中国Xiaomiの運営する公式フォーラムで29日（現地時間）、同社の最新フラッグシップスマートフォン「Mi 5」の予約申し込み件数が1600万件を突破したことが明らかにされました。
MWC 2016において発表されたMi 5は、「Galaxy S7」シリーズや「LG G5」と同等以上のスペックを備えつつも、価格を半分程度に抑えたそのコストパフォーマンスの優秀さから非常に大きな注目と関心を集め、同イベントにおける最注目株の1つとなりました。
今回フォーラム上に投稿された情報によると、既に同端末の予約申し込み件数は1600万件を超えているとのことです。1600万件と聞くと非常に大きな数字のように思われますが、およそ13億人以上もの人口を抱える中国からすれば、実に総人口の1.3%にも満たない小さな数字であると言えます。
中国やインドといった非常に多くの人口を抱える成長市場の潜在力を強く感じさせる今回の情報ですが、先日には同じ市場でXiaomiともしのぎを削るファーウェイの幹部から、5年以内に世界最大のスマートフォン企業に成長させる戦略が明らかにされています（過去記事）。
現時点では米アップルと韓国サムスンという2大巨頭を押し退けて他の企業が頂点に立つことは困難であると言えますが、仮に中国市場で絶対的な覇権を握ることに成功したとすれば、世界一の座に躍り出るのも夢ではなくなるかもしれません。
なお、Mi 5は3月1日より一部モデルの販売が開始されますが、最上位モデルを含めた他モデルの発売時期などについては不明とのことです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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