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こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2016年03月03日 01:29
■体験談

子供の時は肥満でスクールカースト最下層。
大学に入って甘いモノだらけのデブ養成所の実家を脱出して独り暮らしを始めたら人並みに痩せた。
痩せて街を歩いていたらモデル事務所の人にスカウトされた。
浮かれて話を聞いて事務所に行ってしまった。
化粧の仕方を教えてもらったら薄味の私の顔が別人の様になった。
服のセンスも指導された。ダイエット方法も指導された。
見る見る自分が変わって言ってモテ期が来た。
スーパーのチラシだけどモデルもした。
けれどもプロになるにはレッスンが必要で○百万円必要と言われた時に目が覚めた。






それから事務所に近づかないようにしていたら、お前をデビューさせるのに幾ら使ったと思ってるんだ？
指導料払え！ジムの使用料払え！愛人になるか？ビデオに出演するか？と脅された。
叔父が弁護士だったので助けてを求め、叔父が話をつけてくれて解放された。
引っ越しして事務所の近辺には二度と近づかなくなったが、それ以来水商売っぽい男は恐怖の対象になった。

中学時代の同窓会に出席した。
居酒屋での二次会、昔は私の事を完全無視だったウェ～イな人達に囲まれた。
しかし彼等の茶髪が私のトラウマを刺激し本当に勘弁して欲しかった。
その居酒屋内には店内トイレがなく店外に行くフリをして茶髪達から逃げ通路で一息ついた。


その同窓会で私の旦那も同じような体験をしてた。
高校生ぐらいまでアトピーだったので女子から人気はなかった。
原因はカビアレルギーで実家の築40年の木造住宅を出てワンルームで独り暮らしを始めたら治った。
アトピーが治って初めて出来た彼女が夏休みに実家に帰った時にアトピー再発（その時はアレルゲンがカビだと知らなかった）したのを見て逃げられたのがトラウマになってるらしい。
人並み以上に稼ぎ子煩悩で家事も協力的でルックスも上の中か下ぐらいでアレルゲンを恐れ部屋を常にピカピカにしていなと気が済まない以外は非の打ち所がない誰もが羨む旦那様なのに自己評価は低い。
同窓会の二次会で昔は全く相手をしてくれなかった女の子達に囲まれてトラウマを刺激され通路に逃げてきた。

旦那と私は中学時代は昼休みに図書室に籠るハミ子仲間で顔見知りだった。
お互いにSF小説が好きでアシモフとかクラークの本を読み漁っていた。
その本、いつ返す予定か？ぐらいの会話しかしたことがなく仲が良かったわけではない。
しかし通路で顔を合わせた時、以心伝心で相変らず昔みたいにハミ子仲間やね～と御互いに思った。
リア充ノリが苦手なこと、ルックスが変わったら態度をガラっと変える人が苦手なこと、昔読んだSFのことなど共通点が多くて話が盛り上がり、半年後に結納して1年後に結婚した。

でもね。
ルックス変わったら態度を変える人って信用できないって言うけど、旦那が昔のルックスのままだったら、あの通路で意を決して話しかけなかったのが私の本音だと思う。
旦那のほうも私がデブのままだったら声かけなかったと思う。
と言うのも旦那は酔っぱらったら、女の魅力は胸でも尻でもない！薄い脂肪からうっすら浮き出た腹筋だ！！でもバキバキに割れた男みたいな腹筋はダメ！おまえの腹筋は最高！！って熱く語る腹筋フェチだから。


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