KDDIは10日、ケーブルテレビ(CATV)提供事業者と連携し、電気サービス「ケーブルプラスでんき」の提供を開始すると発表しました。
サービスの開始は2016年4月1日。提携するCATV事業者を通じて提供し、電気使用量や電気料金をスマートフォンやPCで確認できる専用サイトも開設する予定で、セット割などの割引プランの提供も検討しているとのことです。
現在の所、愛知県のケーブルテレビ事業者CACのみが提携先として記載されており、当初のサービス提供地域も「半田市、阿久比町、武豊町の一部」と非常に狭い範囲でのサービス開始となりそうです。
電力の小売自由化を巡っては、ソフトバンクが「ソフトバンクでんき」として参入を発表していますが、NTTドコモからは未だ電力小売事業への参入は発表されていません。
ソフトバンクでんきでは、電気消費量が多い家庭で料金の割引が期待できる反面、電気消費量が少ない家庭ではさほど割引は期待できないとみられています。KDDIがケーブルプラスでんきでソフトバンクでんきとどのように対抗していくのかが注目されます。電力小売でも “サービスの横並び” と指摘されてしまうことにならないよう、両社色を出し始めているようです。
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