9194510気づいたら、NHKの大河ドラマ「真田丸」をずっと見ている。これは三谷幸喜脚本に、まんまと乗せられているのかも知れない。冷静に見ると、時代劇の文法を無視している演出が多く、イラつくこともあるが、気づくとテレビの前にいるんだよね・・・



突っ込みどころは満載だ。逆に茶の間いる家族同士で、「あ~たら、こうたら」言えていいのかも知れない。女優陣は、ぎゃあぎゃあ、うるさいのが多い。逆に渋くまとめているのが男優陣だ。これでバランスを取っているのだろう。



俳優の演技で一番光るのは、やはり草刈正雄だ。ほかギャグを言わない大泉洋と、ほとんどセリフのない忍者役の藤井隆が、存在感があっていい。寺島進も山賊みたいで、迫力あるし、明智光秀役に公家顔の岩下尚史を抜擢したのも、ナイスキャスティングだった。今後、話題の桂文枝も出ます。枯れた演技が楽しみです。



「真田丸」は素材そのものがいい。戦国の英雄も総出演ゆえ、普通に作っていれば絶対コケない。当たり前の演出からちょっとズレているから、それが心配だけど。あまりはしゃいだ演出をしないように、お願いしたいですね・・・

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(source: 日刊SPA! - NHK大河ドラマ『真田丸』が絶対にコケないワケ

5分で分かる真田丸~第8回「調略」~