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【オカルト】死んでしまった人との最後の何気ないコミュニケーションpart2 てんこもり。


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【オカルト】死んでしまった人との最後の何気ないコミュニケーションpart2

17: あなたのうしろに名無しさんが・・・
もう10年以上前のことだけど。 
子供の頃、おばあちゃんがりんごの砂糖漬けを作ってくれて 
私はそれが大好きだった。 
おばあちゃんの家には毎年お正月とお盆にしか行かないのだけど、 
おばあちゃんは私の好物を覚えていて、いつもたくさん 
りんごの砂糖漬けを作って待っていてくれた。 
中学2年の時、 
おばあちゃんはいつものようにりんごの砂糖漬けを作ってくれたけど、 
私は全然食べなかった。 
ダイエットしてたから。凄く好きな男の子がいて痩せなきゃと思って。 
おばあちゃんはちょっと悲しそうな顔をした。 
でも私は頑として、一口も食べなかった。
おばあちゃんが倒れたのは1月4日だった。 
それから3日、7日の日に亡くなった。 
御葬式の時に母がおばあちゃんの家の冷蔵庫を整理していたら 
タッパーに入ったりんごの砂糖漬けが出て来た。 
レモンが沢山入っていて、未だ食べられるから家に持ち帰り、 
あんたの為に作ったものだからと母に勧められた。 
すごく美味しかった。 
食べながら、涙が止まらなかった。 
おばあちゃん美味しいよ、って、どうして言ってあげられなかったんだろう。 
きっと身体の具合が悪かったのに、お正月過ぎて倒れ、 
松が明けてから亡くなった思慮深いおばあちゃん。 
本当に、ごめんなさい。

20: あなたのうしろに名無しさんが・・・

10年位前、近所のおじいちゃんが亡くなった。
私は祖父母がいなかったのもあって
特に幼い頃このおじいちゃん家に行って遊んで貰ってた。
結局最期は病院で亡くなったんだけど
入院する前にバイト代で下着何枚かをあげたのよ。
そしたら体悪いのにわざわざお礼を言いに来てくれた
心配だからって母が送ってらっしゃいって
私もそう思って送って行ったら
じいちゃん家の前でじいちゃん何度もお辞儀するんだよ。
じゃあねって歩き出して振り返るとまだお辞儀してた。
じいちゃん離れてた家族とあんまりうまくいってなかった事とか思い出して
切なくなった。
それきりで次に会えたのは葬式だった。


30: あなたのうしろに名無しさんが・・・

俺の一番親しかった友人のうちの一人が18で去年の春に亡くなった。
そいつ(M)と俺ともう一人の友人(T)は中学の同級生で本当に中が良かった。
中2の時だけ3人バラバラのクラスになったものの遠足や修学旅行ではいつも
一緒に行動していたものだった。俺達はそれぞれ別々の高校に進学して、互いの
生活が忙しかったということもあり、なかなか顔を合わせる事ができずにいた。
だが高2の12月、友人Tから「高3で忙しくなる前にMも誘って1回遭おう」と
いうことになり、俺達は正月に横浜へ行くことにした。その時丁度俺は進路の事で親父と意見が合わず
にいつも喧嘩していた為、お袋から「最近のあんたの顔、人相悪いよ」と言われる
程の顔をしていた(らしい)ので友人達にもこの事を指摘されるのではないかと
内心不安だった。だが待ち合わせ場所の桜木町駅で俺を迎えてくれたMの言葉は
意外なものだった。「K(俺の名前)!お前、相変わらずだな。中学ン時その
まんまじゃねえかよ。」とMは俺に言った。この時の俺は中学の時とは異なり
髪もかなり伸ばしていた上に、服も中学当時のものとは全然感じの違うのを着て
いたからいくら元友人とはいえども直ぐには俺だと判るまいと思った。
更に目つきも当時悪かったと思うのでてっきり俺は「お前変わったな」と言われる
と思ったのだが意外だった。Mも「お前って変わんねえよな」と言ってくれて結構
嬉しかった。その日俺らは本当に楽しんだのを憶えている。3人で一緒に昼飯を
喰ったり、恥ずかしかったがプリクラを取ったり、みやげものを買ったり…


31: 30

30続き
とにかく会えなかった約3年分の思い出話とか、下らない話とかを話合った。
だが楽しかった時間は本当に直ぐに過ぎてしまうもので、あっと言う間に
もう帰らねばならない時間になってしまった。その時の別れ際に言った
言葉が俺とMが交わした最後の言葉になってしまうのだった。
俺「進路決まったら絶対また会おうな!」
M「ああ、勿論だぜ。じゃあ、ゴールデンウィークなんてどうだ?」
T「俺も賛成!イベントもあるしな…」
M「また連絡するかならな!」
Kが携帯を持っていなかったこともあり、それから殆どKとは連絡を取り合う
ことはなくなった。それから1年と2ヶ月後の去年の4月のある日、突然
TからMが亡くなったとの連絡が入った。死因は寝ている間に心臓麻痺に
なったということで、朝なかなか起きてこないMを不信に思った彼の母親
が様子を見に行ったらベッドの中で冷たくなっていたそうだ。
その時の俺は魂だけが抜けた様な感じになり、泣く事さえもできなかった。
告別式の会場へ行って漸くMがこの世からいなくなった事実を受け入れる
事ができた。そして漸く俺は涙を流した。それよりも何よりも俺はMの
弟さんのことが気掛かりでならない。その弟さんは現在小学校5年なの
だが、告別式ではまるで人形の様に椅子に座っていたからだ。泣く事さえ
もせずに生気の無い状態でぽかんと口を開けていただけだったから、余計に
気になる。


47: あなたのうしろに名無しさんが・・・

もう20年前の高校生の頃・・・
5月の土曜日、学校の帰り道でクラスメイトのとても明るい女の子が俺の前を歩いてた。
喋った事のある子ではなかったのだが振り向いた彼女は突然
「また月曜日会おうね。ばいば~い!!」
と言った。
その時は
「おぉ・・・」って気の無い返事をした記憶が鮮明に残っている。
月曜日に学校に行くと、その子が来ていない・・・
一時間目の授業の前に担任から訃報を聞いた。

もっと彼女と話をしたかった・・・
何であんなに気の無い返事をしてしまったんだろう・・・

彼女の事好きだったのに
振られるよりつらかったよ


48: あなたのうしろに名無しさんが・・・

>>47
> 「また月曜日会おうね。ばいば~い!!」
> と言った。
その時は、彼女まだ亡くなっていなかったのですか?


49: あなたのうしろに名無しさんが・・・

>>48
土曜日の夜中にバイクで・・・
ですのでその時は、現世で見た最後の笑顔です。
すごく悔みましたよ。
事故なんて、一秒の違いで無傷になる事もありますから・・・
あの時にもう数秒俺が引き止めれば、全てが変わっていたんじゃないかって
月曜日に「よぉ!!」って会えたのかもしれないって・・・


53: あなたのうしろに名無しさんが・・・

大学の時、友人が白血病で入院。
病院と大学は距離があったが
電話で時々会話していた。
ただ、日がたつにつれ彼の言葉に泣き言ばかり多くなり聞いてる俺も少々
うんざりしていた。そして俺は彼の病状を詳しく知らなかった。
(白血病と知ったのは死後)
今思えば俺はすごい冷たい事をしていた。死が避けられない状態の人間の
苦しみとか全然わからずに意味の無い会話ばかりしていた。

すまん・・・ごめん・・・見舞いも一度しか行ってない。
葬式の時はすごい雪だったな。


54: あなたのうしろに名無しさんが・・・

父親が死んだのは俺が大学3年の時だった。
夏休みで帰省中だったので家族と出来るだけ話そうとは思っていた。その日は近所を散歩したりして夕方を向かえ、
家に帰ると縁側で父がビールを飲んでいた。(当時父は既に定年後)
隣に座ると父は何の前触れもなく「俺も年をとったよなぁ?」と呟くような、俺に聞いてるような感じで言った。
俺は「なんだよ、いきなり」と言い、続けて「小学校の頃、夏休みはいつも白樺湖に日帰りで遊びに行ったじゃん
そんでいつも帰りにはモスバーガー買って車の中で食べながら帰ったの覚えてる?
でもある年から、あんただけモスの隣にあるおむすび屋かなんかの方が良いって言って
一人だけ違うの食べ出したんだよ、俺はそれを見たときさ
あぁ親父は年をとったんだな~ってなんとも言えん気持ちになったよ
だから今更、親父年とったな~なんて思わないけどね」(こんな説明的ではないがこのようなことを話した)
それを聞いて親父は「そんな昔から父親を年寄りだと思ってたのか、けしからんな」と笑った。
そして「まあ、そんな思いをさせてたとは知らんかったとは言え、悪いことをしたな」なんて言った。
普段は謝るような事を言わない親父が悪かったなんて言ったので俺は
「ははは、いいよそんなことあやまらなくても」とあたふたと応えた。


55: あなたのうしろに名無しさんが・・・

続き

それが面白かったのか父は笑って「じゃあ俺がいつ死んでももう覚悟は出来てるってことか」と冗談ぽく言ったので
「ああ、いつでもいいよ、準備OK。葬式は盛大に執り行ってやるよ」と冗談で返した。
「ああ、俺が死んだら葬式は盛大に頼むわ、あとくそ坊主のお経は要らんから式では映画音楽を流してくれ」
とか言いながら居間の方へ行った。久しぶりに冗談を言い合い少し嬉しくなった俺は夕食まで縁側でボーっとした。
夕食は珍しく会社から早く帰ってきた姉と父、母、俺の家族4人全員で食べた。

夕食後、父は風呂場で倒れそのまま帰らぬ人となった。
母と姉は団欒後の突然の事だったので大変慌てて、ずっと泣いていた。
俺は泣かなかった。もちろん悲しかったが、それと同じくらい夕方の会話が心の中にあった。

葬式は父の要望どおり映画音楽を流した。
お経は読んでもらったが。

夕方は黄昏時や逢魔ヶ時ともいうので幻だったのかも知れないが
なんてことは無いあのやり取りが、父との一番の思い出だ。


56: あなたのうしろに名無しさんが・・・

54-55
こういう言い方して良いのか分からないが、
良い別れ方だったんじゃないかなぁ。


57: 52

≫56
良い別れ方だったんじゃないかなぁ。
に同意。
いい思い出ばかりが頭から離れず…でも
彼を大好きなまま彼は消えた。


62: あなたのうしろに名無しさんが・・・

6年前に父親が亡くなりました(享年57歳)。

会社をリストラされたものの、
前に働いていた会社に就職が決まったんです。
入社して間もなく、四国方面に社員旅行へ出掛けることになりました。
社員旅行はもちろんのこと、飛行機に乗るのが初めてで
とてもウキウキしていたのがよくわかりました。

せっかく飛行機に乗るんだから、スーツを買おうという
ことになり、洋服の青山へ行きました
(父の仕事は職人っぽかったので、スーツを着ることはめったにない)。
その帰りに回転寿司を食べました。
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