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P「照れ照れ春香さん」|エレファント速報:SSまとめブログ

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P「照れ照れ春香さん」

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:21:42.69 ID:efbN9nL70

Case1.

~事務所~

P「春香ー、ちょっといいかー?」

春香「私ですかっ? はい、なんでしょう!」

P「この前撮った宣材が届いたんで、確認してもらおうと思ってな」

春香「わぁっ! あれ、できたんですね? 私楽しみにしてたんですよ!」

P「それはよかった。はい、これ」

春香「わーいっ! どれどれ~……」

春香「……って、3パターンある?」

P「おう。3つくらいまでは絞って、あとは春香に決めてもらおうと思ってな」

春香「ふむふむ、なるほど……。私が決めちゃっていいんですか?」

P「春香を売り出していく上で、いろんな人に見てもらう写真だから。やっぱり最後は自分で決めた方がいいんじゃないかなと」

春香「そ、そうですか……。責任重大ですね」

P「あはは、まあ今日中に決めてくれればいいから。ゆっくり考えてくれ」

春香「分かりましたっ!」



2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:26:42.05 ID:efbN9nL70

~2時間後~

春香「む、む、むむむ……」ぷすぷす

P「……大丈夫か、春香?」

春香「う、ううう……こんなの決められないですよぅ……」

P「そ、そんなに悩んでもらうつもりじゃなかったんだけどな……。ちょっとプレッシャーかけすぎたか?」

春香「そうですよぅ……。こんなの、私ひとりじゃ」

春香「……って。そういえば、プロデューサーさんはどうなんですか?」

P「どう、とは?」

春香「決まってるじゃないですか! プロデューサーさんはどの写真がいいと思ったのかなってことです!」

P「んー……。俺もそもそも、3枚に絞るのもかなり苦労したからなぁ」

春香「そうなんですか?」

P「ああ。どれも凄く可愛く取れてたから」

春香「か、かわいくですかっ!?」



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:31:35.15 ID:efbN9nL70

P「ああ。何百枚もある写真の中から3枚に絞るの、すごく大変だったんだぞ? もう何時間もずーっと春香の写真ばっかり見続けて……」

春香「……へっ」

春香「う、わああああっ! もう、そういうのはなんだか恥ずかしいからやめてくださいっ!」

P「そうか? ……まあそうやって三枚に絞ったわけだが。それでも一枚に絞るとしたら、これかな」ぴらっ

春香「これ、ですか? どうして……」

P「これが、春香の可愛さと明るさが一番表れてると思う」

P「きっとこの写真を見た人は、春香のことを好きになってくれるだろうな、ってさ」

春香「…………っ。……じゃあ私、これにします!」

P「そうか? ……いいのか、俺の意見で」

春香「はいっ! 私は、プロデューサーさんのこと信じてますからっ」

P「そっか。じゃあそれで行こう。これからまた頑張っていこうな」

春香「もちろんですっ! ……えへへ」


Case1.照れ春香さん



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:36:05.59 ID:efbN9nL70

Case2.

~撮影終了後~

春香「ふーっ、疲れたー……。今日の撮影、大変だったなぁ」

春香「……って、あれ? プロデューサーさん、どこ行っちゃったんだろ。さっきまでそこで見ててくれたのに……」

ぴとっ

春香「うひゃぁっ!? つめたっ……って!」

P「お疲れさん、春香。ジュース」

春香「ぷ、プロデューサーさん! もう、ジュース渡すなら普通に渡してくださいよ!」

P「ごめんごめん、驚かせてやろうと思ってさ」

春香「驚きますよぉ! でも、ありがとうございますっ。おいくらでしたか?」

P「へ? いやいやいいよ、このくらい、気にしなくて」

春香「そういうわけにはいきませんって!」



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:39:55.91 ID:efbN9nL70

P「いいからいいから。今日の春香、随分頑張ってたみたいだから、そのご褒美ってことで」

春香「そうですか? ……それじゃあ、お言葉に甘えちゃいますねっ」

P「おう。監督さんも随分褒めてたんだぞ。この子は絶対将来売れる、間違いないってさ」

春香「ええっ!? そ、そんな私なんてまだまだで……」ぶんぶん

P「いやいや。俺だってそう信じてプロデュースしてるんだから。春香にはそれだけの魅力があるってことだよ」

春香「そんなこと、ないですよぅ! え、えへ、えへへ……!」ぶんぶんぶん

P「あ、春香、お前……」

春香「なんだか、喉乾いちゃいましたっ! このジュース、ありがたくもらっちゃいますね。ありがとうございますっ!」

P「ちょっと待っ」

ぷしゃっっっ!!!

春香「にゃっ!!??」



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:43:47.82 ID:efbN9nL70

P「炭酸だから、そんなに振ったら危ないぞって言おうとしたんだが……。遅かったな」

春香「うぇぇ……。びちゃびちゃになっちゃいました……」ぽたぽた

P「あはは、もっと早く言えばよかったな」

春香「ひどいですよぅ……。もう、元はといえばプロデューサーさんのせいですからねっ!」

P「え、俺なのか?」

春香「そうに決まってるじゃないですかっ! ……えへへっ」

Case2.ドジ照れ春香さん




8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:49:38.51 ID:efbN9nL70

Case3.

~ケーキバイキング~

春香「というわけで、ケーキバイキングですよ、ケーキバイキングっ!」

P「な、なんで俺まで……?」

春香「何でって、ここの優待券貰って来てくださったの、プロデューサーさんじゃないですか!」

P「たまたま取引先の人に貰っただけなんだけど……。それに俺は事務所の誰かと行ってみたらどうだ、って意味で春香に渡したんだけどな」

春香「し、仕方ないじゃないですか……。みんな、その……、よ、用事があって、来れないって言うんですから」

P「まあ、一人で行くよりは楽しいのかな」

春香「勿論です! ……それにいつも行くようなバイキングじゃなくて、本格的なホテルのバイキングだから、私一人だと少し緊張しちゃいますし」

P「確かに、そうかもな。……それじゃあ折角だから時間いっぱい楽しむとするか。春香、取りに行こう」

春香「はいっ!」



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:54:57.89 ID:efbN9nL70

~10分後~

P「……? 春香、遅いな。まだ迷ってるのかな」

ふらっ

春香「お、お待たせしましたぁ~」ふらふら

P「……こけるなよ、春香」

春香「こ、こけませんよぅ……。おっとと」

P「それ、取りすぎじゃないか?」

春香「えへへ、あれもこれもと見てたら目移りしちゃって……。結局全部取っちゃいました」どっちゃり

P「女の子ってすごいな」

春香「わ、私は多いかもしれませんけど、プロデューサーさんは少なすぎですよ! 折角のバイキングなんですよ?」

P「や、俺はそんなに甘いもの食べられないし……。欲しくなったら追加で取りに行くからさ」

春香「……………………ぉぉ」

P「何を、その手があったか、みたいな顔してるんだよ……」

春香「ぶー、いいじゃないですか! 女の子はあれもこれもと欲しくなっちゃうものなんです!」

P「そうみたいだな。それじゃいただきまーす」

春香「もう、適当にあしらわないでくださいよぅ!」



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 00:59:38.40 ID:efbN9nL70

P「……しかし、もしかすると早く出た方がいいかもしれないな」

春香「え、どうしてです?」

P「思ったより人が多いし。春香も少し名前が売れてきたところだからさ」

春香「名前が売れてきてると、ダメなんですか?」かくん

P「あー……。だって周り、若いカップルばかりだろ? 誤解されてもあれだしさ」

春香「……ぇ。うぇ、えぇぇぇ!?」

P「ちょ、声が大きいって!」

春香「わ、す、すみません……」

春香(で、でもそんな話をするってことは、プロデューサーさんは、そんな可能性もあるって思ってくれたってことで……?)

春香「えへ、えへへ……」

P「……なんでそんな嬉しそうなんだ」

春香「!!? わ、私今そんな顔してました……?」

P「おお、かなり」

春香「う、嬉しそうなんて、そんなっ……! ……そ、それよりほら、ケーキ食べましょうよ、ケーキっ!」

春香「ほら、これなんて美味しそうですよ!? これも、これもこれも、どうですかっ?」ほらほらっ!!」すっすっすっ

P「ちょ、待てはる、待って、もががっ」

春香「これもこれも、どんどん食べちゃいましょう、どんどん! ……えへへっ」

Case3.照れ隠し春香さん



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 01:03:40.54 ID:efbN9nL70

Case4.

春香「プロ」

春香「デュー」

春香「サー」

春香「さんっ♪」

P「おお、春香。どうかしたか?」

春香「今、ちょっとお話しできますか? ……もしかして、お仕事の邪魔しちゃいました?」

P「ん? んー……、いや、ちょうど休憩しようと思ってたところだから大丈夫だよ。どうしたんだ?」

春香「はいっ。あの、この前ケーキバイキングに連れて行っていただいたお礼に……これを」

P「?? お、クッキーか。この包装って……。もしかして」

春香「は、はいっ。手作りなんですけど……。もしよかったら、お礼に受け取ってくださいっ!」

P「そんな、たまたま貰った券だからお礼なんて気にしなくてよかったのに」

春香「そういう訳にはいきませんよ! プロデューサーさんが一緒で、とっても楽しかったですから」

P「……そっか。じゃあ、ありがたくいただくよ」

春香「わぁっ! ありがとうございます!」

P「何で渡す春香がお礼言ってるんだよ、逆だろ逆」

春香「わ、そうですねっ! えへへ、うっかりしてましたっ」



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 01:06:53.69 ID:efbN9nL70

P「それじゃ早速……」しゅる

春香「えっ」

P「?」

春香「い、今から、食べるんですか?」

P「うん。ちょうど一息つこうと思ってたから、丁度いいかなって。……ダメか?」

春香「ダメじゃ、ないですけど……。お、美味しくなかったらごめんなさいっ!」

P「あはは、そんな心配してないよ。それじゃ、一つ……。いただきます」

ぽりぽり

春香「……ど、どうですかっ?」どきどき

P「うん。美味しいよ」

春香「よ、良かったぁ……」

P「春香、お菓子作り得意って言ってたもんな。……うん、すごく甘くておいしい」

春香「えへへ……。甘いものは頭の回転にいいって聞いたので。お砂糖と蜂蜜たっぷり作っちゃいました」

P「なるほど、これ蜂蜜の甘さか。うん、疲れた体に染み込むよ」

春香「喜んでもらえて、良かったです!」



13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 01:09:08.88 ID:efbN9nL70

P「うん、この前のケーキバイキングより、春香のクッキーの方が美味しいかもしれないな」

春香「うぇぇっ!? それは言い過ぎですって!」

P「いやいや、そんなことないよ。ありがとう、春香」

春香「ど、どういたしましてっ? そうだ、私、何か飲み物でも淹れてきますねっ!」

ぱたぱたぱた

P「あ
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年03月03日 23:47
      • 春香さんは可愛い!

        心からそう思った。
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年03月04日 00:01
      • あざとい女なの

        ハニーにはもっとお似合いの女の子がいると思うな☆

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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