中国のマイクロブログWeibo上に3日(現地時間)、台湾HTC製の次世代「Nexus」スマートフォンに、感圧タッチ検知技術が実装されるとの情報がリークされました。
今回情報をリークした内部筋によると、HTCが開発および製造を担当する次世代Nexusスマートフォンに、米アップルの「iPhone 6s」シリーズに実装されている感圧タッチ検知技術「3D Touch」と同様の機能が採用される見込みとのことです。
また今回、将来のAndroid OSにおいて、この感圧タッチ検知技術がシステムに組み込まれた機能として標準化される可能性も指摘されました。
既にAndroid OSプラットフォームにおいては、中国ファーウェイの「Huawei Mate S」など一部の端末において同技術が実現されていますが(過去記事)、仮にOS標準の機能として実装されるのであれば、一気に普及されることが予測されます。
米Synapticsの感圧タッチ検知技術「ClearForce」のデモ映像
現時点では感圧タッチ検知技術に対応するアプリの数などは、全体から見ればまだ少数派であり、その機能性も限定的と言えるように思われます。
普及が進むことによってアプリ開発における競争が加速および複雑化され、結果として今以上にスマートフォンの利便性が向上することに期待したいところです。
なお過去には、3D Touchのような機能が2016年内に広く普及する可能性も指摘されていますが(過去記事)、残念ながら今年のCES 2016およびMWC 2016において同機能を実装した端末は登場しませんでした。
[Weibo via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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