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http://japanese.engadget.com/2016/03/02/3-4-energizer/


ハイブリッド車のバッテリーを再利用した単3・単4型充電池登場。リサイクル素材でエコに貢献、Energizerから - Engadget Japanese
米国の電池メーカー Energizer が、リサイクル素材を4%含有するという 単3型 および 単4型充電池「Energizer Recharge」を発表しました。ハイブリッドカーなどの廃棄バッテリーから再利用可能な素材を取り出し、再生処理を経て使用します。

2015年2月、Energizer はリサイクル素材を4%含む単3形アルカリ電池「EcoAdvanced」を発表しています。これは使用済みのアルカリ電池から亜鉛やマンガンといった素材を取り出して再利用したもので、Energizer は開発に7年もの月日をかけたとしていました。



新たに発表されたリチウムイオン充電池は、ハイブリッドカーが搭載していたバッテリーパックからその素材を取り出して再利用します。こちらも、リサイクル素材の含有率は4%。Energizer は、EcoAdvanced で得た技術を元に「リサイクル素材を本来の性能を損ねずに再活用する」のに成功したとしています。

Energizer は2025年までにリサイクル素材の含有率を40%にまで引き上げたいとしているものの、今のペースではその道のりはまだ険しいと言わざるをえません。とはいえ、今後は寿命が来て廃棄されるハイブリッドカーや EV のバッテリーが増加していくことは疑いようのないところ。その再利用方法を早くから開発している Energizer の姿勢は評価したいところです。

ちなみに日本では2015年7月から、小泉成器が Energizer ブランドの電池を取り扱っています。現在のところ EcoAdvanced は国内販売製品に含まれていないものの、Recharge はリサイクル素材を含有する前のバージョンがラインナップされているようです。今後、代替わりが進めば国内でも新しい Energizer Recharge が手に入るようになるかもしれません。
ハイブリッド車のバッテリーを再利用した単3・単4型充電池登場。リサイクル素材でエコに貢献、Energizerから

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