バターを一瞬で温めてスプレーできる器具、Kickstarterで資金募集中
一家に一台必需品になる予感。
パンやコーン、じゃがいもはもちろんですが、炊きたてご飯や温野菜、焼きりんごなどなど、いろんな食べ物がバターと一緒だとおいしくなります。でもバターってどんなに常温保存しろって言われてもやっぱり冷蔵庫に入れてあるので、食べたい瞬間するするとは塗れないのが難点です。
でも、固形のバターを差し込むとすぐスプレー状にしてくれる夢のキッチンガジェット、Biem Butter Sprayerが登場しました。これまでもスプレー状のマーガリンはありましたが、バター好きにとってはマーガリンじゃ物足りなかったです。
使い方は、スティック状のバターをBiem(「ビーム」と発音)本体に差し込むだけ。内蔵のモーションセンサーが動きを検知して、人が手に持ったときだけヒーターがオンになります。そうすることで、ユーザーがBiemを手に持ってから数秒で、必要な量のバターだけが約35度に温まります。
ボタンを押すとノズルを向けた方向にバターを吹き付けられますが、仕組みはシンプルなエアポンプで、よくわからない化学物質とか、しょっちゅう交換が必要な二酸化炭素カートリッジとかは使われていません。また油ものは洗うのが大変そうな気がしますが、Biēmは洗剤と水を入れてボタンを押すだけで洗えます。しかもバターを入れたまま冷蔵庫で保存できるので、使うたびにバターを出し入れしたりする必要はありません。そのへんの使い勝手は、下の動画でイメージがつかめます。
Biemは現在Kickstarterで資金募集中ですが、目標額の4万2000ドル(約480万円)はすでに超え、現時点では8万1000ドル(約920万円)以上が集まっています。強いて欠点をあげるなら、Kickstarterで早期に出資してEarly Birdが適用される価格でも、99ドル(約1万1000円)、Early Birdじゃない場合は129ドル(≒1万5000円)とやや高額なことでしょうか。1万円以上するバタースプレー器が高いか安いかは人それぞれですが、計画通り商品が届かなかった場合のショックは大きそうです。
でも考案者のダグ・フォアマンさんにはすでにいくつも他の商品を世に出してきた実績があります。しかもBiemの開発にはこれまで2年間もかかっていて、今年9月の出荷目標までには完成できてもよさそうです。朝食の風景がこれで変わっていく、かもしれませんね。
source: Kickstarter - Biem Butter Sprayer
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(miho)
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