ロイターは3日(現地時間)、米アマゾンが提供するタブレット端末「Fire」の最新OSにおいて、端末情報の暗号化サポートを停止していたと報じました。
暗号化のサポートが停止されたOSのバージョンについては明らかになっていませんが、同社の広報担当者が昨年秋頃から停止したと発言していることから「Fire OS 5」のいずれかのバージョンから停止されていたものと思われます。
スマートフォンやタブレット端末は、個人情報の塊といっても過言ではなく、セキュリティ対策は必須とも言えます。同社は「暗号化機能を利用する顧客がほとんどいなかった」と説明していますが、通信販売やクラウドサービスなどでも個人情報を扱う、同社のセキュリティ管理についても疑問を持たざるを終えません。
プライバシー擁護団体や一部ユーザーは同社の対応について批難しており、今後の対応が注目されます。
[ロイター]
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