中国バイドゥは2日、バグ報奨金プラットフォーム「THE ZERO/ONE」で、「Simeji」のバグ報奨金プログラムを開始したと発表しました。
Simejiはスマートフォン向けの日本語入力アプリで、過去には文字入力を無断送信しているとセキュリティ調査会社が公表し、情報流出の危険が指摘されていたこともありました。
この問題に対してバイドゥ側は、「入力情報は一時的にサーバ側で管理している」と認め、その理由を「ユーザーが一度に入力する文字数の多さ(文章の長さ)の統計から、予測のストラテジーを変更して変換精度の向上に活用するため」と、個人が特定できるような情報を生成する研究はしていないことを発表していました。
今回発表したバグ報奨金プログラムは、利用者の信頼回復に向けた取り組みの一つと見られます。
記事執筆時点においては、バグの報告数は0件となっていますが最大報酬が30万円と設定されており、腕に自身のある方は参加してみると良いかもしれません。
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