンッ

そこそこ綺麗な紙飾りだったもの

真美「紙飾りなんてなかった!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:49:04.010 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「気をとり直して!」

真美「メインはやっぱりプレゼントだよね!」

亜美「こんな時くらいお小遣いパーッと使って豪勢にいかないとね!」

真美「貯金箱を持ってこよう!」

亜美真美「「わー!」」チョキンバコフリフリ

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:52:10.235 ID:WwRKNR7z0.net
亜美の貯金箱 256円
真美の貯金箱 597円

亜美真美「「…」」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:53:28.619 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「なんでこんなことに…」

真美「原因はいったい…」

亜美「マリオメーカーかな…モンハンXかな…ドラクエビルダーズかな…」

真美「くっ…任天堂とCAPCOMとスクウェア・エニックスめ!」

亜美「まんまと罠にハメられた!」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 14:55:48.109 ID:WwRKNR7z0.net
真美「諦めちゃいけないよ!800円あれば何かきっといいものが…」

伊織「あ、もしもし?新堂?今度の千早の誕生日プレゼントなんだけど…例の宝石を…えっ?予算超えそう?いくらよ?…はぁ!?たった数十万じゃない!その位追加で出すわよ!一々確認なんて…」

亜美真美「「…」」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:00:16.361 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「ほ、ほら!やっぱりプレゼントって言ったらお金よりも気持ちだよ!」

真美「気持ちと言ったらやっぱ手作りだよね!」

亜美「あっ!真美!今Amamizon見てみたら毛糸が600円で売ってるよ!」

真美「こんだけあったら立派なセーターになるね!」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:04:51.429 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「ポチッとな!」

Amamizon「はいどうぞ!」

真美「流石Amamizon!」

亜美「めちゃんこ早いね!」

真美「じゃあ作ろー!」

亜美真美「「わー!」」アミアミ

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:09:33.816 ID:WwRKNR7z0.net
左右バラバラの手袋

亜美真美「「…」」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:10:31.238 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「Amamizonは早くても…」

真美「真美たちみたいな素人がセーターなんて編める時間はなかった…」

亜美「だから片方ずつ手袋を編んだけど…」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:15:53.936 ID:WwRKNR7z0.net
真美が作ったミトンタイプの手袋
亜美が作った指ぬきタイプの手袋

亜美「なんで真美はミトンタイプ作っちゃったのさ!」

真美「亜美こそ!指ぬきタイプなんか作って何考えてんの!?」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:17:20.265 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「こっちの方がかっこいいじゃん!千早お姉ちゃんはクールビューティだもん!」

真美「ミトンタイプで可愛い方がいいじゃん!指ぬきグローブなんてまこちん位にしか似合わないよ!」

亜美真美「「ぐぬぬぬぬぬぬ!」」

亜美真美「「…」」

亜美「…やめよっか」

真美「うん…」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:18:11.425 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「なんかごめんね…」

真美「ううん、こっちこそ…」

亜美「で、でも要は気持ちだもんね!」

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:20:06.768 ID:WwRKNR7z0.net
真美「そ、そうだよ!幸いにも色は一緒だからうまいこと言えばなんとか…」

真「響!ありがとう!セーターの編み方教えてくれて!」

響「ううん、自分も千早にマフラー編むところだったからな!ついでだぞ!」

亜美真美「「…」」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:21:19.897 ID:WwRKNR7z0.net
真「いやー、三ヶ月前から準備してて良かったよ」

響「まぁプレゼント用ならそれくらいの時間かかるよな」

亜美「即興で作ったから…」

真美が作ったミトンタイプの手袋のような物
亜美が作った指ぬきタイプの手袋のような物

真美「よく見たらボロボロだ…」

亜美真美「「…」」

亜美「き、気をとり直して!」

真美「もうお金もないし…」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:22:10.626 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「こうなりゃ出し物だ!亜美たちにはモノマネがある!」

真美「そうだ!モノマネならお金もいらないもんね!」

亜美「鉄板モノマネで大爆笑ですよ!大爆笑!」

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:22:53.584 ID:WwRKNR7z0.net
貴音「美希?調子はどうですか?」

美希「バッチリなの!貴音は?」

貴音「私もです。美希とのでゅえっとを披露するわけですからね…万全を尽くします!」

亜美真美「「…」」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:23:50.959 ID:WwRKNR7z0.net
美希「むぅ!ミキがどうこうじゃなくて、千早さんの誕生日だからでしょ?」

貴音「それもそうですが…この日のために小鳥嬢がピアノを、高木殿がギターを練習していることを考えるとそちらも…」

美希「それはそうなの!そういえばハニーもなんとかベースが間に合ったって言ってたよ!」

貴音「それは良かったです」

亜美「なんか…モノマネが…」

真美「ものすごくショぼく感じる…」

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:25:25.154 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「き、気をとり直して!」

真美「とり直して?」

亜美「…」

真美「?」

亜美「も、もう思いつかないよ…」

真美「うぅぅ…」

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:26:18.953 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「こんなプレゼントじゃ千早お姉ちゃん喜んでくれないだろうし…」

真美「でも、もうお金もないし…」

亜美「うっ…」

真美「うぅっ…」

亜美真美「「うわぁぁぁぁぁぁぁあん!?」」

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:27:19.999 ID:WwRKNR7z0.net
千早「どうしたの?2人とも?」

亜美「うわぁぁぁぁぁぁぁあん!」

真美「千早お姉ちゃぁぁぁあん!」

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:29:31.025 ID:WwRKNR7z0.net
千早「ほら、泣かないの。可愛い顔が台無しよ?」フキフキ

亜美「うっぁぁ…ひっぐ…ちは…千早お姉…ひゃ…」

千早「ん?どうしたの?」

真美「ごべ…ごべんな…ごべんなひゃいぃぃぃ!」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:32:18.375 ID:WwRKNR7z0.net
千早「何を謝ることがあるの?」

亜美「だってぇ…」

カクカクシカジカトカトカチッチ

千早「なるほどね…」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:33:17.663 ID:WwRKNR7z0.net
真美「真美たち…千早お姉ちゃんのこと大好きなのに…」

亜美「それなのに…こんなものしか用意出来ないなんて…」

亜美真美「「うぅぅ…」」

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:34:09.343 ID:WwRKNR7z0.net
千早「ふふふ、気にすることないわ。全部とっても素敵よ?」

亜美「気を使わなくていいよ…」

真美「そーだよ、真美たちから見てもダメダメだもん…」

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:36:51.966 ID:WwRKNR7z0.net
千早「そんなことないわ。全部あなたたちが用意してくれた、私のためのプレゼントでしょ?」

亜美「それはそうだけど…」

真美「真美たち…みんなと比べて全然ダメだから…」

千早「そんなことは関係ないわよ、こういうのは気持ちだもの」

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:38:26.619 ID:WwRKNR7z0.net
真美「…」

千早「真美?」

真美「真美が…もっと大人だったら良かったのに…」

千早「どうして?」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:39:03.534 ID:WwRKNR7z0.net
真美「大人だったら…もっと…もっと千早お姉ちゃんのことちゃんと祝えたのに!」

千早「真美…」

亜美「そうだね…大人だったら、料理もケーキも失敗しないし、お小遣いや時間だってもっと考えて使うし、歌だってミキミキたちみたいに上手く歌えたのに…」

千早「亜美…」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:39:57.866 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「だから…だから…」

真美「うっう…」

千早「亜美、真美…無理して大人になんてならなくていいのよ」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:41:04.320 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「でもぉ…」

千早「ふふふ、あなたたちって普段は子供なのに変なところで大人よね」

真美「そう?」

千早「そうよ、こういう時こそ、もっと子供になっていいのよ?」

亜美「そうなの?」

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:42:04.619 ID:WwRKNR7z0.net
千早「えぇ、私たちもあなたたちが大人っぽいからついつい忘れちゃうけれど、あなたたちはまだまだ中学校に上がったばかりの子供なのよ?できないことの方が多くて当たり前よ。私にだってできないんだから」

真美「千早お姉ちゃんも?」

千早「えぇ、そうよ。私に料理やお裁縫ができると思う?」

亜美「それは…」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:42:44.390 ID:WwRKNR7z0.net
千早「私の家には飾りなんてないし、お金もそんなに持っていないわ。歌は…歌えるかもしれないけれど、私なんかと一緒に歌ってくれる人はいるかしら…」

亜美「そんなの…」

亜美真美「「亜美(真美)たちが!」」

千早「うふふ、そう、それでいいのよ」

亜美真美「「?」」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:43:37.757 ID:WwRKNR7z0.net
千早「その気持ちなの、あなたたちが私を思ってくれるその気持ちが何よりのプレゼントよ」

亜美「本当に?」

真美「そんなのでいいの?」

千早「そうよ、私があなたたちを頼って歌うように、あなたたちもみんなを頼ればいいのよ」

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:44:32.756 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「頼る?」

真美「頼っていいの?」

千早「えぇ、大人になるってことはね、『何でも1人で出来るようになる』ってことじゃないのよ?『上手にみんなに助けてもらえる』ようになることなの」

亜美「上手に…」

真美「みんなに?」

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:45:17.436 ID:WwRKNR7z0.net
千早「えぇそうよ、まぁ私が言える立場ではないかもしれないけれど…だからこそとでも言うのかしらね…」

亜美「どういうこと?」

千早「それこそ…孤独に打ちひしがれながら…私が辛いと感じていた時間…」

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:48:49.443 ID:WwRKNR7z0.net
千早「今日の亜美のように一生懸命に…」ナデナデ

亜美「ふわ…」

千早「今日の真美のようにがむしゃらに…」ナデナデ

真美「わふ…」

51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:50:40.017 ID:WwRKNR7z0.net
千早「私は1人で何でもやろうとしていたわ…」

亜美「千早お姉ちゃん…」

千早「だからわかるのよ、あなたたちには必要なの。昔の私には居なかった…いえ、見えていなかった、安心して頼れる大人や仲間が」

真美「千早…お姉ちゃん…」グスッ

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 15:54:13.546 ID:WwRKNR7z0.net
千早「私にそれを教えてくれたのは、あなたたちでしょ?」ニコッ

亜美真美「「ぢはやおねぇぢゃぁぁぁぁぁあん!」」ドバァァァァア

千早「ふふふ、結局泣いちゃうのね、あなたたち」

53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:00:33.318 ID:WwRKNR7z0.net
亜美「びぇぇぇぇぇぇぇえん!いいもん!えっぐ!亜美たち子供だもん!」ギュウッ

真美「ふぇぇぇぇぇん!まだまだ千早お姉ちゃんにも甘えるんだもん!」ギュウッ

千早「ふふふ、そうね、それでいいわ」ナデナデ

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:01:17.185 ID:WwRKNR7z0.net
千早「あ、でも…」

亜美真美「「?」」

千早「まだ貰ってないものがあったわね…」

亜美真美「「貰ってないもの?」」

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:02:04.438 ID:WwRKNR7z0.net
千早「モノマネ、してくれるんでしょ?」

亜美真美「「!?」」

千早「ほら、行ってらっしゃい。あなたたちには笑顔の方が似合うわ」

亜美「ひっぐ…うん…」ゴシゴシ

真美「えへへへ…じゃあ真美たち準備に戻るから…」ゴシゴシ

亜美「本番、楽しみにしててね!」

56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:02:51.009 ID:WwRKNR7z0.net
千早「えぇ、とびっきりのモノマネを期待しているわ」

亜美「そうと決まれば小道具の準備だぁ!」

真美「いや、その前にピヨちゃんに頼んで時間を貰って…」

亜美真美 ワイワイガヤガヤ

千早「…」

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:03:45.141 ID:WwRKNR7z0.net
千早「…もう行っちゃいましたよ?いい加減出てきたらどうです?」

P「あ、バレてた?」ヒョコッ

千早「大丈夫ですよ、あの子たちにはバレてませんでしたから」

P「あいつらが、泣き出したら助けてやるつもりだったんだが…」

千早「ふふふ、残念でしたね」

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:04:25.826 ID:WwRKNR7z0.net
P「大人として助けるつもりだったんだけどなぁ…」

千早「これでもまた一つ大人になったので♪」フフン

P「大人…ねぇ…なぁ、千早」

千早「何ですか?プロデューサー?」

59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:05:06.729 ID:WwRKNR7z0.net
P「わかってるとは思うけどさ…俺から見たらお前もまだまだ子供だからな?もっと、俺たち大人に頼ってくれてもいいんだぞ?」

千早「えぇ、必要になったらそうします」

P「いや、必要になったらって…」

千早 ギュッ

P「って、千早?」

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:05:50.234 ID:WwRKNR7z0.net
千早「だから…今、ちょっとだけ…」

P「…あぁ、そうだな…千早」

千早「はい?」

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/02/25(木) 16:06:34.438 ID:WwRKNR7z0.net
P「お姉ちゃん、頑張ったな…」ナデナデ

千早「ふふふ、はい、久しぶりに頑張っちゃいました」

P「誕生日、おめでとう」ナデナデ

終わり