にこ 希
1: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:24:20.97 ID:od9Jbk2O.net
にこ「ぶふっ!!」
希「なになに? どしたん、にこっち」
にこ「何かパソコンのデスクトップに、にこの水玉アイコラ画像が貼り付けてあるんだけど!!」
希「えぇ~、自分で作ったん?」
にこ「そんなワケないでしょ!」
にこ「もう誰よ、こんなイタズラしたの~」
希「ふふっ……」
希「なになに? どしたん、にこっち」
にこ「何かパソコンのデスクトップに、にこの水玉アイコラ画像が貼り付けてあるんだけど!!」
希「えぇ~、自分で作ったん?」
にこ「そんなワケないでしょ!」
にこ「もう誰よ、こんなイタズラしたの~」
希「ふふっ……」
3: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:29:23.40 ID:od9Jbk2O.net
にこ「ぬわぁ~に笑ってんのよ」
希「ぬわぁ~に……ふふっ、笑ってないよ?」
にこ「いや、絶対笑ってたでしょ。見てたわよ」
希「まぁ、笑ってたけど」
にこ「ったく……何すぐバレる嘘ついてんのよ」
にこ「アンタでしょ」
希「へ?」
にこ「へ? じゃないわよ。このコラ画像貼り付けたの希でしょ?」
希「違うよ」
希「ぬわぁ~に……ふふっ、笑ってないよ?」
にこ「いや、絶対笑ってたでしょ。見てたわよ」
希「まぁ、笑ってたけど」
にこ「ったく……何すぐバレる嘘ついてんのよ」
にこ「アンタでしょ」
希「へ?」
にこ「へ? じゃないわよ。このコラ画像貼り付けたの希でしょ?」
希「違うよ」
4: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:32:20.61 ID:od9Jbk2O.net
にこ「いや、こんなくだらない事するの、希くらいしかいないんだけど!?」
希「そんな……にこっち酷い」
希「ウチのこの純粋な目を見てもそう言えるん?」
にこ「……何で半目なのよ。ガンガンふざけてるじゃないの」
希「ウチ、生まれた時から今までウソ付いたことないんよ?」
にこ「そんなヤツいないと思うんだけど」
にこ「っていうか、今はウソ付いてるんかい」
希「まぁ、そうやね」
にこ「コイツ……」
希「そんな……にこっち酷い」
希「ウチのこの純粋な目を見てもそう言えるん?」
にこ「……何で半目なのよ。ガンガンふざけてるじゃないの」
希「ウチ、生まれた時から今までウソ付いたことないんよ?」
にこ「そんなヤツいないと思うんだけど」
にこ「っていうか、今はウソ付いてるんかい」
希「まぁ、そうやね」
にこ「コイツ……」
5: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:34:43.92 ID:od9Jbk2O.net
にこ「何でこんな事したのよ」
にこ「今回は良かったけど、他の人が見てたら大変なことになってるわよ」
希「まぁ、そうやね」
にこ「真剣な顔してるけど、全ッ然反省してないでしょ!?」
希「そうやね……」
にこ「希いいいいいい!!!」
にこ「今回は良かったけど、他の人が見てたら大変なことになってるわよ」
希「まぁ、そうやね」
にこ「真剣な顔してるけど、全ッ然反省してないでしょ!?」
希「そうやね……」
にこ「希いいいいいい!!!」
7: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:41:12.17 ID:od9Jbk2O.net
希「ちなみに、にこっちが見る前に何人かがこの画像を見ています」
にこ「んなっ!? 何やってんのよホントに!!」
にこ「はぁ……で、誰が見てたの?」
希「えりち」
にこ「まぁ、絵里なら希がやってたって気付くから良いか」
希「見た瞬間、パソコン閉じて深刻そうな顔して部室から出て行ってたよ?」
にこ「それ完全に、にこが自分大好き人間だと思ってるじゃない!」
にこ「絵里、にこを自分のコラ画像まで作ってるアホだと思ってるでしょ!!」
希「そうやね」
にこ「NOOOOO!!」
にこ「んなっ!? 何やってんのよホントに!!」
にこ「はぁ……で、誰が見てたの?」
希「えりち」
にこ「まぁ、絵里なら希がやってたって気付くから良いか」
希「見た瞬間、パソコン閉じて深刻そうな顔して部室から出て行ってたよ?」
にこ「それ完全に、にこが自分大好き人間だと思ってるじゃない!」
にこ「絵里、にこを自分のコラ画像まで作ってるアホだと思ってるでしょ!!」
希「そうやね」
にこ「NOOOOO!!」
10: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:45:53.02 ID:od9Jbk2O.net
にこ「あっ! だからさっき、最近悩んでるの? って聞いてきたのね!」
にこ「そりゃ、こんなの作ってたらそうなるわよ!!」
希「ありゃりゃ……」
にこ「アンタのせいでしょうが!! ありゃりゃって!!」
希「まぁまぁ、えりちはいいやん。他にも見てる人いるよ?」
にこ「いや、全然良くないんだけど。希のせいで事件が立て続けに起こってるんだけど」
にこ「って、まだいるんかい!!」
希「そうやね」
にこ「そりゃ、こんなの作ってたらそうなるわよ!!」
希「ありゃりゃ……」
にこ「アンタのせいでしょうが!! ありゃりゃって!!」
希「まぁまぁ、えりちはいいやん。他にも見てる人いるよ?」
にこ「いや、全然良くないんだけど。希のせいで事件が立て続けに起こってるんだけど」
にこ「って、まだいるんかい!!」
希「そうやね」
11: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:48:52.60 ID:od9Jbk2O.net
にこ「誰よ」
希「にこっち」
にこ「いや、そういうとんちは今いいから。他にいるんでしょ?」
希「穂乃果ちゃん」
にこ「あぁ……めんどくさくなりそうね」
希「一瞬顔真っ赤にしてから、周り見回して、その後にじっくり見てた」
にこ「アンタ、良い性格してるわね」
希「その後、海未ちゃんとことりちゃん呼んで一緒に見てた」
にこ「穂乃果ああああああああああああ」
希「にこっち」
にこ「いや、そういうとんちは今いいから。他にいるんでしょ?」
希「穂乃果ちゃん」
にこ「あぁ……めんどくさくなりそうね」
希「一瞬顔真っ赤にしてから、周り見回して、その後にじっくり見てた」
にこ「アンタ、良い性格してるわね」
希「その後、海未ちゃんとことりちゃん呼んで一緒に見てた」
にこ「穂乃果ああああああああああああ」
12: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:51:36.35 ID:od9Jbk2O.net
にこ「穂乃果……まぁ、しょうがないか」
にこ「そうよね、しょうがないわよね」
にこ「尊敬してた人が、部室で自分のコラ画像作ってるんだもんね」
にこ「気が触れたと思うわよね……」
希「ふっ」
にこ「何鼻で笑ってんのよ。少しくらい尊敬されてるわよ」
にこ「で、その後どうなったの?」
にこ「そうよね、しょうがないわよね」
にこ「尊敬してた人が、部室で自分のコラ画像作ってるんだもんね」
にこ「気が触れたと思うわよね……」
希「ふっ」
にこ「何鼻で笑ってんのよ。少しくらい尊敬されてるわよ」
にこ「で、その後どうなったの?」
13: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 16:55:35.96 ID:od9Jbk2O.net
希「海未ちゃんは顔真っ赤にして、デスクトップの画像を猫の画像に替えてた」
にこ「まぁ、そうでしょうね」
希「ほら、あの猫の画像、かわいいやん?」
にこ「そうね、あれ見てると気分が和らぐというか……って、違うわよ!!」
にこ「今にこの話!! ねこの話じゃなくて!! にこ!!」
希「にこ!!」
にこ「真似するんじゃないわよ!!」
にこ「まぁ、そうでしょうね」
希「ほら、あの猫の画像、かわいいやん?」
にこ「そうね、あれ見てると気分が和らぐというか……って、違うわよ!!」
にこ「今にこの話!! ねこの話じゃなくて!! にこ!!」
希「にこ!!」
にこ「真似するんじゃないわよ!!」
15: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:01:14.19 ID:od9Jbk2O.net
希「海未ちゃんがパソコンから離れた後も、二人は見ててね」
希「楽しそうにしゃべってたんだけど……ふふっ。海未ちゃん、めっちゃ怒ってた」
にこ「悲しみの連鎖が……」
希「でも、3人が出て行ってウチがもう一回見たら画像戻ってたんよ」
希「良い話やね」
にこ「わりと真面目にどこが良い話なのよ……」
にこ「で、現在に至る、と」
希「真姫ちゃんも見てたよ?」
希「楽しそうにしゃべってたんだけど……ふふっ。海未ちゃん、めっちゃ怒ってた」
にこ「悲しみの連鎖が……」
希「でも、3人が出て行ってウチがもう一回見たら画像戻ってたんよ」
希「良い話やね」
にこ「わりと真面目にどこが良い話なのよ……」
にこ「で、現在に至る、と」
希「真姫ちゃんも見てたよ?」
18: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:08:10.03 ID:od9Jbk2O.net
にこ「もう、コレほとんど見てるんじゃないの!!」
希「真姫ちゃん、めっちゃ真顔だったんよ。まさに、くだらないって顔してた」
にこ「この後すごく話しかけ辛いんだけど」
希「あぁ、でも大丈夫。ウチが真姫ちゃんの隣に行って画像修正したんよ」
にこ「何も大丈夫じゃないんだけど」
希「顔だけ猫にしたりな? 体だけ筋肉ムッキムキの人に替えたり」
希「笑ってたよ。めっちゃ笑い堪えてた」
にこ「何も大丈夫じゃないんだけど!!!」
希「真姫ちゃん、めっちゃ真顔だったんよ。まさに、くだらないって顔してた」
にこ「この後すごく話しかけ辛いんだけど」
希「あぁ、でも大丈夫。ウチが真姫ちゃんの隣に行って画像修正したんよ」
にこ「何も大丈夫じゃないんだけど」
希「顔だけ猫にしたりな? 体だけ筋肉ムッキムキの人に替えたり」
希「笑ってたよ。めっちゃ笑い堪えてた」
にこ「何も大丈夫じゃないんだけど!!!」
20: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:13:09.38 ID:od9Jbk2O.net
にこ「何にこで遊んでんのよ!!」
希「真姫ちゃん、笑い疲れて出て行ったんやけどね」
希「まぁ、画像は筋肉ムキムキのままにして保存したんよ」
希「あれは力作やったなぁ~」
にこ「しょうもない所に力を発揮して……」
希「凛ちゃんも腹抱えて笑ってたわ」
にこ「はぁ……って、凛が出てきてる!! スルッと出てきてるわよ!?」
希「そうやね」
希「真姫ちゃん、笑い疲れて出て行ったんやけどね」
希「まぁ、画像は筋肉ムキムキのままにして保存したんよ」
希「あれは力作やったなぁ~」
にこ「しょうもない所に力を発揮して……」
希「凛ちゃんも腹抱えて笑ってたわ」
にこ「はぁ……って、凛が出てきてる!! スルッと出てきてるわよ!?」
希「そうやね」
22: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:16:17.96 ID:od9Jbk2O.net
にこ「そうやね、やめなさい。腹立つから」
にこ「何で人事みたいになってんのよ!」
希「凛ちゃんはパソコン使わないようだったから、ウチが見せたんよ?」
にこ「希!! 率先して……希!!!!」
希「ふふっ……言葉にならない……くっ」
にこ「何ツボに入ってんのよおお!!!」
にこ「何で人事みたいになってんのよ!」
希「凛ちゃんはパソコン使わないようだったから、ウチが見せたんよ?」
にこ「希!! 率先して……希!!!!」
希「ふふっ……言葉にならない……くっ」
にこ「何ツボに入ってんのよおお!!!」
24: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:21:58.76 ID:od9Jbk2O.net
希「すぐに花陽ちゃんも呼んで一緒に見てたなぁ」
にこ「全員登場しちゃった!!」
にこ「最初の何人かって言ってたのが、もう勢揃いしちゃったわよ!!」
希「そうやね」
にこ「このっ!」
希「花陽ちゃんは『凛ちゃん、笑っちゃ悪いよ~』って言いながらも、耐えながら笑ってたよ」
希「良い子やね」
にこ「ホントね。誰かに見習って欲しいわ」
にこ「全員登場しちゃった!!」
にこ「最初の何人かって言ってたのが、もう勢揃いしちゃったわよ!!」
希「そうやね」
にこ「このっ!」
希「花陽ちゃんは『凛ちゃん、笑っちゃ悪いよ~』って言いながらも、耐えながら笑ってたよ」
希「良い子やね」
にこ「ホントね。誰かに見習って欲しいわ」
27: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:26:04.63 ID:od9Jbk2O.net
にこ「ったく……爪の垢を煎じて飲めってヤツよ」
希「準備しよっか?」
にこ「アンタが飲むのよ!!! 何でにこが飲むのよ!!!」
希「そうやね」
にこ「絶対分かってない! 何なのもおおおお!!」
希「そして最終的に、ウチがにこっち来る前に元の正しいにこっちに替えたんよ」
にこ「正しいにこっちは、水玉コラなのね……」
希「準備しよっか?」
にこ「アンタが飲むのよ!!! 何でにこが飲むのよ!!!」
希「そうやね」
にこ「絶対分かってない! 何なのもおおおお!!」
希「そして最終的に、ウチがにこっち来る前に元の正しいにこっちに替えたんよ」
にこ「正しいにこっちは、水玉コラなのね……」
29: 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 17:34:20.43 ID:od9Jbk2O.net
にこ「はぁ、疲れた……」
希「でも、こういうおふざけも悪くないやん?」
希「にこっちはこういう所でキャラが光るんよ……これからもよろしくね。相棒」ギュッ
にこ「何でここで握手……イタタ、地味に強いわ!」
希「楽しいなぁ」
にこ「まぁ、そうね……少しは楽しかったけど……」
にこ「って、そんなワケないでしょうが!!!」
にこ「一方的に辱める相棒なんていらないわよ!!!!!」
希「ふふっ」
にこ「笑ってんじゃないわよおお!!」
希「ふふっ、そうやね」
完
希「でも、こういうおふざけも悪くないやん?」
希「にこっちはこういう所でキャラが光るんよ……これからもよろしくね。相棒」ギュッ
にこ「何でここで握手……イタタ、地味に強いわ!」
希「楽しいなぁ」
にこ「まぁ、そうね……少しは楽しかったけど……」
にこ「って、そんなワケないでしょうが!!!」
にこ「一方的に辱める相棒なんていらないわよ!!!!!」
希「ふふっ」
にこ「笑ってんじゃないわよおお!!」
希「ふふっ、そうやね」
完