【ガルパン】 みほ「大学生と交流試合ですか?」
- 2016年03月04日 23:40
- SS、ガールズ&パンツァー
- 0 コメント
- Tweet
・キャラの口調が怪しいです(特に劇場版)
・戦車知識がないので試合の説明が割りとクソです
杏「うん。大会前だから参加校同士の試合は禁止されててね」
杏「本当は聖グロあたりにお願いしたかったんだけどねえ。戦車8輌用意してる間に大会準備期間に入っちゃったよ」
みほ「…流石に実力差が」
杏「う~ん、まあ勝てないよねえ」
杏「でも大会優勝するには、ここで善戦できるぐらいじゃないとムリだろうね」
みほ「そうですね。それにここでみんなが戦闘を体験するのと、会長が隊長として信頼得ることは重要です」
杏「ん?隊長は西住ちゃんだよ」
みほ「へ?」
杏「頑張ってね~」
みほ「えええー!?」
杏「(西住流って名前はみんなを少しでも安心させられる。西住ちゃんには悪いけど、少しでも可能性を上げないと)」
ルミ「ええ。高校生ですが西住流が出ると言っていたのでokしました」
メグミ「ってことは黒森峰?」
ルミ「いや、西住流の妹は転校していてな。大洗とかいう高校だ」
アズミ「あら、去年の試合のせいかしら。かわいそう」
ルミ「そういうわけでもないらしい。連絡してきた向こうの会長が言うには、西住流を越えるためとかなんとか」
メグミ「それで無名校でチームから新設?気合入ってるのね」
愛里寿「(三人は大真面目に話してるけど、本当かな?)」
ルミ「相手は8輌しかないらしいですよ?」
メグミ「少数精鋭かあ。強くて新しい戦車ばっかりなのかも」
アズミ「新設って言うくらいだからそうかもね」
愛里寿「(ホントにそうかなあ?なんとか集めた8輌って気がするけど)」
愛里寿「一応、高校大会のルールの沿って10輌で行く」
アズミ「カールはどうします?たしか許可が出てた気が」
愛里寿「カールは置いていく」
愛里寿「(輸送費と時間がかかりすぎるし)」
ミミミ「了解!」
沙織「そこって強いの?」
優花里「強いなんてもんじゃありませんよ!社会人チームにすら勝利するチームですよ!!」
沙織「じゃあ、プラウダとか黒森峰ってとこより強いってこと?」
優花里「一概には言えませんが、そうですね練度は明らかに高いかと」
麻子「じゃあ無理だな。早起きより無理だ、いややっぱ早起きの方が無理だ」
華「ですが、大会前に色々教わることも多いと思います」
みほ「うん。勝つつもりで挑むけど、みんなには楽しんで欲しいな」
優花里「そうですね。それが一番です」
柚子「うちより2輌も多い……」ズーン
杏「フラッグ戦だから勝ち目はあると思うけどねえ。向こうがくれた情報だと、フラッグは……センチュリオンかあ」アチャア
桃「どうやら本気のようですね」
桃「(センチュリオンって何だろう)」アセアセ
ねこにゃー「き、緊張するう」アワワ
ナカジマ「いやー、レース前の調整は楽しいねえ」
そど子「ちょっと!?冷泉さん、ちゃんと起きなさいよ!」
澤「でさー。うんうん、そうそう。アハハ」
典子「バレー部復活のために!」
カエサル「思い出すな、あの戦いを。……。それだ!」
杏「あちゃー。浮き足立ってるっていうかなんというか。緊張感がないねえ」
みほ「初めてですから仕方ありません。今はやれることをやるだけです!」
杏「頼もしいねえ。…ありがとね西住ちゃん」ボソッ
みほ「え?」
杏「なんでもないよ。頑張ろうね!」
みほ「はい!」
みほ「(アリクイさんチームはアニメの絵。レオポンチームはレースカーみたいに企業名ステッカー。カモさんチームは車体に校則をぎっちり書こうとしてたし)」
みほ「(他のチームも凄い案を持ってきて……)」
みほ「(ホントに良かった)」フゥ
アズミ「流石は西住流のチームね。良いリラックス具合だわ」
メグミ「意外な戦車のラインナップだったけど、自信があるのね」
ミミミ「(相手の隊長なんて胸をなでおろしてるし……)」
愛里寿「(みんなが言うからそんな気がしてきたなあ。私が隊長だから舐められたりしてるのかな?)」
愛里寿「(多少は指導的な戦いをするつもりだったけど、本気でいいのかも)」
愛里寿「作戦としては、こちらから敵を攻めていく速攻でいく」
ルミ「(練度を探るつもりか。大胆かつ慎重な良い作戦だ)」
アズミ「分かりました」
愛里寿「敵はきっと素早く地の利を奪おうとするはず。だからこのAポイントを囲むように強襲する」
ミミミ「了解!」
「「よろしくお願いします」」
ウサギ「えーっと前進はこうやって……あれ?」ウゴキマセーン!
アリクイ「ギアが…ギアが入らないー!」モットチカラガアレバー
カモ「大洗の校庭と違って走りづらい~」ユーレールー
麻子「おいおい。全然付いてこないじゃないか。Aポイントまで急いで行くんだろう?」
みほ「そうですね。河嶋さんの考えた作戦は現時刻をもって破棄。これからのろのろ作戦を開始します」
桃「なにぃ!?」
杏「いやいや、私たちの練度じゃそもそも10分でA地点まで行くとか無理だから」
桃「しかし!」グスッ
柚子「桃ちゃんが頑張って本読んで勉強したのは知ってるけど、やっぱ無理だよ~」ワー
ルミ「……居ませんね」
アズミ「流石、新生西住流。定石通りにはいかないわねえ」
メグミ「隊長が読みをハズすなんていつ以来だろ?」
愛里寿「(ここに0輌……。ということは、この奥で足を止めて打ち合う気?すごい自信)」
愛里寿「作戦を変える。2輌に偵察させつつ微速で進軍」
大学選抜偵察車2「それにしても、高校生もなかなかやるわねえ」
大学選抜偵察車「そろそろ敵のスタート地点よ。道が開けるからさらにスピード上げてくわよ!」
大学選抜偵察車2「りょーかい、りょーかい」
大学選抜偵察車「ん?え!?なんで敵全車両こんな所(大洗開始地点)に居るの!?」ワワワ
大学選抜偵察車2「ちょっと!私たち前出過ぎてる!バックバック」キュウニソンナ。ム、ムリデスヨー
みほ「敵発見!撃て」
シュポ。2輌走行不能。大学選抜チーム残り8輌。
優花里「西住殿?いまのは?」
みほ「う~ん。相手はどうも私たちを過大評価し過ぎてるみたい」
優花里「ははあ。ここで動けずに居たことが敵にとって奇襲になったということですか」
みほ「うん。交戦準備も出来てなかったみたいだし、私たちがもっと奥で構えてると思ってたんじゃないかな」
麻子「だがこれで位置がバレたから移動しないとな」
沙織「麻子の運転相談のおかげでみんなちゃんと走れるってー!」
みほ「分かりました。それではゆっくりと進んで脇の茂みに隠れましょう」
愛里寿「(交戦するなって言ったのが仇になった…。それにしてもこの位置)」
メグミ「敵の動きが鈍すぎる…?きっと何かの罠ね」
アズミ「スタックとかもしれないわよ?」
ルミ「敵には素早い整備ができる部隊もいた。スタックとかならもっと早く解決させているはずだ。……もしや別働隊では?」
愛里寿「!」
愛里寿「(まずい!こちらに誘いを掛けつつ、高速で周りこむ別働隊で挟撃するつもりだ!)」
愛里寿「今から高速で接敵する。挟撃される前に敵本体を叩く!」
愛里寿「(まさか、沼地を突破しようとするなんて。でもまだ時間はかかるはず)」
岩岩岩岩岩岩岩木木木木木
T T T T T T T T(大洗戦車8輌待ち伏せ)木木
草木草木草木草木
道道道道道道
草木草木草木草木
沼地沼地沼地沼地
(→が予想敵進路)
みほ「はい。今はこうして待ち伏せしましょう。少なくも囲まれることはありませんから」
みほ「(バレバレな潜伏だけど。今、ムリに走らせたら苦手意識を持たせちゃう)」
みほ「(ここで上手く敵から逃げ切って、みんなに自信を持たせてあげたい)」
みほ「(少し卑怯だけど煙幕を張れば、大学選抜チームでもなんとか)」
みほ「(ここから市街地まで逃げられるかが1つの勝負どころ……)」
ルミ「隊長!ここで待ち伏せが行われる可能性は低いかと」
愛里寿「?」
ルミ「この地形では陣形を広げて囲んだりするのが困難です。敵から逃げやすいという利点はありますが、わざわざ逃げるためだけに待ち伏せするはずがありません」
愛里寿「(確かに、そうかもしれない)」
ルミ「今は敵本隊が構えている(予想)奥へ急ぎましょう!」
愛里寿「(たとえ2~3輌が潜んでいても、たいした被害は
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
LINE読者登録QRコード
スポンサードリンク