ソニーは4月16日、h.earシリーズの新製品としてワイヤレスポータブルスピーカー『h.ear go』(SRS-HG1)を発売します。ハイレゾ相当の音質で伝送できるとするBluetoothのコーデックLDACをサポートしながらも、Google Cast、NFCなどに対応し、使いやすさにも配慮されています。
本体カラーはビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクを用意。直販サイトでの価格は、各色2万7380円(税別)です。
本体は約35mm径フルレンジスピーカーユニットを2つ搭載しており、高磁力ネオジウムマグネットで磁気回路を強化しているうえ、ハイレゾ再生に適した振動板も採用しています。周波数帯域は60Hz~40kHzで、実用最大出力は24W(12W+12W)。
また、迫力ある重低音再生を実現する「EXTRA BASS」機能も装備。ボタン1つで低音を強化してくれます。
IEEE802.11a/b/g/nのWi-Fiも利用可能。Google Castを搭載しており、Google Play Music、TuneInなど対応アプリを使うことで、ストリーミング再生を楽しめます。
ホームネットワーク内にある複数の対応機器を一括操作できるAndroid/iOS用アプリ「SongPal」を使えば、家の中にある別のスピーカーと同じ音楽を再生するといった使い方も。6月以降のソフトウェアアップデートによって、別途用意した『h.ear go』と接続してサラウンド/ステレオ再生も可能になります。
ほかにも、MP3などの圧縮音源を192kHz/24bit~48kHz/24bitにアップスケーリングする「DSEE HX」を採用しているのもポイント。
なお、BluetoothのプロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはLDACだけでなくSBC/AACもサポートしています。
AC電源もしくは内蔵のリチウムイオンバッテリーで駆動し、Bluetooth接続時のバッテリー持続時間は約12時間です。本体の大きさは約204×62×60mm、重量は約790g。ちょっとリビングにおいておきたい製品ですね。