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持ち込んだものも焼いて食べられるオープンマインドな焼肉屋にいってきました。
大阪市の鶴橋市場に、買った商品を店内で勝手に焼くスタイルのお肉屋さんがあるそうだ。それだけでも十分楽しそうだが、さらにうれしいのが「食べ物の持ち込みOK」な点である。
旅先の市場で買った新鮮な魚や貝を自由に焼けるフリースタイル焼肉、まさにパラダイスでした。 持ち込みのできる焼肉屋を求めて鶴橋市場へ食べることや料理が好きな人であれば、旅先で地元の食材が並ぶ市場を巡ることの楽しさは、もう説明するまでもないだろう。
ただ問題は、買っても食べようがないことだ。ホテルに持って帰っても調理はできないし、自宅に送っては鮮度が落ちる。 案内してくれたのは大阪在住のスズキナオさん(左側)。「スズキナオ」でサイト内検索すると関連記事がたくさん出てくるよ。
最近はそんな観光客のニーズに答えて、その場で食べられるメニューを出す店も増えたが、味わえる食材は限られている。今ここでこいつを焼いて食べられたらどんなに幸せだろうかと、何度唇を噛んだやら。
だが鶴橋市場にある肉屋は、そんな我々の夢を叶えてくれた。店内に焼けるスペースを設けて、なんと持ち込み可の焼肉屋としてくれたのだ! 鶴橋は初めて来たけれど、東京でいえば上野・御徒町あたりをギュッと濃縮した雰囲気の街でした。
コリアンタウンなので焼肉屋や韓国の食材が並ぶ店が多数。胃袋の予備が欲しくなる街だ。
まずは店のシステムを確認しよう市場で買ったものを焼いて食べたい。そんな旅人の小さな夢を叶えてくれるのは、浅間農場という焼肉屋さん。ありがとう、浅間農場。
店長に話を聞いたところ、開店当初は普通のお肉屋さんとしてやっていたが、3か月で店内にガスコンロを備えた「勝手に焼肉」スタイルの店へとリニューアル。 その際にお客さんからの要望を踏まえて、食材の持ち込み可という大胆なシステムを導入したそうだ。「こういう店が欲しかった!」と、たくさんの人が膝を叩いたに違いない。 ここが「勝手に焼肉」の浅間農場。「勝手に焼き魚」もできるのだ。
店長の佐々木さん。楽しませていただきます!
持ち込みをする場合、鉄板代として800円掛かるのだが、これは1人あたりの会計が1,000円を超えれば不要となる。普通に肉とドリンクを注文すれば1,000円は超えるので、実質ゼロ円と考えていいだろう。事実上のゼロ円。
元々が肉屋なので肉の持ち込みはNGとか、時間制限があるとか、ルールはいくつかあるのだが、その辺は特に気にならないと思う。 ほらほらほら、市場で買った魚介類を焼いてもOKという夢のルールだよ!
最初に1,000円分の肉やドリンクを注文すれば鉄板代は無料になる。制限時間があるので、さっさと食べてさっと帰ろう。
「無断駐車したら罰金3万円」みたいなルール。肉とドリンクの持ち込みは遠慮してや〜。
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