ロッキード・マーティン社が作った巨大サウンドシステム、音楽を聞くためではなくて…
ロッキード社ですから、やはり宇宙関連の何か。
画像を見れば、このサウンドシステムがどれだけ巨大かわかるでしょう。ドームコンサートにも十分だろうこのシステム、残念ながら音楽とは無縁の仕事をします。これがあるのは、ロッキード・マーティン社のWaterton Reverberant Acoustic研究所。幾重にも重なるスピーカーは、150デシベルもの音を発することができます。150デシベルなんてとんでもない大きさです。耳元で銃を発砲するレベル、またはジェットエンジン最出力を30mほどの距離で聞くようなものです。
コンサートするわけでもなく、そんな大きな音を出すスピーカーで何するのかといいますと…、再現するのです、ロケット打ち上げの音を。遊びで再現するわけではありません。打ち上げ時の爆音を再現することで、その振動に機体が耐えうるかどうかをテストするためのものです。超巨大スピーカーシステムですが、移動可能。
いろんなテストがあるもんですね。
image by Dusty Volkel/Lockheed Martin/NASA
Attila Nagy - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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