NTTドコモは2日、2016年2月24日に3.5GHz帯のTDD方式とFDD方式のキャリアアグリゲーション通信実験を行い、340Mbpsを越えるデータ受信に成功したと発表しました。この実験は千葉県のフィールド試験実施基地局で行われたもの。
受信通信速度の計測結果
同社が提供している1.7GHz帯と1.5GHz帯LTEは受信時最大150Mbpsとしてサービスを行っていますが、今回の実験において倍以上の受信速度を実現したことになります。
また、今年6月に既存のLTEを受信時最大370Mbpsへの高速化を目指すと発表しており、順調に行けばLTEの通信速度が一つ上のステージへ進化しそうです。
LTE通信の高速化は喜ばしいニュースではありますが、LTEを使った大容量の通信にはキャリアが定めるデータ使用量の上限や通信制限の問題もあるため、データ使用に関する緩和も待ち望まれます。
[NTTドコモ]
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