『週刊漫画ゴラク』連載、「極!!男塾」の49話
桃たちの乗る宇宙船が隕石群の衝突によってボロボロに。このまま大気圏突入なんて絶対に無理～ってときに使われたのは男塾の大塾旗「喝魂旗」でした！　これに身を包んで大気圏を突破した塾生たちは何とか冥凰島に到着(というか激突)。それでいながら全員無事なのですから「男塾の魂」と言われるだけのことはありますね。

形はどうあれようやく地球に帰還した桃や獅子丸たち。冥凰島に「魁!!男塾」「暁!!男塾」「私立極道高校2011」の精鋭たちがスサノヲを打倒すべく降り立ったわけです。

しかし今さら遅いと、スサノヲは邪鬼の大和魂の抽出をし始めた。メーターがいっぱいになったら大和魂が抽出完了となるわけで、それは邪鬼のニューハーフ化を意味します。…そんな姿は見たくもないし想像もしたくないぞ！
桃たちを連れて来るべく秀麿呂は洞窟を戻って道案内をしようと思ったら、藤堂の策略で洞窟は破壊されて秀麿呂も怪我を負う。このままでは邪鬼の大和魂が抽出されてしまうのは確実だ。いったいどうすれば？　その解決方法を語ったのは秀麿呂でした。
　ここで俺達が出来ることはアレしかねぇ
　アレで邪鬼の眼を覚ますんだ…!!

そう、今やれることは大鐘音！　しかも大塾旗を上げて行う「真の大鐘音」なのだ！！(大鐘音だけでは「真の大鐘音」とは言えないと驚邏大四凶殺にて塾長が語ってます)　エールをきるのはもちろん松尾。そして旗を上げるのは秀麿呂だ。蘇る若かりし日々！
フレー　フレー　邪鬼　邪鬼　邪鬼　邪鬼　邪鬼…
世代を超えた塾生たちの声が高らかに鳴り響く！　そればかりでない、宇宙での戦いで苦楽を共にしたカグヤ・サガ・武蔵・ボギーたちも声を上げる。彼らたちも今や塾生たちと同じなのだからっ！

が、喝魂旗は一向に上がらない。秀麿呂も歳を取ったし怪我をしてるし、持病の高血圧で目まいまでしてきたそうだ。

そこに現れたのは"魂の中の塾長"。いや、遠き日に体験した塾長との思い出か。上の画像は驚邏大四凶殺にて持ち上がらない喝魂旗に塾長が喝を入れた場面です。このとき塾長はこう言いました。
　体の大きさや体力は問題ではない
　この喝魂旗をあげることができるのは唯一　気……
　男気である　一世一代の男気見せてみんかーっ!!

そして今回も「男気」という言葉が。そう、このページは当時のリメイクというかオマージュなのです！　これによって「男気」を注入された秀麿呂は喝魂旗を徐々に持ち上げて…邪鬼に奇跡を起こすのか1?