アフリカの大学で処女の大学生に「奨学金」が提供されるというシステムが話題
となっています。
画像:【アフリカの女子大学生】
http://vocnewsonline.com/south-africa-offers-study-grants-for-virgin-girls/
10日、海外メディアなどで報じられた内容。
南アフリカのワズール・ナタール州ウトゥケラにある大学ではこの度、女子学生が処女のまま、学校
を卒業することを奨励する「処女奨学金」制度を設置。
広報担当者によると、設置目的は
「少女たちが純潔を守り、性的行為から身を遠ざけ、学業に集中する」
とのこと。
授与するためには、定期的な身体検査が条件となっており、処女でなくなった時点で打ち切られる
というもの。
しかし、この制度に対し、野党や人権擁護団体などからは
「女性差別だ。
処女かどうかの検査を受けさせるなんて少女たちの権利の侵害と憲法違反」
との声も挙がっています。
画像:【抗議団体】
http://www.afrizap.com/en/sa-mayor
一方、奨学金制度を受けている学生は
「尊厳を守れるので気にしていない」
と語っており、
画像:【処女奨学金を受けている学生】
http://www.okayafrica.com/news/south-africa-scholarship-for-virgins-maidens-bursary-award/
同区の市長もこの制度を奨励しており、奨学金の資金は税金から支出されています。
その背景には、同州で2012年から実施された調査で26000人の赤ん坊の母親の年齢が15~
19才と10代での妊娠・出産が目立つことや、エイズ感染のリスク、年上男性と愛人関係になる
若者の増加なども指摘されています。
意見が分かれるところですが、地域性もあるようですね。