モバP「楓さんも怒ったりするんですか?」
無償ジュエル10連でSSR楓さんが遊びにいらしてくださいました
女神様への感謝奉納用SSだよ
楓「えっ?」
P「あ、いえ、ふと思っただけなんですが」
楓「怒る……」
P「そういえば見た事無いかもしれないな、と思いまして」
楓「うーん……確かに、最近は怒った記憶がありませんね」
P「どんな時に怒るんですか?」
楓「そうですね……ええと……」
P「はい」
楓「…………例えば。お風呂を覗かれたりしたら、流石に怒るかもしれませんね」
P「…………あっ」
楓「プロデューサー」
P「はい」
楓「そういえば。スカウトされた時の話ですけれど。プロデューサー、覗」
P「申し訳ありませんでした……誠に……申し開きも無く……」
楓「……」
P「……」
楓「まぁ、過ぎた話ですから」
P「すみません」
楓「周りのみなさんは良い方ばかりですから。怒る機会がありませんよ」
P「楓さんもとても良い方ですよ」
楓「ふふっ、ありがとうございます」
P「……」
楓「プロデューサー?」
P「あ、はい」
楓「どうしたんですか?」
P「いえ、ええと」
楓「?」
P「……ちょっと、楓さんの怒ったところが見てみたいな、と思っただけで」
楓「……」
P「いえ、本当に思っただけですから」
楓「私は今、とても怒っています」
P「えっ」
楓「高垣楓、ぷんぷんです。おこです。」
P「……」
楓「こらっ。ダメですよ、プロデューサー……めっ」
P「……」
楓「……」
P「楓さん」
楓「はい」
P「その、非常に素晴らしいのは確かなんですが、何か違うような気もします」
楓「すみません」
P「いえ」
楓「じゃあ、プロデューサーが私を怒らせてはどうでしょう」
P「えっ」
楓「見たいのでしたら、私も協力したいですから」
P「いえ、しかし」
楓「さっき、見たいって言ってませんでしたか?」
P「その、まぁ」
楓「じゃあ、やってみましょう」
P「……」
楓「……」
P「……楓さんの、ばーか」
楓「……」
P「……」
楓「プロデューサー」
P「怒りましたか」
楓「今度、私と一緒にレッスン受けましょう」
P「俺、そんなに見込みありですか」
楓「いえ、逆です」
P「しかし、怒らせると言われても…………あ」
楓「?」
P「流石にこれなら怒るでしょう……楓さん」
楓「はい」
P「楓さん、お幾つですか?」
楓「そろそろ27になります」
P「……」
楓「……」
P「……そうでしたね」
楓「はい。事務所の公式サイトにも載っていますね」
P「載ってましたね」
楓「はい」
P「……あ、楓さん。そういえば」
楓「何でしょう」
P「誕生日プレゼント、ちゃんと用意してますから。楽しみにしててくださいね」
楓「あら……ふふっ、はい♪」
P「……いえ、そうではなくてですね」
楓「そうでしたね」
P「もっとこう、怒るような……あ」
楓「思い付いたみたいですね」
P「いや、しかし流石にこれは……もうセクハラの域に」
楓「怒りそうじゃないですか」
P「でも」
楓「まぁまぁ」
P「……楓さん」
楓「はい」
P「スリーサイズ、教えてください」
楓「81、57、83です」
P「……」
楓「……」
P「そうでしたね」
楓「はい。事務所の公式サイトにも載っていますね」
P「載ってましたね」
楓「はい。あ、そういえばプロデューサー」
P「なんでしょう」
楓「バスト、ほんの少しだけど大きくなりました」
P「…………そう、ですか」
楓「はい」
P「……そうですか」
楓「はい」
P「分かりました。これだけはすまいと思ってましたが、仕方ありません」
楓「おお」
P「楓さん」
楓「はい」
P「体重は、どのくらいで?」
楓「……」
P「……」
楓「……は、さっ、流石に恥ずかしいで、す……」
P「あ、その、ごめんなさい」
楓「……」
P「……」
楓「…………内緒、ですからね?」
P「え? あ、耳、はい」
楓「…………ぐらい……です」
P「……は、えっ?」
楓「最近はその、少し、お腹が」
P「え、いやいや171でしょう何ですそれ羽か何かですか。きちんと食べてますか」
楓「え、はい」
P「美味しいお店教えますから幾らでも奢りますから、お願いします死なないで」
楓「えっと、はい。死にません」
P「お願いします」
P「なら、頑張って楓さんを馬鹿にします」
楓「はい」
P「楓さんの……」
楓「……」
P「楓さんの……」
楓「……」
P「…………」
楓「……」
P「すみません、ちょっとけなす点が見つからないです」
楓「優しいですね、プロデューサー」
P「楓さんには負けます」
楓「ふふっ」
P「分かりました。俺の負けです」
楓「よく分かりませんが勝っちゃいました」
P「いつか怒らせてみます」
楓「ふふっ、じゃあ、勝ったご褒美が欲しいですね」
P「え? うーん……」
楓「あっ! 美味しいお店で、奢ってくれるのなんて良いかもしれませんね♪」
P「あ、楓さん。それなんですが、今後は控えましょう」
楓「…………えっ?」
P「二人でお酒を飲んだりするのは、そろそろ」
楓「え…………」
P「楓さんは今や事務所の看板を背負う大人気アイドルになりました」
楓「…………」
P「そんなアイドルが、その、男と二人きりで飲むのは、非常によろしくないので」
楓「……あ…………」
P「俺も残念ですが……妙な記事など書かれては事務所にも影響が出てしまいます」
楓「……」
P「あ! お一人とか、アイドルのみんなと一緒に飲む分には何も問題ありませんから! 安心してください」
楓「……」
P「流石にお酒禁止なんて言われたら、幾ら楓さんでも怒りますよね、それこそ。ははは」
楓「……」
楓「……………………」
P「…………」
肇「あの、プロデューサーさん」
P「…………え、ああ、肇か……元気でやってるか?」
肇「はい。おかげ様で、とても楽しく」
P「そうか……アイツも口数は少ないけど良いやつだから、一緒に頑張ってな」
肇「はい。いえあの、私の話はいいのですが、プロデューサーさんはどうされたんですか」
P「……どうって、何が」
肇「私の目には今にも死んでしまいそうな様子に見えます」
P「仕事ならほら、ちゃんと出来てるし」
肇「その点この事務所の人たちは皆さん本当に凄いですよね」
P「だから別に俺はどうもして」
肇「楓さん、こんな事を言っていますけど」
P「……! あ、楓さん! 別に俺は」
肇「嘘です」
P「……」
肇「……」
P「別に、どうもしてないから」
肇「奈緒さんでも、もう少しましな嘘をつけますよ」
肇「楓さんと何かあったんですね」
P「何で楓さんに限定するんだ」
肇「あなたをここまで左右出来るのは、昔から楓さんだけです」
P「そんな俺を楓さん馬鹿みたいな」
肇「…………」
P「どうした?」
肇「いえ、別に」
P「……分かったよ。そうだよ、楓さんだ」
肇「まさかとは思いますが……喧嘩でもされたんですか」
P「いや、喧嘩と言うか……楓さんに嫌われたかもしれない」
肇「…………?」
P「いや、何言ってるんだコイツみたいな目で見られても」
肇「何言ってるんですかあなたは」
P「言われた」
肇「有り得ないですよ、だって楓さんは……」
P「だって?」
肇「…………いえ、うん。有り得るかもしれません」
P「どっちなんだ」
肇「胸に手を当ててよく考えてください」
P「肇が厳しい」
肇「それで、具体的には」
P「楓さんを怒らせちゃったらしくて……ほとんど口を聞いてくれなくなった」
肇「怒る……?」
P「ああ」
肇「優しさがお洒落してモデル歩きしてるような楓さんが」
P「多分」
肇「嘘はよくないです」
P「いや、嘘じゃないんだけども」
楓「……おはようございます」
P「あ、おっ、おはようございます楓さん!」
肇「……」
P「今日はですね」
楓「11時にiテレスタジオで収録。15時からKANTO-FMで打ち合わせですね」
P「…………あっ、はい」
楓「準備してきます」
P「はい……」
肇「……」
P「……」
肇「分かりました。夢です」
P「残念ながら寝ても覚めなかったんだ」
コメント一覧
-
- 2016年03月05日 23:04
- 評価します
-
- 2016年03月05日 23:08
- 夕美ちゃん早よ
早よ(血眼)
-
- 2016年03月05日 23:16
- 俺も無償10連1発で楓さんが来たぞ
普通に目を疑ったわ
-
- 2016年03月05日 23:18
- 宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
-
- 2016年03月05日 23:20
- 楓さんSSR持ってること羨ましい
-
- 2016年03月05日 23:24
- >>無償ジュエル10連でSSR楓さんが遊びにいらしてくださいました
浜田「シねばいいのに」
ホント羨ましいよ~
こいかぜも早く来るといいね
-
- 2016年03月05日 23:25
- >>3よ
俺は10連10回引いて出なかったぞ
-
- 2016年03月05日 23:28
- 全く、めんどくさい25歳ですね。
Pさんには12歳でもしっかりしているわた橘さんがお似合いですよ、はい論破。
-
- 2016年03月05日 23:28
- 最後のアーニャに草
-
- 2016年03月05日 23:32
- アーニャがナチュラルに日本語話すレベルかwww
-
- 2016年03月05日 23:35
- 「アルコールは脳細胞を破壊する。この業界で長くやっていきたいのなら控えるべきだ。」
-
- 2016年03月05日 23:41
- あんたん死すべし慈悲はない
-
- 2016年03月05日 23:49
- 無償10連まで読んで憤死した